記録ID: 4487409
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沢登り
増毛・樺戸
暑寒別川本流
2022年07月09日(土) ~
2022年07月10日(日)
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,224m
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
報告_2022.7.9-10(2-0) 暑寒別川本流〜夏道 L山下(3 AL竹内(2016 M小川(2 西園(1 暑寒別川本流は私(山下)が1年目のとき、増水時に入山し、Co360のゴルジュ敗退した沢である。 <時間とルート> Day1[晴れ]Co230二股(7:30-8:15)入渓(8:15-12:00)Co440二股(12:45-15:00)Co580F1手前=C1 Co230二股から林道を歩く。Co300付近で林道消滅し、少し藪漕いで入渓。本流なので水量が多いが増水はしていない。やった。Co360に長さ40m、幅4mの函。「私はもうあの時のひ弱な自分ではない」とLが勇んで出発するも途中で敗退し戻ってくる。ぴえん(笑)。代打AL、突破。ザイル出す。そこからは長い長い河原。ゴルジュで水を吸ったルームのぶっとい40mロープが重すぎる。Co580の8mFの手前でC1。Co570二股周辺は泊まれなくはないという感じ。側壁が崖で、あまりテンバにふさわしくはない気がする。夜はカレー。おいしすぎてニヤツキを抑えられない西園。 Day2[雨のち晴れ] C1(5:30-15:00)暑寒別岳(15:15-18:15)暑寒荘 滝のトップは全てL。Co580の7mFは右岸直登。難しくはない。途中小ゴルジュあり、Mは中を行きLSは捲く。Co860手前に5mF。右岸草付きを登る。下部の二手くらいが悪く、お助け垂らし後続ゴボウ。Mは少し手間取っていた。滝の2段目は見当たらなかった。Co860の二股はよく分からなかった。その後すぐ3段30mのF。1段目と2段目は左岸直登。3段目は左岸枝沢。3段目だけ少し難しい。3つまとめてザイル出す。後続プルージック。以降小滝出てくるが問題ない。Co1200の右股が滝になっており直登は難しいので左岸草付きより捲く、が、結構シビアでトップをLからALに交代。空身で直登してザイル出した方が良かったかも、、。沢に降りようとしたところ乗りたくない雪渓が沢にかかっているのを発見。このままブッシュ帯を行くことにする。結果オーライ?。一箇所お助けだした。その後も沢を雪渓が覆っている。斜度がきつく、沢足袋では雪渓の上を歩けなさそう。ブッシュ帯と草付きの境界線をブッシュ掴みながらしばらくトラバース。足元悪く小川苦戦。お願い、落ちないで、、と祈ることしかできない。ようやく雪渓が終わり沢源頭部に降り立つ。水を汲むタイミングを逃したまま暑い中藪漕ぎしていたため、ちょろちょろとした水流に一同歓喜。小休止して、沢型を詰める。藪漕ぎ10分でピークより少し南の夏道に出て、ハイタッチ。みんな頑張った。地図読みも間違ってなかった。下山地点からしばらく行かないと電波が入らないことを考慮し下山時刻を遅らせる旨をメーリスに流す。あとは小さな虫たちを引き連れながら夏道を下山。帰りのドライブでは浜省トークで盛り上がる。 <パーティ> ごつ盛り小山行 下山時刻延長 |
その他周辺情報 | 岩尾温泉あったま〜る♨ 受付時間を少し延長して入れてくれた。感謝。 |
写真
装備
個人装備 |
沢個人装備
|
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共同装備 |
ルームのぶっとい40mロープなど。
|
感想
函と滝、雪渓と藪、不安と葛藤。
これぞ山登り。
初めての本格的な沢のL。緊張で夜は全然眠れなかった。
雪渓を予測できず下山時刻を延長してしまったが、パーティ全員で力を合わせた、いい山行だったと思う。
山に行くと無垢な自分に戻れる気がする。
...
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