太郎山 山王峠から往復 280座目/301座
- GPS
- 05:54
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹の濃い部分 急登急下降 段差のある所が多く距離の割に時間がかかった |
その他周辺情報 | 光徳温泉(山王峠麓) 日光湯元温泉 コンビニないので注意 |
写真
感想
2022年(令和4年)6月17日(金)
太郎山 山王峠より往復 280座目/301座
二日間天候が安定しそうと三百名山へ。
当初は、今日袈裟丸山へと考えていたが、急遽時間的に登りやすいだろうと踏んだ太郎山へと変更した。
白根山、男体山は登っているので、女峰山、太郎山のどちらかをと選択、太郎山へとなった。
山王峠から笹藪密集する登山道を登る。
足下が見えないほど覆われ、道しるべにダケカンバの幹に赤と黄のツートンカラーの木札が付けられ方向は分かる。
笹藪を過ぎるとコメツガなどの木々、ブナの木も見られたか。
「どっこいしょ段差」と名付けた木の根などの大きな段差が次から次へと出て来る。
歩く距離は短くとも時間がかかり、足腰にきつく、疲れがたまる。
山王帽子山に着き白根山そして男体山が目の前に見られ、そのきつさに鋭気を養ってくれた。
ところが山王帽子山からの急下降、今まで登って来たのにと思わせるような長い下り。
鞍部になかなか着かない。
鞍部に着いたかと思うと急登。
笹原が美しくのんびりした感じも吹き飛ぶほどのきつい登りに入った。
日光の山、男体山、女峰山、大真名子山、小真名子山そして太郎山。
もっこり麓から聳える特色から急登、急下降は当たり前か。
それにしても体力勝負の山だ。
急登を必死で登りパッと目の前が広がる小太郎山に着く。
残雪の日光白根山が聳え、大きな男体山そしてすそ野の中禅寺湖が展望できた。
小真名子山・大真名子山・大真名子山が男体山に並びもっこりと聳える。
ここが太郎山の山頂と言っても良いくらいの所だが、まだ先がある。
太郎山は細い岩の稜線先に眺められた。
岩稜帯をしばらく進むと、剣ヶ峰との標示の岩場に出た。
その標示から先、下るのに鎖もなく難儀して通過した。
下山時トラバースができ、行きはトラバース知らずに通っていたのだ。
山頂に近づき岩稜帯を過ぎると右手に火口原のお花畑地帯が眼下に広がっている。
またシャクナゲが波打つように緑の葉を密集させていた。
ようやく360度展望の太郎山山頂に着く。
尾瀬方面に残雪の山が見られるがはっきりしない。
男体山・中禅寺湖と共に山頂に咲く赤紫のイワカガミ、そして小太郎山の山肌のダケカンバの白い幹が浮きだつように美しい。
徐々に雲が女峰山側から流れ始め、あっという間に山頂の周りは白くなってしまった。
雲の流れは気ままのようで、登っているときも山頂側は真っ白だったが、登頂したばかりは十分な眺めがあった。
そしてまた真白な世界へと太郎山を包んだ。
これで三百名山、280座目となった。
喜び、登頂できた感謝もあったが、下山も苦しかったこと。
小太郎山と山王帽子山の鞍部でしっかり休み下山のエネルギーを蓄えた。
明日は袈裟丸山へと思うのだが今日のダメージが不安として残った。
日光には難関女峰山が残った、小真名子山・大真名子山も登ってみたい。
ふるちゃん
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