のんびり、ホンワカを楽しみに燕岳と蛙岩へ


- GPS
- 30:47
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,850m
- 下り
- 1,846m
コースタイム
6:30中房温泉登山口-7:00~09第1ベンチ-7:34第2ベンチ-8:12~30第3ベンチ
-9:07富士見ベンチ-9:45~10:12合戦小屋-11:02合戦沢ノ頭-11:56~12:45燕山荘
-13:17~13:35燕岳-14:12燕山荘
4月28日
7:05燕山荘-7:45~8:15蛙岩-8:50~9:23燕山荘-9:48~58合戦沢ノ頭
-10:10~10:21合戦小屋-10:37富士見ベンチ-10:56第3ベンチ-11:27第2ベンチ
-11:52~12:05第1ベンチ-12:35中房温泉登山口
天候 | 27日:晴れ 28日:曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
柏矢町交差点を右折して国道147号線を北進。 穂高駅入口交差点を左折し、右手に「依田印房」のある信号のない交差点を右折して 県道308号線を西進。 ここも信号のない交差点を右折して県道25号線を北進。 宮城交差点を左折して県道327号線を西進。 終点の中房温泉手前に3ヶ所の無料駐車場があります。かなり早い時間から満車となる時も ありますので、その時は安曇野市内数か所にある登山者用無料駐車場に車を止め、中房温泉 行き定期バス、タクシーなどの公共交通機関を利用することになります。 アクセスする道路には、雪はまったくありません。 ※5月3日の土砂崩落のため通行に規制がはいっているようですので、アクセスを予定 されている方は、燕山荘のHPを確認して下さい。 http://www.enzanso.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉登山口に登山ポストがあります。 <登山口~燕山荘> 登山口には全く雪がありませんが、第1ベンチ手前から雪が現れます。それ以降、アイゼン なしでも登れたとは思いますが、我々のパーティーには雪山を始めて歩く人もいたため、第3 ベンチでアイゼンを装着。ルートは、踏み跡もしっかりとありますので問題ありません。 合戦小屋を過ぎてからは、ルートにワンド(赤旗)がありますので、ホワイトアウトした場合 でも、これを頼りに歩けば問題ありません。下山時は、第2ベンチと第1ベンチの間でアイゼン を外しましたが、雪がすごく滑り易く尻餅をつく人が続出。第1ベンチまでアイゼンを付けて 下ってくるべきでした。 <燕山荘~燕岳> 雪が少なかったですが、要所要所で残っていますので、アイゼンを装着されたほうがいいと 思います。(この日は、ピッケルはなくても大丈夫でした) <燕山荘~蛙岩> ルートは明瞭で、冬ルートも通行可能でしたが、アイゼンとピッケルは必須です。 下山後の温泉は、有明荘にて入浴。燕山荘にて宿泊の証明ができるものがあれば、 入浴料620円のところを520円に割引きされます。露天風呂はすごく広く、のんびりと 浸かることができます。 有明神社横ににある蕎麦のお店『くるまや』に立ち寄りました。 2人前、3人前(大ざる)、5人前(気狂いざる)があり、大勢で食べることができます。 |
写真
感想
私にとっては2回目の燕岳。
2回とも雪のある季節ではあるが、最初が初冬(この時は宮城ゲートからの歩きと
なるので、歩く距離も半端ではない)で今回が初春。どんな違いがあるのかを楽しみに
していた山行でした。
GW初日、配車された4台の内、1台が休日出勤後に出発のため、残りの3台は
中房温泉近くの駐車場を確保するために14時の集合。にもかかわらず、メンバーの
1人が寝坊??(え~???)
結局、お父さん的存在のY主将の車がお迎えに行かれ、2台は順調に中房温泉へ。
テン場にテントを設営し、早々に宴会を始めるも、9時前には全員が爆睡し、後発の
メンバーが到着したことする気付かなかった。
翌朝は4時半に起床し、早速準備をして登り出す。こんなに急登だったかな~?
