山頂で夜明けを楽しむ。三ノ塔
- GPS
- 02:55
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 505m
- 下り
- 505m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【いきさつとルート設定】
関東地方は史上最速で梅雨が明け、連日35度近くの猛暑が続いている。こんな時には標高の低い近郊の山を長時間歩きたくない。先週の高松山の夜明け登山が予想以上によかったので、今回は夜明け登山を三ノ塔で挑戦することにした。このルートは今まで、菩薩峠に車を止め、塔ノ岳や蛭ヶ岳まで何度かピストンしているが、2019年12月以来登っていない。過去の記録を見ると累積標高500m弱、1時間程度で三ノ塔まで行ける。先週の高松山より少し難易度が高くなるが、ナイトハイクに慣れるのには丁度いい。先週高松山から見た、大山方面の日の出がどのように見えるのか、楽しみにしながら出発した。
【感想】
菩提峠の駐車場はヤビツ峠の少し先にある。夜明け前の午前3時頃だというのにヤビツ峠方面から下ってくる車と何台もすれ違い、そこそこ神経を使う。先週のシカのお出迎えとは全然違う。当然シカは一匹もいない。これだけ車が走っていればシカのでる余地はないのだろう。
菩提峠駐車場で車を降りるとモワッとする。気温は23℃だが蒸し暑い。今回は途中でパラパラ通り雨もあり、湿度が高くて汗がでる。登山道は整備されており、とても歩きやすい。危険箇所や道迷いの心配もなく、ナイトハイクでも全く問題ない。
日の出の15分前に山頂に到着したが、曇っていて、いつもは大きく見えていた富士山が見つけられない。相模湾方面もボンヤリしていて海岸線がはっきりしない。あまりいい環境ではなかったが、適度に風が吹いて気持ちいい。大山方面と表尾根方面は視界が開けているので、期待して日の出を待つ。烏尾山方面に少し足を伸ばして戻ってくると、大山の左から太陽が昇ってくる。夢中でシャッターを押していたが、ふと反対方向の相模湾に虹が出ていることに気づく。しばらくすると大倉尾根にも虹が現れる。部分的に雨が降っているからなのだろうか。大山方面の日の出はとても美しかったが、5時すぎには厚い雲の中に太陽が隠れ暗くなる。でもこの頃になると薄っすらと富士山が見えてくる。30分ほどの間に目まぐるしく変わっていく景色。これも夜明け登山の醍醐味なのだろう。
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