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記録ID: 4381634
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沢登り
日高山脈

美幌岳(東広尾川から)

2022年06月09日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.6km
登り
990m
下り
982m

コースタイム

日帰り
山行
9:06
休憩
0:21
合計
9:27
6:55
307
東広尾川林道ゲート
12:02
12:23
239
16:22
東広尾川林道ゲート
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
フンベの牧場にある電気柵は開閉可能。
東広尾川林道のゲートから入渓点まで林道約5km。崩落多数。
東広尾川林道のゲートから出発。
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東広尾川林道のゲートから出発。
木の全体が蜘蛛の巣?に覆われていて不思議な感じ。
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木の全体が蜘蛛の巣?に覆われていて不思議な感じ。
崩落
ここの暗渠はまだ新しそうだ。
崩落
ここの暗渠はまだ新しそうだ。
崩落
いずれも崩落地点を巻くように鹿道がついているので、歩いて通過する分には特に問題ない。
崩落
いずれも崩落地点を巻くように鹿道がついているので、歩いて通過する分には特に問題ない。
崩落
これだけ崩れていると修復する可能性は低そう。
崩落
これだけ崩れていると修復する可能性は低そう。
・326手前の1号砂防ダムあたりまで来ると笹が被りはじめ、その先で林道は藪の中に消えてしまった。
・326手前の1号砂防ダムあたりまで来ると笹が被りはじめ、その先で林道は藪の中に消えてしまった。
藪化して歩きづらい林道を脱出して入渓。
藪化して歩きづらい林道を脱出して入渓。
・399付近。沢は開けていて明るい感じ。
この先にも左岸に部分的に作業道の跡が残っていた。
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・399付近。沢は開けていて明るい感じ。
この先にも左岸に部分的に作業道の跡が残っていた。
450m二股を過ぎると最初の滝。1段目は水流の左端を登った。
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450m二股を過ぎると最初の滝。1段目は水流の左端を登った。
2段目は深い釜があったので右岸から巻いていく。
透き通った緑色が美しい。
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2段目は深い釜があったので右岸から巻いていく。
透き通った緑色が美しい。
550m二股の先も滝が続く。
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550m二股の先も滝が続く。
直登したり巻いたりしながら越えていく。
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直登したり巻いたりしながら越えていく。
滝を越えるとすぐに水流が無くなって巨岩帯へ。
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滝を越えるとすぐに水流が無くなって巨岩帯へ。
620mからは平坦な伏流原がしばらく続く。
620mからは平坦な伏流原がしばらく続く。
伏流原を過ぎると水流は復活。750mあたりで沢は一面の雪渓に覆われた。
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伏流原を過ぎると水流は復活。750mあたりで沢は一面の雪渓に覆われた。
背後には主稜線の・1176あたりが見える。あの奥に広尾岳が隠れているはず。
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背後には主稜線の・1176あたりが見える。あの奥に広尾岳が隠れているはず。
途切れながらも雪渓が続く。この辺はまだ安定していて上を歩けた。
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途切れながらも雪渓が続く。この辺はまだ安定していて上を歩けた。
840m三股は左へ。
上部に雪渓があるせいか、まだ細い水流が続いている。
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840m三股は左へ。
上部に雪渓があるせいか、まだ細い水流が続いている。
すぐ先の二股は右へ。山頂のちょい西寄りを目指して登ってみる。
すぐ先の二股は右へ。山頂のちょい西寄りを目指して登ってみる。
このあたりの雪渓は薄くて不安定で、傾斜もついてきて面倒だった。
沢靴+アイゼンで慎重に進む。
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このあたりの雪渓は薄くて不安定で、傾斜もついてきて面倒だった。
沢靴+アイゼンで慎重に進む。
最後の二股は右。ようやく雪渓が終わった。
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最後の二股は右。ようやく雪渓が終わった。
稜線まではあと少し。
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稜線まではあと少し。
背丈くらいの笹薮を10分少々漕ぐと、山頂の80mくらい西側に出た。稜線上は鹿道があるような、無いような・・・
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背丈くらいの笹薮を10分少々漕ぐと、山頂の80mくらい西側に出た。稜線上は鹿道があるような、無いような・・・
美幌岳(1121m)到着。
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美幌岳(1121m)到着。
二等三角点「美幌岳」。
「北海道の山と谷2」には一等三角点との記載があったが、誤記では?
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二等三角点「美幌岳」。
「北海道の山と谷2」には一等三角点との記載があったが、誤記では?
北側の眺望。広尾岳、ピロロ岳あたりまでは見えているが、楽古岳以北はガスの中だった。
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北側の眺望。広尾岳、ピロロ岳あたりまでは見えているが、楽古岳以北はガスの中だった。
南側の眺望。豊似岳も上部はガスの中だった。
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南側の眺望。豊似岳も上部はガスの中だった。
雲海に包まれた音調津の海岸。
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雲海に包まれた音調津の海岸。
稜線の南東にある1058mピーク(写真の右寄り)には三等三角点「美幌」がある。似たような点名だ・・・。
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稜線の南東にある1058mピーク(写真の右寄り)には三等三角点「美幌」がある。似たような点名だ・・・。
美幌岳からは北東尾根の鹿道を利用して750mコルまで下った。笹藪も薄い所が多くて歩きやすい。沢に拘りがなければここを登りに使っても良いかも?
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美幌岳からは北東尾根の鹿道を利用して750mコルまで下った。笹藪も薄い所が多くて歩きやすい。沢に拘りがなければここを登りに使っても良いかも?
750mコルから枯れ沢を下り、伏流原に戻った。
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750mコルから枯れ沢を下り、伏流原に戻った。
入渓点に帰還。

感想

今年一発目の沢として南日高の美幌岳へ。
この山は地形図には山名表記は無いが、二等三角点の名前「美幌岳」がそのまま山名として呼ばれているようだ。もっとも、登山対象になることが少ない山域なのであまり定着はしていないかもしれない。

この日の朝の気温は8℃と6月にしては寒く、沢の水はかなり冷たくてずっと浸かっていると足先が痛いくらいだった。沢は開けて明るい感じのところが多く、透き通った水と新緑の景色が良い雰囲気。滝が何か所か出てくるが難しいところはなく、どちらかというと上部の不安定な雪渓が厄介だった。全体的には、アプローチの林道は少し長いけど変化に富んでいて良いルートだったと思う。


日高山脈の稜線は美幌岳の北側の1068mピークで二手に分かれているが、主稜線とはどちらを指すのだろう?
一方は今回登った美幌岳〜1058m峰「美幌」〜608m峰「比多良毛」を経てピタタヌンケの海岸に落ち込んでいる。もう一方は1005m峰(通称)二観別岳を経て豊似岳に繋がっている。
主稜線の定義を日高地方と十勝地方の境界とするならピタタヌンケの方だし、中央分水嶺とか脊稜線という意味では豊似岳の方になるんだろうか。どっちでもいいけど・・・。

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