鶏冠尾根で奥秩父周遊(木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山)


- GPS
- 12:10
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,873m
- 下り
- 1,866m
コースタイム
- 山行
- 10:46
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 12:06
天候 | 終始快晴、昼以降も富士山が見れました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鶏冠尾根は岩峰が注目されがちですが、ひたすら登り続けます。 迷いやすいルート歩きにくいルート石楠花藪漕ぎなどコースタイムを上げにくいところがとても多いです。 |
その他周辺情報 | 近くに道の駅があります。 |
写真
感想
二年前の夏、長距離日帰り登山として徳ちゃん新道をピストンしました。その時急登と下りに打ちのめされてふらふらになった思い出。そして今年はパワーアップした自分で鶏冠尾根で甲武信ヶ岳へ。そして埼玉県最高峰である三宝山へもアプローチしました。下山中にトラブル発生です。一筋縄ではいかなかった登山になりました。
梅雨明けしたかのような快晴の空の元鶏冠尾根へ。渡渉をしてからひたすら急登が続きます。我々の休憩が長かったのもありますが、第一岩峰のコルまでに三時間以上かかってしまいました。実際に歩いて感じたことですが、この鶏冠山は岩峰ばかり注目されますが、大変なのはバリエーションルートの急登がひたすら続くところです。徳ちゃん新道のように整備されていない少々荒れた道を登り続けます。序盤で神経を使ったところにひたすら続く急登はキツく感じました。岩峰自体は秩父の二子山よりも楽です。第三岩峰は迂回しました。
ここまではまだまだ序盤に近く本番はここから。樹林帯と石楠花のおかげで直射日光は防げたものの気温と急登とルーファイで体力を削られます。仕事終わりの体で睡眠不足もたたり、滑って転ぶことも多かった気がします。
ようやく木賊山に着きました。二年前はここから甲武信ヶ岳山頂までの登り返しでヒーヒー言ってましたが、まだ体力あります。時間はかかってしまいましたがなんとしても三宝山は登りたかったのです。
スピードを上げて甲武信ヶ岳でご飯を食べた後撮影タイム。夏の富士山が青空に映えます。この時間まできれいに見れることはとても稀ですね。私もここまで綺麗に見れる真夏の富士山は今回で二回目です。
次は今回の目標三宝山。甲武信ヶ岳のさらに奥にある奥深い山です。
近くの三宝岩からの景色はいいのですが、標識のある頂は周囲を木に囲まれて景色は見えません。飛龍山や和名倉山に近いですね。
三宝岩で写真撮ったので後は降りるだけですが、徳ちゃん新道がとても長いですね。平らな道がなくひたすら樹林帯を降ります。逆はもちろんひたすら登ります。
ここで冒頭のトラブル発生。頭痛が起きてしまいました。水は結構飲んでいたのですが、頭が熱く感じてふらふらし、登山道が見えているのに歩きにくく感じたのストップして休憩です。熱中症でしょうか。いまだにわかりませんが、水を飲んでも回復しません。塩飴を舐めてもなかなか回復しないのがとても辛かったです。なんとか意識を飛ばすまいと歯を食いしばって下山しましたが今度は眠くなったので座って目を瞑り30秒くらい。完全には回復していませんが歩けるようになったのでストックを使って慎重に下山しました。下山から約3時間超で特ちゃん新道登山口到着。
2年前もバテましたが今回またしてもやられましたが、甲武信ヶ岳と仲良くなれた気がします。前回はガスっており富士山も八ヶ岳も見れませんでしたが今回は終始景色を見渡せたのでいいご縁だったと思います。
休憩含めてとはいえ12時間越えてしまったのは少し反省ですね。
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