「聖会」の皆さんに連れられて・・・ 【朝日岳】バリエーションルート
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- GPS
- 08:18
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 3,377m
- 下り
- 3,381m
コースタイム
08:15 左岸林道取り付き
09:50 1717m峰
11:30 朝日岳 12:05
13:40 寸又峡温泉
天候 | 一日中晴天でした! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://sumatakyo-spa.com/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
1717尾根取り付き〜朝日岳山頂 マーキング等はほとんど無いが、踏み跡はそれなりにある。 しかし不明瞭な箇所も多くルーファイ・読図は必須。 良く歩かれたルートではないので、木の枝を掻き分けて行く箇所やロープや鎖のない急勾配の下降などもあるので注意が必要。 基本的に一般的では無いルートです。 |
写真
載せたいましたか?!
生で見たい方は是非、寸又峡へ。
地図は必須ですけどね(笑
見る価値はある!!はず??(y)
貰いっぱなしで何も食べて頂けるような物が無く少し恥ずかしかったです...。 (kai)
りんご、おかず、とってもおいしかったです。
ありがとうございました。(y)
一番左の方が聖平小屋の管理人であるone-hunterさんです。
そしてそのと隣の清楚な女性がukkyさんです。
yamayoさんの下ネタが飛び出さないかヒヤヒヤしてました(笑) (kai)
すんげ〜我慢してました(笑(y)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-432026.html
感想
11日土曜日はSHCの仲間inaminさんと不動岳の挑戦の予定でしたが、体調不良により中止。
自分も一週間の疲れが、ガッツリ溜まっていました(涙
12日はどこかの山に行こうと考えて・・・先週に続いての寸又峡からの山に決定。
今回は朝日岳にいてみよう!と。
11日の夕方、kaikaireiさんからメールがありました。
経緯を説明して、朝日岳に行くことも伝えました。
で、家族からの許可を取ってくれたaikaireiさんも一緒に行ってくれることになりました。
当日は5時30分に集合。
支度をしていると、すぐ横にも登山者のグループ。
足袋を履く方にkaikaireiさん興味津津!
挨拶をして・・・で、ご一緒させていただくことになりました。
hijirikaiのみなさん、one-hunterさん、ukkyさん。
今までも何回かレコを見てはいましたが、まさかお会いして、一緒に歩けるとは思ってもみないことでした。
さすがベテラン、健脚のみなさん。サクサク行きます。
自分とkaikaireiさんは、相変わらずなトークを繰り広げながら後を追って行きました。
それにしても、アノ木はドキドキでした!!(笑
二人だけでは制覇できなかったルートでしたが、聖会の皆さんに連れて行ってもらった?おかげで、無事に
朝日岳山頂を踏むことができました。
本当にありがとうございました。
いただいた、たい焼き、お弁当のおかず。とっても美味しかったです。
一足先に下山を開始して、kaikaireiさんにストックを使っての走りを教えてもらいました。
メッチャ早かった!スゴイ技でした。
自分も訓練を重ねますよ。
あとはのんびり歩いて無事に下山となりました。
今回kaikaireiさんは、かなり体調が悪かったのに同行してもらい、ありがとうございました。
何回か一緒に行動していますので、後ろから歩みを拝見していて大変そうなのはわかりました。
ベストであれば、下りは完全に置いて行かれたはずです。
相変わらず下手くそな文章でまとまりがまくなってしまいましたが、
とても貴重な体験をさせてもらった一日でした。
kiakaireさん、hijirikaiのみなさん、one-hunteaさん、ukkyさんありがとうございました。
今週は山に行かない予定でした。 いや、家族のプレッシャーが強く山に行けない予定でした(泣)
土曜日はご近所さん達と「浜名湖」に潮干狩り! 天気は良く最初は良かったのですが、段々と風が強くなり鳥肌が出てるのに我慢してアサリを取り続けました。(これが翌日の山行に響くとは...)
そして帰路でyamayoさんにメール。 inaminさん、yamayoさんは「不動岳」に日帰りで行くと言っていたので様子を聞いてみたが、inaminさんの体調不良で行けなかったとの事。(体調良くなりましたか?)