と記憶を辿るも、全く思い出せない。前回よりも多くの人が入って踏み固められて
いるので、すごく登り易い。合戦小屋では飲み物の販売をしていて、目に入ってきた
『CCレモン』に目が眩み、思わず購入。やっぱり登山の休憩中に飲む『CCレモン』
は最高!!!そこからすぐの斜面で滑落停止訓練を実施。一通りの訓練を実施して、
小屋を目指す。偶然だったのか、このポイントから槍の穂先を拝むことができた。
天気が下降気味な上に雲も出てきていたので、期待していなかっただけにうれしさは
格別。合戦沢ノ頭に出ると、稜線の遥か先に目指す燕山荘と燕岳も見えてくる。なか
なか近づかない小屋を見ずに、次第に大きくなる槍を見ながら登って行く。登り出して
5時間半で燕山荘に到着。宿泊の手続きだけをして、テン泊者の設営を手伝い、全員で
燕岳山頂を目指す。途中のイルカ岩やめがね岩を楽しみながら山頂へ。全員揃って記念
撮影をしたが、さすがにこれだけの人が立つと山頂は横への移動も大変だ。霞んでは
いるが、眺望を十分楽しんでから小屋に戻る。夕食までの時間、談話室でお酒を飲み
ながらのんびりと過ごす。夕食も美味しくいただき、周りが暗くなってきた頃、この
ためにわざわざ担ぎ上げた三脚にEOS Mをセットし、槍と星空撮影を楽しむ。
色々と設定を変えてみたが、なかなかうまく撮影できない。徐々に慣れるしかない
かな~。
翌日は、日の出が5時ということだったので4時半に外に出てみると、強風が吹き
荒れている。5分もじっとしていることができないので、すぐに小屋の中に逃げ込む。
そうこうしているうちに、次第に東の空が明るくなってきたので、寒さに耐えながら
シャッターを切る。やがて日が登り、その南には富士山も薄っすらと見えている。
こちらも、期待していなかっただけに何枚も写真を撮ってしまった。
下山前に、空身で蛙岩へ向う。前回は吹雪で行くことができなかったので、すごく
楽しみだ。右手に槍、左手に富士山を見ながら歩いているので、飽きることもない。
蛙岩は雪がしっかりと埋まっていて、歩き易かったが、これを2時間かけて掘った方、
ありがとうございました。
燕山荘に戻って荷物を背負い、いよいよ下山するが、アイゼンを外すタイミングが
少し早かったためか、滑ること滑ること。誰か彼かが尻餅&シリセードをしていた。
登山口では、膝を痛めて先に下山したOさんとY主将がお出迎え。順番にハイタッチ
して無事な下山と頑張りを称え合う。
今年のGW山行は、私が山を始めてからの山行の中でもっとものんびりと大勢の人
(特に女性がいるだけで雰囲気が変わるね)で楽しむことができた。今年はこんな
山行が多いな~
快晴とはいきませんでしたが二日ともまずまずの天気で良かったですね。
全員無事登頂、これが何よりでした。
パーティーで登る事が少しずつできてきたようです。欲を言うと先頭で歩く人間がもう少し後ろを気にかけ離れるようであればペースを抑えといった事ができるといいですね。どうも自分のペースで歩いているような傾向が見受けられました。
それはさておき、北アルプスの絶景、花崗岩の燕岳良かった。雪が例年より少なかったみたいですが十分雪も楽しめた。尻セード、グリセード、滑落停止訓練、蛙岩の冬ルート岩くぐり面白かったです。これからも皆で楽しみましょう。
詳細は、Blogをご覧下さい。 「私にも登れる?アルピニストへの挑戦!」
その1
http://mountain-tokage.seesaa.net/archives/20140427-1.html
その2
http://mountain-tokage.seesaa.net/archives/20140428-1.html
その3
http://mountain-tokage.seesaa.net/archives/20140429-1.html
会社同好会の企画で残雪の燕岳を登りました。燕山荘泊11名、私とRock108さんは
テン泊、総勢13名の団体です。私gomatは初めての燕となります。
表銀座の縦走はいつかしてみたく、その一端を見ることを楽しみにしておりました。
前日の26日、中房温泉テン場にて全員でテン泊です。最近購入したシュラフを使うT君を
kameさんとイジリながら…いえアドバイスを程々にして就寝。
事前に聞いていた通り、ここのテン場は暑いですね。マット+モンベルのダウンシュラフ
#1では、汗だくになりました。
27日朝の空は、若干かすんでましたが晴れてましたのでアウターは脱ぎ、2枚の
レイヤリングで登り出しましたが案の定、歩き出してすぐに汗が噴き出ます。
第一ベンチより手前で雪がチラホラ。第三ベンチでアイゼンを装着しました。
雪の状態はグサグサでしたが、ほどほどにアイゼンが効いて快調に高度を稼ぎます。
合戦小屋で小休止後、小屋から少し上がった傾斜のある所で全員で滑落停止訓練実施。
女性陣がいることもありワイワイキャッキャと賑やかに、でも真面目に練習です。
二週間前の山行で皮むけた右踵は、所々で20㎏超のザックを踏ん張る度にズキズキと
痛みましたが、思ったほどの急登ではなかったので助かりました。
燕山荘テン場では小屋泊メンバーの手を借りつつ幕営準備、荷をデポしてすぐさま燕岳
山頂を目指します。
山荘と燕岳山頂間では岩が剥き出しの箇所が多かったため、アイゼンを装着したままでは
女性陣は歩き難かったようです。
全員無事登頂を果たし記念撮影をしましたが、団体山行での記念撮影は良いですね。
夜は満天の星空、28日の朝は少し曇ってましたが日の出を拝むことができました。
下山する前に蛙岩まで空身でピストンをしましたが、表銀座のほんの少しでも歩けたことが
嬉しくて楽しくて。。。また良い想い出になりました。
下山では合戦尾根を下りましたが、前日より融雪が進んでいたのと踏み固められてことで
多くのメンバーがどこかで滑るという…、良い意味で賑やかな下山となりました(笑)
下山後は有明荘の温泉で汗を流し、またそこでは個人的ですが知人にも再会することができ
ました。二日半、天候も何とか持ちこたえ期待を裏切る事なく良い景色を堪能することが
でき、満足いく山行となりました。メンバーの皆さん、ありがとうございました☆
GWの前半は、燕岳に行かれていましたか。
中房温泉のテン泊と燕山荘の小屋泊まり、うまくミックスさせて、
たぶん荷物も軽量化されて、会としてとても楽しい山行に見えました。
写真からは、本当に山を楽しんでいる皆さんの姿を感じました。
5月のこの時期、あちらこちらで雪崩の轟は無かったですか?
