大谷山(別所砂留)で江戸時代から続く努力を見る〜西日本豪雨から4年
- GPS
- 04:15
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 559m
- 下り
- 544m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り 気温30度、時折風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に 踏み跡明瞭で指導標も多い。 大谷山山頂付近、藪。林道側に回り込めば山頂プレートは無いものの快適 |
写真
感想
コースタイムは砂留観察、暑さ、捻挫でかなり遅め。
別所砂留はみなさまのレコを見て是非とも見に行きたい場所でした。
先日某公共放送のローカル番組で別所砂留補修の様子が放映され、いい機会と判断。
本日は広島県だけで5000カ所以上の土砂崩れを引き起こした西日本豪雨災害から丁度4年にあたる。復旧は道半ば、打ち捨てられた箇所も多い。
広島県は土砂災害危険箇所ぶっちぎり全国一位の災害県。真砂土は崩れやすい=造成しやすいので平地が少ない広島県は危険な急傾斜地まで開発しているため。
広島県には砂留の数が非常に多く、江戸時代から難題だったようだ。
多くの砂留は山に埋もれてしまったが、ここ別所砂留は今でも現役で現代の砂防ダムに負けない機能を発揮している。
手入れされている主要14砂留はそれぞれ表情が違って面白い。じっくり観察。
特に鎧積み工法の4番、この6月に補修されてピカピカの7番、高低差が大きい10番が印象に残った。
池になる砂防ダムと違い、水が抜けやすい砂留内は湿地状になっており、ハッチョウトンボなどが住み着く自然の宝庫になっているのには驚かされた。
砂留を堪能したら大谷山縦走路へ。
私がひろしま百山攻略した時はこのルートが無名のため林道歩きだったが、いい感じでリベンジできました。歩きやすさ、文化的価値の両面で下手ななんとか百名山より評価点高い山でした。
大旗山から下山中、イノシシの群れに遭遇。数頭は散り散りに逃げたが、ニ頭の瓜坊が茂みに隠れており、私の接近に驚いて飛び出してきた。
私も驚き、窪みに足首を嵌めて捻挫してしまった。
左が良くなれば右が故障。うまくいかないもので。
コメント
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捻挫、大変でしたね。お大事にしてください。
それにしても残っていたのが瓜坊で良かったですね。不幸中の幸い。
この砂留は遺跡好きなもみじさんにふさわしい所とレコを見ながら納得。
暑さにも負けず・・・。
大旗山山頂は草刈りがしてあり私が行った時期は休憩に適した所でした。
今は夏、草の茂る夏ですもんね。
噂の猪柵
私以外焦る方いらっしゃらないみたいです。😅 修行が足らない私。
遺跡、城跡、自然もいっぱいと大好物モリモリの山でした
前回登った時と評価180度反転。
お気遣いありがとうございます。
親が早々に立ち去ったのを確認してたので完全に不意を打たれました。
猪注意の立て札が何か所もあったのに。人様の忠告はちゃんと聞かないといけませんね。
猪柵はかべふじさんのレコのおかげでみんなスムーズに通れていると思いますよ
柵ごとに開閉の仕方が多種多様。時にどうにもならない奴も現れるので存在を確認しただけでヒヤリとしますから。
あー🐗のせいでお怪我を💦
🐕散歩中も瓜は突然飛び出してきますからね。
(真っすぐ走って柵にぶつかってコケるのが常です)
でもほんとママが出て来なくて良かったです。
先日の「防災さんぽ」、私も視ました!
砂留、お見事ですね。
えんなさんのレコとかも拝見していたので、ますます先人の知恵に頭が下がりました。
太田川放水路は父に聞いていたので任しといて😸
コメントありがとうございます。
山に現れる爬虫類以上の高等生物によって怪我をしたのは初めてなのでちょっとショックです
瓜なら直撃しても大丈夫でしょうが、親御さんなら命にかかわりますから。遭遇率といい攻撃性といいやっぱり熊より怖いですね。
本放送のおこのみワイドにこんなコーナーがあるのを知らなかったのでまとめ放送ありがたかったです。
放水路は大芝水門で1:5に分けられていること、広い河川敷、直線的な流れ、掘った土砂がそのまま土手にと防災設備としての人工物なのが納得です。
ほぼ同い年なのは初耳で親近感アップ
集団イノシシは怖いです
捻挫で済んでよかったと思いましょう
無理しないで早く治してください
イノシシ柵のロック方法 これは初めてです
トンボの写真がきれいですね
砂留の石は積み上げているだけなんですね
先人の経験の積み上げの結果ですね
コメントありがとうございます。
以前、猪罠にかかった猪を見て威圧感に震え上がりましたが、山野をドタドタ駆けるスピード感は脅威ですね。
今回の件はしっかり授業料として受け止めます。骨折だったらお高くつくところでしたが。
暑くて山登りもどうよ。みたいな時期でよかったです。
猪柵はロック方法が千差万別で、設置者と登山者の知恵比べのようですね
たまに複雑な奴があって下山時に遭遇すると焦ります。
トンボは短いレンズでも撮れ高でるので荷物が軽くなっていいです。
でもオートフォーカスが効きづらいので意外に難しいですね。
砂留の石組は戦国期に発達した築城技術の流用もあるのでしょうか?
別所砂留ひと地域とっても工法が色々採用されているのが面白いです。
ここ最高
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