【百霊峰】越知山

2022年06月19日(日) [日帰り]

• GPS: 04:17
• 距離: 10.9km
• 登り: 831m
• 下り: 836m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:13
• 合計: 4:13

6:58 越智山小川登山口
8:09 8:10 独鈷水
9:21 9:24 越知山
9:45 9:50 展望台
10:27 10:31 独鈷水
11:13 11:14 越智山小川登山口
11:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥糸生(おくいとう)多目的集会所 駐車場
ナビに出てこないので 住所検索しました

福井県丹生(にう)郡越前町
上糸生(かみいとう)11-3

コース状況／危険箇所等

よく整備された参詣道
山頂までの道のりを10分割して
合目標識が設置されている
たまに分岐があるが
電力会社の巡検路なので注意

携帯電波状況
登山口〜山頂 4G 1本

その他周辺情報

登山口すぐ近くに天谷鉱泉が
あったたが 既に廃業していた
越前海岸へ移動し 道の駅越前内にある
日帰り温泉 漁火 で汗を流した
火曜日休 11時〜 520円

写真

6/19 6:58

奥糸生多目的集会所からスタート
集会所は施錠されており
トイレは利用できなかった

6/19 6:58

集会所の脇に
登山口と案内板がある

6/19 7:12

植林帯につけられた
緩やかな傾斜の参詣道
山頂までの道のりを10分割して
合目標識が設けられいる

6/19 7:20

二合目で林道を横切り鉄梯子を登る
左手の林道を進んでも
三合目手前で参詣道に合流する

6/19 7:50

五合目手前から植林地がなくなり
原生林となる
地元の方が目立つ木に たくさんの
同定標識を付けてくれているので
葉っぱの形と幹の特徴を見ながら歩く

6/19 8:03

廃仏毀釈の負の遺産
破壊された仏像が痛々しい

このようにな仏像を見た時は
お気の毒に や ごめんなさい でなく
見守って下さってありがとう
と思うようにしている

6/19 8:09

独鈷(とっこ)水 分岐
まだ水はある
帰りに寄ろう

6/19 8:19

百合の花が3株だけあった
葉っぱが笹の葉に似ている
ササユリか

6/19 8:33

八合目前後は
緑のシャワーを浴びながら
ブナの美林を歩く
春から初夏の山歩きの醍醐味だ

6/19 8:49

令和二年に石仏16体が
新たに参詣道に設置された

6/19 8:51

越知神社 拝殿
自然木を組んだ鳥居が味わい深い

6/19 8:52

山頂エリア案内板

6/19 9:00

越知神社 社殿
伊勢湾台風で全壊した後
新たに設けられた社殿も傾き
ワイヤーで支えられている

6/19 9:02

越知神社から山頂へは一旦下る
苔むしたコンクリートの階段が
かなり滑りやすい
要注意！
今回の山行で一番気をつけて歩いた

6/19 9:04

トチノキの御神木
境内地の中心に聳え立つ
泰澄大師のお手植えと伝わる

6/19 9:14

神宝庫
御祭神が観世音菩薩の神社は初めて見た
神に菩薩号を付与する本地垂迹の名残か

6/19 9:18

越知山 奥の院
奥の院なのに神社様式
神社の場合 一般的には 奥宮なのだが
これも神仏習合というより混合の名残か

6/19 9:21

奥の院の横には山頂標識がある
越知山 山頂 612.8m

6/19 9:21

山頂から北側 日本海が見える

6/19 9:22

東側 鯖江市街が見えるが
白山は霞がかって確認できない
泰澄大師はここから白山を遥拝していたのだろうか

6/19 9:23

山頂に一株だけ
狂い咲きのイワカガミが残っていた

6/19 9:32

織田信長の馬の鞍が沈んでいるという殿池
そばには木造の循環式公衆トイレあり

6/19 9:39

少し足を延ばして
展望台に来てみた

6/19 9:46

南西方向
越前町の向こうに若狭湾

6/19 9:47

東側 肉眼では白山が確認できる

6/19 9:48

条件が良ければ
福井の30山が見渡せるそうだ

6/19 10:16

巡検路入口には番号標識があるので
間違って踏み入れないように

6/19 10:26

岩肌から染み出す独鈷水
イメージしてたより細い
500mlのペットボトル2本を
満たすのに5分くらいかかった

6/19 11:14

無事帰還 駐車場は10台になっていた

6/19 13:11

道の駅越前
日帰り温泉やプール 食事処があり
向かいには越前カニミュージアム
(入場料500円 火曜休)がある

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

koxjin

越知山は白山信仰の祖 泰澄大師が修行した山
14歳から片道15kmの山道を駆け
夜通し修行し 朝に家に戻っていたという
修行の際に遥拝する白山に畏敬の念を抱き
36歳で白山に登頂し開山した

平均寿命が30歳前後の奈良時代に
86歳まで生きたとされる泰澄大師
越知山のオチとは古語の「をちかへる(若返る)」
から名づけられたもので 独鈷水には
若返りの効能があると信じられていた

登山道は9割がた樹林帯の木陰を歩くので
盛夏でも快適に歩けそうだ
帰宅後 独鈷水でお茶を淹れてみたら
柔らかい甘い味に仕上がった おいしい
少しだけ若返ったかな？