雷のようなあの音をふと思い出しました。
昔を思い出し、集団での登山に憧れたレコでした。
楽しく拝読しました
s4redsさん、おはようございます。
軽量化したつもりだったんですが、荷物が軽かった分、余分な誘惑に負けてしまい、
一眼レフ(私はミラーレス)と三脚を持っていき、なおかつお酒やおつまみ等も
いつも以上に持っていったので、結局はいつもと変わらない重さとなってしまい
ました
今回の山行では、雪崩の音を聞くことはありませんでしたね。昨年の槍ヶ岳では
下山中に前方の岩が崩れる音を聞いた時は、確かにすごい音がしていましたよ。
s4redsさん、こんばんは!
改めまして宜しくお願いします。
今回は参加人数も多く、また女性メンバーも参加してもらったので賑やかな
山行となりました。年に何回かはこのような山行となりそうです
s4redsさん
はじめまして。雪崩の轟きは燕岳では確認出来ませんでした。雪が少ない感じで雪庇もさほど大きくはないように感じました。全てを予想することは出来ませんが、できる範囲で危険を察知、判断できるように努力したいものです。
事故、怪我の無いように長く山を続けたいと思います。
今回は、山のベテランと称される方の犠牲が多かったのが特徴ですね。
kameさん はじめまして taka182と申します。
tokageさん みなさん!楽しそうですねぇ~♪
すごいですねぇ!写真もめっちゃキレイ!
憧れますが・・私がまねっこできるのは・・
ずっと・・ずぅっと先ですかね(^^;
とにかく みなさん お疲れ様でした☆
taka182さん、こんばんは。
これだけの人が集まると、色々と楽しいですね。(特に、若い女性がいますので
写真は、皆さんの撮ったものを掻き集めて掲載していますので、
いいものばかりを集めてあります。これが登山の醍醐味の一つ
ですよね。
今回の山行で登山3度目の女性が2名いまして、この子たちでも
問題なく登れましたので、問題なく行けると思いますよ
taka182さん、はじめまして。
山に入ったら、毎回何かしら新しい発見があって良いですよね~
ソロも好きですけど山友とは情報交換だけでなく、想い出の共有も
できてそれも好きです。
taka182さんも安全で楽しい登山を!
taka182さん
暫らくヤマレコ見ていなかったので返事が遅れました。
いや、やっていることはたいしたことないので、日程だけですね。このベストの時に時間が取れるか。一度北アルプスにも足を踏み込んでみて下さい。日程が合えば私で良ければ同行させて頂きます。子丑会の面々の中にも密かに登っている人もいます。夏に涸沢デビューを目標にしている人もいます。
おまけ。ブログの方もよろしくお願いします。
kameさん、gomatさん☆こんばんは(*^_^*)
tokage さん、Rock108さん☆はじめまして♪
kameさんからコメントを頂いてビックリでしたが、26日の日、私たちが帰る頃に皆さん中房に向かわれてたようで・・すれ違いで残念したネ
今回は会の皆さんと一緒での燕岳ということで、お若い女性陣の方々いらっしゃったりと
GW後半には、土砂崩れで通行止めになったりしていたので、こればかりは運ではありますが、私たちもですが皆さまも予定通りに行く事が出来て無事に帰って来れて本当に良かったなぁと思います
皆さま☆お疲れさまでした
kchanさん、こんにちは。
前回の八ヶ岳といい、今回といい、徐々に近づいてきていますので、
再会できるのも時間の問題ではないかと、楽しみにしてます。
今回の女性メンバーは、ほとどがkchanさんと同じ歳くらいすよ。
(あっ、若いか
でも、人が多いだけでも楽しいですよね
またどこかでお会いしたときには、楽しく騒ぎましょう
kchanさん、こんばんは。
ニアミスだったんですね~。
kameさんと一緒に山行してたら(後をついて行ったらと言うか…)、
kchanさんにお会いしそうですね
自分たちの行った後に土砂崩れとは不思議で少し怖い感じですが、
ニュースを見る限り、どなたもケガなどされてないようで幸いです
kchanさん
どうもです。燕岳、何度行っても良い所ですね。
土砂崩れに合わなくて本当によかったです。話しは古くなりますが安房トンネルを工事していた時に旧中の湯温泉前の道路が水蒸気爆発で埋まり数名の犠牲者が出ました。この前日の同時刻にここを徒歩で通過しており、背筋が凍った思いをしたことがありました。これがあって中の湯温泉は現在の場所に移転。
自分では何ともならないことがありますが、気を付けたいものです。
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