そしてyamayoさんは翌日である日曜日の本日、寸又三山【朝日岳】に行くとの事....。
●朝日岳かぁ〜、急登でトレーニングには悪くないが今週は嫁にダメと言われてるしなっ! クソ!!! 行きてぇな!
そうだ!!! yamayoさんを悪人に仕立て上げ嫁に交渉してみよう! 我ながらナイスアイディア♪
○「あのさぁ〜yamayoさんが相当困難なルート行くみたいで同行して欲しい!って言ってるけど、ダメだよね? なんか見捨てるようで悪いけど断らないとダメだよね?
◎「え〜!今週はダメって言ったじゃん!」
○「半日あれば帰って来れるけど・・・ダメか?」
◎「本当に半日なら良いけど…」
○「お昼には帰るよ。仕方無いからyamayoさんに付き合うとするか!」
こうして困難な「朝日岳ピストン」への扉は開かれました!
5:30分に寸又峡で待ち合わせ。 しかし、目覚めから少し体調が優れない...。 まぁ寝起きだからか...。
駐車場で久しぶりにyamayoさんと再会し、ザックや靴の準備をしていると一台の車が近くに来た。
一人の若い女性と40〜50歳代の男性2人と女性2人の計5人のパーティのようだ。
登山者という事は装備で直ぐに分かったので挨拶をすると、そのうちのリーダーらしき一人の男性が「どこに登るんですか?」と聞いてきたので「朝日岳です」と答えると「なら一緒に行きませんか?」と誘って頂いた。「僕は構わないですけど...」と答えたが、内心はyamayoさんと二人だから結構なスピードで行っちゃうけど付いて来られるかな...?なんて考えていましたが予定を聞くと「朝日岳のバリエーション」だと言う! ワォ!これはかなりのベテランさんグループですか!!! 楽しそうなのでyamayoさんと即okして付いて行く事に・・・。
今回のルートの地図を一枚頂いた。 見てみると完全に無名尾根を登るらしい...。
ルートの名前を聞くと「1717鍛賄世暴个襪里1717尾根」との事。 なんてシンプルなんだ...。
このリーダーらしき方と話してるうちに驚きが続々と・・・。
まず、ヤマレコユーザーである事でユーザ名はone-hunterさん。 若い女性もヤマレコユーザーという事で、こちらの方はukkyさんとの事。 とても穏やかで気さくな方々ですが、何かユーザ名one-hunterという名前からして「尾根ハンター」奇妙な気配を感じる...。そして僕も深南部は大好きなのである程度は知っていますが情報量がハンパではない!!! 最初は「南アルプス・深南部」を執筆している永野さんかと疑ったがどうやら違う。
そしてこの方々は山岳会ではなく「聖会」というグループのようで、この聖会という名前は静岡の方々がやっているという情報は僕も以前から知っていましたが、一番の驚きはone-hunterさんは【聖平小屋の管理人】さんだったのです。 これで僕の頭の中の謎は晴れました。
僕が良く見ている「南アルプス南部調査人のブログ」で聖平小屋の方にはお世話になっている。というような事が書かれていたので、この方が【山と高原地図「塩見・赤石・聖岳」】を調査、執筆している岸田さんに感謝されていた方なんだ!!!という事に気付く。
このone-hunterさんの言葉で一番心に残っているのは「日本中に未踏の尾根はない。すべての尾根に踏み跡はありますよ。」という言葉。
これは一見当たり前のように感じるかもしれませんが、この深い深い深南部という山域のほとんどの尾根を歩いたというone-hunterさんが言う言葉だと重みが違う。
今日はこのような方達と無名尾根をお話ししながら登れるなんてラッキーだ!!! こんな体験はあの時にお会いせずに一般ルートを歩いていれば出来ない経験!!! 僕は藪山も好きで藪が深く難しいと有名な【黒沢山】などには行きましたが、それとはまた違う種類の山行です。
寸又川左岸林道を歩く事、1時間半ほどで今回登る1717尾根?取り付きに到着。寸又川左岸林道から見える深南部の山々は本当に素晴らしい!特に「不動岳」は大好きな山なので何度も見てしまう。
しかし歩くのが早い方達だ...。
取り付きはマーキング等は無く林道から急斜面の登れそうな所を適当に登り、尾根に乗るまで急登を歩く。
尾根に乗っかるとこの尾根のだいたいの概要が掴めた。
マーキング的な目印は殆んど無く、踏み跡は薄いが多少有り、枝を掻き分けながら進む。 地面にも落ちた枝が多く足に引っかかり注意を要する。 僕は最後尾からyamayoさんをみて笑ってしまった。 だって、バリエーションのこんなに木を掻き分けてくルートなのに完全なトレランスタイルで明らかに恰好が場違いなんだもん!!!
