【二百名山】市房山 縦走できず（涙）

2014年05月01日(木) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,273m
• 下り: 1,252m

コースタイム

6:40 登山口 - 7:23 林道終点分岐 - 7:38 市房神社(4合目) - 8:20 6合目 - 8:51-9:11 休憩 - 9:56 市房山 - 10:02-22 心見の橋 - 10:26-59 市房山 - 11:52 6合目 - 11:56 杖ゲット - 12:18 市房神社 - 12:27 林道終点分岐 - 12:53 登山口
Total 6:13 休憩 1:16 歩行 4:57 CT 5:25 撮影 201枚

アクセス

結局、縦走はできなかったが、二ツ岩登山口の林道舗装終点まで詰めて、チャリデポした。

コース状況／危険箇所等

市房山は、二ツ岩への縦走路が楽しそうだったので、チャリデポをしようと、朝一でチャリをデポ。

周回するつもりで、林道終点まで詰めず、登山口から登りだす。入口には、縦走禁止の看板が立っている。樹齢800〜1000年の市房杉は、見事だった。この雰囲気を味わいたい人は、下の登山口から登った方がいいだろう。

途中、紛らわしいピンクテープに引き込まれてしまうが、基本、まっすぐ歩けば、問題なかった。市房神社で軽くお参り。

やがて、アケボノツツジの落花に出会うが、標高を上げると、結構、見ごたえがある。ミツバツツジ、ヒカゲツツジ、アセビなど、見ごたえはあるが、ガスがまったく晴れる様子がない。天候は回復傾向だが、いつ晴れるか分からない。単独者が降りてきて、山頂はえらく寒いらしい。それならばと、腹ごしらえを兼ねて、みっちり休むことにした。

この先、だんだん疎林になってきて、アセビの群落も見ごたえがあったが、ガスは晴れない。山頂に辿り着いて、「心見の橋」まで行ってみることにした。

心見の橋までは、岩もあって、雰囲気がいい。心見の橋は、チョックストーンで、立って歩くことはできなかったが、這いながら渡ることはできた。だが、先はロープでふさがれており、踏み跡も微妙になっていた。

展望のいい岩場があったので、ガスが晴れるのを待つ。時々、下界や二ツ岩方面が見えたりするが、スカッと晴れることがない。

縦走も展望も、あきらめて、山頂に戻ると、ご夫婦が休んでおり、話し込んでしまった。縦走もしないとなれば、時間があるので、地元の登山者と話込むのもいいだろう。

後から、調べたら、縦走の記録もあった。クライマーでない人が、装備も持たずに縦走するのであれば、一般登山道レベルだ。まあ、崩壊中とあれば、禁止するのも止む無しかも知れないが。

下山後は、百名瀑「鹿目の滝」を見に行った。雄滝の直瀑の迫力と雌滝の段瀑と、違った雰囲気が素晴らしかった。

その後、桃李温泉「石庭」に行く。300円で入れる。地元の人が多いらしい。

写真

縦走するなって・・・。

市房杉は、結構な迫力だ。

苔むして、雰囲気がいい。

風流な石段だ。

やばい杉も、あるって。

市房神社

この岩は、迫力があった。

ちらっと、下界が見えたが、ほとんどガスガスだった。

山頂近くのアセビの群落は、すごかった。

市房山山頂

これが、心見（こころみ）の橋

這いながら、渡った。

ご覧の通り、チョックストーンになっている。

もうちょっとで、晴れそうだったのだが・・・。

霧の彼方の縦走路

「勇者にゃー隊長よ。この杖を授けよう。」「にゃああああああっ♪」

下山後、市房山を振り返る。どうやら、山頂も晴れたようだ。

百名瀑、鹿目の滝（雄滝）

ものすごい密集しているギンリョウソウ

鹿目の滝（雌滝）

地方の名山としての風格を漂わせる市房山。