名前からは想像できないくらい穏やかな『荒船山』
- GPS
- 03:58
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 936m
- 下り
- 950m
コースタイム
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:56
天候 | 薄曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※トイレ(簡易)有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的には命の危険を感じさせる箇所はない 鎖・ロープに頼らなければならない箇所もほとんどない 艫岩の絶壁下を覗こうとして滑落する事故が多発しているらしい |
その他周辺情報 | 温泉 荒船の湯 入浴料:800円(土休日) ※AEON系クレカを持っていると割引になるらしい https://arafunenoyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
タイツ
靴下
グローブ
レインウエア上下
雨具(傘・ザックカバー)
日よけ帽子
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
保険証
スマートフォン(GPS)
時計
タオル
カメラ
|
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感想
スキーシーズンにはR254を使うことも多く、艫岩の絶壁の急峻さ、コツゴツ感からもハードな山行がイメージされ、荒船山は以前より気になる存在であった。
前日夜に登山口駐車場に到着し仮眠、5時に登山口を出発する。スタートから緩やかな登りで急さを全く感じない。登ってから僅かに下り、また緩やかな登りを数回繰り返しで比較的楽なルートを行く。艫岩までの中間地点までほぼ30分で到着してしまう。8時には下山してしまうペースに、その後は意識的にペースを落とす。艫岩の絶壁下と思われる場所からは反時計回りに巻くように少し斜度が増したようにも感じたが、直ぐに緩やかなアップダウンに戻った。
艫岩の上部は平坦な樹林帯になっている。避難小屋が見え、艫岩の展望台に到着する。展望台は北側が開け、上越国境方面の山々が望める。この日は薄曇りで視界はクリアではなかったが、それなりの眺望が楽しめた。この艫岩展望台は切り立った絶壁になっており、絶壁下を覗こうとして滑落する事故が多発しているらしい。
艫岩展望台から荒船山最高点の経塚山直下まではしっとりとした平坦な頂稜でクリンソウの群生地らしいが旬はとっくに過ぎてしまっていた。
経塚山への上りは今回の山行で最も急な登りであったが、標高差も60m足らずなので苦にもならなかった。経塚山山頂には祠があり、荒船山の山標がある。艫岩展望台近辺などにも荒船山との表記があり、どうやら荒船山とはこの辺りの山域のことを指す名称らしい。
経塚山からは星尾峠、荒船不動を経由しての下山となる。この荒船不動までの下りの道が若干荒れていた。荒船不動からはR254の現道まで緩やかな林道をひたすら下る。R254現道から登山口駐車場まではR254旧道を30分ほど登る。
荒船山は艫岩が荒波の中を進む船のように見えることから名付けられたらしい。確かに周囲の山もゴツゴツと尖った波のように見える山が多いような気がする。しかし、登ってみると山頂へのアクセスも緩やかで、穏やかで平坦な頂稜はその先入観とは全く異なる山だった。
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