しばらくは緩やかな傾斜を進み、1717鍛賄世樹木の向こうに見え始めた辺りから一気に急登になる。 ここで僕は自分の体調の悪さが本物だと気付く...。 登りが苦しい。。。 いつもの、グヘヘッ!急登を楽しんでやる!!!的な考えはまるで無い。
とりあえずはこのペースなら問題ないが、今日は走るのは少しキツイな。。。
歩きながら樹木などもyamayoさんと見ていると不思議な事にルートから右が植林、左が原生林である雑木でこれも面白い! そして問題児、いや問題樹がいました!
三種類の樹木が一つに絡まり合って育っているのです...。 これは人間界で言う乱○パーティーではないですかyamayoさん! 本当だkaikaireiさん!かなり絡んでますね! こんなどうしようも無い会話を二人でにやにや話しながら歩いて行く。
SHC=静岡○○クラブのトレラン&下ネタのエースは今日も絶好調です!!!
そして1717鍛賄世謀着! この辺りから、この季節の一番の見どころである「アカヤシオ」が咲いている気が多くみられるようになり皆さん写真撮影に必至だ! 確かに美しい季節限定のこの花を僕も写真撮影。
ここで、少し休憩ですが心優しいukkyさんが、「たい焼き」を分けてくれました(涙) こんな山奥でたい焼きを食べれるなんて感激!
そしてここからは朝日岳〜大無間岳〜光岳に続く稜線を朝日岳方向に歩くが、僕はこの稜線に非常に興味があった!
以前、寸又川左岸林道の調査に来た時に林道から光岳は現実的に厳しいと思っていたので、この尾根を使い光岳まで!!!と思っていたのですが、どのような状況の尾根なのか知らなかったので、ここで歩く事が出来たのは非常に大きな価値がある。
結果的には、走ったりは無理で木を掻き分けながら進む事の多いルート。 スピードは出せないのでかなりの時間を要するだろう...。
そして少し緊張する急勾配を下り、一気に登り返して【朝日岳】頂上に到着!!!
駐車場でお会いしなければ一生登る事が無かったであろう1717尾根?に行く事が出来たのも「聖会」の皆様が誘ってくれたからで本当に感謝、感謝です!!!
ここで記念撮影を一緒にして、お昼ご飯にしたのですが大した食べ物を持たない哀れな僕達にone-hunterさんがリンゴを、ukkyさんは豪華なお弁当をお裾分けしてくれて感激(涙)
僕は何もお返しする事が出来ませんでしたが初対面でコバンザメのように付いてくる僕達に何から何まで本当に嬉しかったです。
また会う機会がありましたら、いや、必ずまたお会いして元気に色々とお話ししたいものです。
ここで「聖会」の皆さんとお別れして、yamayoさんと一般ルート下りました。 僕が体調不良の為、下山は少ししか走れませんでしたが文句を言わずにスローペースで一緒に歩いてくれたyamayoさん、本当にありがとう!
「相当困難なルート」は本当の事になってしまいましたが、ケラケラ笑いながらの山行は体調不良を感じさせない程楽しかったです。
「お昼までに帰る」と約束したのに下山したのは既に13:55分。
直ぐにメールで謝り、今日は母の日なのでご飯をご馳走すると約束し家に帰りました。
今回は偶然の出会いから本当に貴重な経験をさせてもらう事が出来ました。 このような経験から僕の山に対する考え方の幅も広がって行く事でしょう。
「聖会」の皆さん、本日は本当にお世話になりました。
今回の「聖会」の皆様の記録です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-445619.html
<追記>
帰宅後、熱を測ったら37.4℃でした。 う〜ん疲れた訳だ。。。
今日はゆっくり寝ます。
今しがた、yamayoさんに「経緯を教えてください」とメッセージを送ったところでした。
なんど、こちらの方々の記録を見てひっくり返ったことか、、(笑
ittaさん、こんばんは!
