GW最終日の晴天、静かな雨飾山でちょっと滑落(?)。
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- GPS
- 07:55
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,170m
コースタイム
天候 | 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道 温泉〜小屋 一部アスファルトが露出しているがまだ雪はある 小屋〜取付 小屋から沢に向かって右へルートをとるが、500mほど歩いてから左手に注意。 木にペンキマークがあるので、そこから斜面に取り付く。沢をそのまま進むと行き止まります。 取付〜荒菅沢 荒菅沢はデブリ多し、山頂ピストンの間も雪崩れていた模様。素早く越えるのが良い 荒菅沢〜笹平 夏道が一部露出。雪面トラバースは午後は非常に危険、ズルズルで止まらない‥ 歩きにくかったら面倒でもアイゼン外しましょう。特に下山時は注意が必要と感じました。荒菅沢に降りる際は慎重に 笹平〜山頂 山頂も夏道が出てます。アイゼン外して山頂に登るのが良いかと。 |
写真
感想
この日会ったのは一人だけ。先に山頂に立たれており、入れ替わりで山頂へ。
山頂は快晴、温かくまったりと北アルプスの稜線を眺めたら1時以上経過していた。
下山時スキーのトレースが荒菅沢にもあったが、会わなかった。
下山時、荒菅沢へ下る勾配が一番きつい場所の手前で慎重に降りようと足をつきなおした瞬間、
足を置いていた雪面が一気に崩れた。左手に木があり、つかもうとしたがわずかに間に合わず、
木をつかむために前のめりになり顔から落ちたので怖かったが、滑っている間に体制を入れ替え、
雪が緩すぎてピッケルは利かないので尻セードの要領で全身で制動し、沢の手前で停止。
雪面がぐちゃぐちゃだったので体に大きなダメージはなかったが、20-30m滑り落ちたように思う。
落ち着いて対処したつもりだったが、体は正直。止まった時、足が震えていた。
上記以外にも、荒菅沢の夏道が出ている場所の雪面が緩い場所も恐ろしかった。
夏道が出ている場所はアイゼン外すのが面倒でもトラバースはせず夏道を歩いた方が良い。
もし上記のように雪面が少しでも崩れたり、滑ったら荒菅沢のデブリになっていたかもしれない。
油断していたつもりはないが、深く反省する必要がある。
最後、小屋につく前の斜面でブチッという音とともに一眼のケースのベルトがちぎれた。
たぶん滑落の際に負荷がかかり、寿命を迎えたのでしょう。3mほどで河原だったので、雪の上で止まりました。
ナイフリッジとかでちぎれなくてよかった、一眼が滑落・行方不明になるのも悲しいですし、
思わず体が反応して自分も滑落しかねないし。
下山後の温泉で精神を落ち着かそうと思いましたがあまりにも熱い湯で無理でした(^^;
夕日がきれいそうなので、岩州公園で北アルプスに沈む夕日を見て帰路についた。
いつかこの稜線を歩きとおしたいと思った。仕事が忙しすぎて、やっと5/15アップできました。
明日からの代休どこに行こうかな。
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