女峰山 瀧尾神社〜唐沢小屋
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,791m
コースタイム
5/5 5:20唐沢小屋-6:10女峰山山頂6:20-6:50唐沢小屋7:45-9:05黒岩-9:20-10:40稚児ヶ墓10:48-11:42行者堂
天候 | 5/4 晴れ 5/5 くもり時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はササ原、ガレ場、樹林帯、残雪とバリエーションに富んでいます。注意を要するのは頂上直下のガレ場だと思います。他、私たちは残雪によってコースアウトをしてしまいました。目印をしっかり見ながら歩けば防げると思います(反省)。 登山ポストは行者堂裏の登山口にありますが、用紙切れでした。各自でお持ちすることをオススメします。 下山後、GW中の為か、東照宮近辺は大渋滞でした。 |
写真
感想
日光男体山と対をなすご神体、「女峰山」。男体山の山頂が比較的なだらかで優し気に見えるのに対して、女峰山のそれは鋭角で厳しさを感じさせます。まるでどこかの夫婦のようであります。
それはさておき、瀧尾神社駐車場に車を停めて、まずは瀧尾神社を参拝します。鳥居の穴に石を投げ、穴を通した数が多いほど運が良いらしいです。残念ながら、私たちは一つも穴を通すことが出来ませんでした。まあ、リュックを背負いながらでしたし、五十肩だし・・・。気を取り直して本殿に参拝です。まあ、こちらも修繕中で本殿を見ることは出来ませんでしたが・・・。
再び気を取り直して出発です。樹林帯で高度を稼ぎます。まずは「稚児ヶ墓」で休憩。ここから「黒岩」までがなかなかです。男体山を左手に見ながらササ原を行き、岩場もあり、カラマツ、白樺、いろんな表情を見せてくれる道です。出発から4時間近く経ってやっと「黒岩」到着です。赤薙山から続く稜線が見えます。
ここから「唐沢小屋」までのルート上、残雪が出て来ます。登りは軽アイゼンは着けませんでしたが、帰る際には着用しました。やっとのことで、小屋が見えてから、さらに30分くらいで「唐沢小屋」に到着です。
ここで昼食。食事を終えたところ、ツレが「山頂に行こう」などと恐ろしいことを口走っております。こちらとしては、もう「まったりモード」に入ってしまったのでとても本日山頂を目指す元気などありません。ツレから「ヘタレ」と言われながらも小屋泊の準備に入ります。ちょっとお掃除をして2階に寝床を確保していつの間にか、仮眠。起きて晩御飯を食べてゆっくりしていると、若い男性二人組がやって来ました。彼らは明日、ご来光をみる予定だそうです。
私たちは、おそらくその時間には起きられないでしょう。でも早立ちのために早寝します。
翌日は5時起床。山頂を目指します。しかし、まさかの曇り空。風も強いです。ところどころ、強烈な風に息苦しさを覚えるくらいです。特にガレ場を登るあたりはちょっと怖いくらいの強風でした。何とか、山頂にたどり着き、雲海に浮かぶ男体山をはじめ、日光火山群などの写真を何枚か撮って戻ります。戻り始めると雲が迫って来て、ガスの中です。岩に付けられた黄色のマークを必死に追ってルートを進みます。唐沢小屋に着いた時はホッとひと息です。男性二人組はすでに下山したようです。
小屋で朝食をとり、下山開始。さっきまで見えていた男体山も全く見えません。本当に山頂から景色が見れて良かった。30分遅かったら、景色を見ることは出来なかったに違いありません。ツレに怒られずに済みました。
このあとは来た道を戻ります。強風と時おり小雨も混じるガスの中、黒岩を過ぎ、稚児ヶ墓。ここまで来れば、先が見えます。なんとか午前中に下山することが出来ました。
今回は1泊2日で、天気が真逆。ウェアも長袖Tシャツ1枚から4枚(レインウェア含む)になるほどの急変ぶり。良い経験が出来ました。また女峰山なのに女性には一人も会いませんでした(ツレを除く)。日帰りする人も多かったようですが、私たちには日帰りは厳しい山ですね。
しかも黙々と雨の中下山した後に、東照宮あたりでたくさんの人や車を見ると、異次元空間に入り込んだような錯覚を覚えてしまいました。このギャップは日光ならではですね。
コメント
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pboyさん、こんにちは!
唐沢小屋にほぼ同時到着して、少しお話しさせていただいた者です。
翌日は天候が悪かったのですね
私は運よく山頂からの絶景を見られましたが、日光連山の登山で山頂から景色を見たのは初めて 前日も夕立だったようですし、やっぱり天候不安定な山なんですね
ご夫婦で登山をたのしんでください
rikulikuさん、コメントありがとうございます。よく覚えています。私はフラフラになってようやく唐沢小屋に着いたのですが、rikulikuさんはさわやかな笑顔で食事をして、すぐに山頂に向かわれていました。いやあ、体力あるなあ・・・と感心しました。
悪天候も登山の一部かもしれませんが、やっぱり天気は良い方がいいですよね。
また山でお会い出来ましたら、声をかけて下さい。ちょっとした出会いや会話って、山に行く楽しみのひとつでもあります。元気がもらえるような気がするんです。
よろしくお願いします
pboyさん お疲れ様です。
滝尾神社で 下山された際 隣に駐車してお声掛けさせていただきました。 我々前日に会津駒ヶ岳に登り帰りに日光に寄り滝尾神社を参拝に駐車しておりました。白根、男体には登りましたが女峰には登っておりません。今年ごろどうかと思っております。
今後とも、山行楽しんでください。
andoh1001さん、コメントありがとうございます。前日に会津駒ケ岳に登っておられたのですか 私たちも一度登ったことがありますが、無雪期でした。andoh1001さん、この時期に登られたのでは、相当雪が多かったのでは
女峰山、是非登って下さい。男体山や白根もよく見えます(好天なら)。
またお会いする機会ありましたら、お声掛け下さい。よろしくお願いします
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