今回は本当に偶然でone-hunterさんのお誘いがなければこのような尾根を歩く事はありませんでした。
僕はone-hunterさんの記録を拝見した事がありませんでしたが帰宅後拝見したところ、かなりディープな山域に行っておられるので興味深く拝見させていただきました。
深南部大好きなittaさんには今回の山行は堪らない企画だったと思います
山での出会い!
面白いものです。
hijirikaiの皆さんのレコは見てはいましたが、帰宅してから見直してみて
すんごい方たちとご一緒しちゃったな〜
こじらせまくったあげく、昨日ようやく熱が下がったinaminです。
「聖会」の皆様の記録はフォローしているのでよく見ているのですが、なんとkaikaireiさんたちと一緒だったとは!
とても良い経験でしたね。ワタシもぜひご一緒したかった〜。ウラヤマシスギです
しかしkaikaireiどの、おヌシも悪よのう〜
この時期のカゼはタチが悪いのでお大事に
inaminさん、こんばんは! 熱も下がったようですね
僕は熱は下がりましたが、身体のダルさは相変わらずでもう少し時間が掛かりそうです
土曜日は最高の天気でしたので尚更不動岳は残念でしたね...。
「聖会」の皆様は本当に人柄も良く親切な方々なので、機会があればinaminさんもご一緒してみてはいかがでしょうか?
きっとinaminさんにとっても良い経験になると思います
最近はSHCの集まりも無いのでまた皆さんで飲み会でも開催されたら良いですね
もう元気になりましたか?
自分も週末にはかなり疲れが溜まっていまして。。。
睡眠不足での不動岳は、かなり厳しかったのではないかと
またどこか行きましょ
ね。kaikaireiさん、わるいひとw
で、我が家ではinaminさんを口実に利用していたり・・・ゴメンっ
お互い様ってことで(笑
kaiさん、yamayoさん、こんばんは!
体調が優れないと言いつつ、累積標高3,000m超えてますね
山の標高は低いのに恐るべし・・・
やはり南アは手強く、山深い土地柄だと再認識しました!
しかし、嫁さんをたぶらかし、友を悪者に仕立てての山業
何かしっぺ返しがあるかと期待しましたが・・・
お昼をご馳走になったり、アカヤシオを堪能したりと
良いことずくめ
yamayoさんも、何か言いたいことがあるのでは
後、花の写真
ソフトフォーカスって言う奴ですか?
被写体のボケが絶妙ですよ
冗談はこれ位にして・・・
山業のジャンルは違いますが、凄い人達に遭遇しましたね
玄人好みの達人!この出会いは財産になりますよ
やはり「何かを持っている男達」なのでしょう
累計3000、そんなにいってましたか?
下っているとき、なかなか着かないな〜とは思いましたが。
自分も最近は単独で行くよりも、友達と山に行くほうが出かけやすいのですよ
お互い様です
山での出会い!
良い出会いでした。kaikaireiさんに初めて会ったのも山でした
tailwindさん、このようなマイナー山域のレコにもコメント頂けるとは思ってもいませんでした
まず最初に謝らくてはいけません!!! 累積標高3,000m>ですがこれはログがオカシイと思われます...。 実際には2000〜2200位ではないかと思っています。
しっぺ返し>これも見事に喰らっていますよ
花の写真に関しては・・・。もっと良いカメラ買おうかな
深南部>ここは首都圏の方の丹沢、奥多摩のように僕達静岡県民にとっては故郷の山でありますが、この山域は奥深く人も疎らで山小屋もありません。(朽ち果てた作業小屋みたいのはありますが・・・)
登山道もメジャー山域のように整備されていませんので、初心者は安易に踏み込む事は出来ませんが、僕も「聖会」の方々ような経験を積み、いつかは自分で色んな尾根を歩いてみたいと思います。
その時はtailwindさんも長野県にご在住でしたので泰阜村辺りから歩いて頂けると寂しがり屋の僕でも安心して歩けると思います
森林限界は超えていませんが、違った魅力満載の山域ですので、機会がありましたら行ってみてくださいね
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