飛越・大長谷第四発電所から金剛堂山─中金剛往復
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 04:56
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 1,156m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 4:57
天候 | 曇り一時晴れのち一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
池の横の通過は、ロープを過信しないこと!(泣) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
サングラス
ポール
テント
|
---|
感想
海の日3連休はどこか遠方の百名山に行く予定だったけど、絶望的に天気が悪く、断念に追い込まれた。仕方が無いので、前回小白木峰に行った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4470366.html)にみた脱輪トラックがどうなったか確認がてら金剛堂山に行くことに決めた(苦笑)。
金剛堂山には過去3回登っており、1986年に登った2回は高校総体の山岳競技の下見と本番で(苦笑)、その後2004年に弟子(現・妻)と登りに行っている(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2454442.html)。これら過去3回の登頂はいずれも利賀側からで、大長谷側からは登ったことは無かった。今回、初めて大長谷側からの登頂を試みた。
天気予報は午後からの天気の崩れを伝えているので、午前中に下山出来るよう、3時に起床し、3:15には『キャラメルハウス』(自宅)をクルマで出発。前回小白木峰に行った時と同じようなコースを走る。21世紀の森杉ヶ平キャンプ場にトイレのため立ち寄ったのも一緒。違うのは、前回より20分早いためまだ真っ暗だったのと、連休中のためキャンパーがそれなりに居たこと。杉ヶ平のゲートを通る時に確認したら、故障車両のため通行止めの案内表示が無くなってたので、例の脱輪トラックはもう居ないことが確定。な〜んだ、せっかく来たのに…(苦笑)。
金剛堂山を大長谷側から登る場合、どこにクルマを置けばいいか深く考えずに、前回小白木峰歩いたコースと「赤線をつなげる」ために、大長谷第四発電所の送水管の脇に駐車。国道471号の通行止めが解除されたので、ここにクルマを置く登山者はひとりも居ない(苦笑)。「大人のオムライス」喰ってから、4:46に出発。まずは、発電所の入口まで国道を下る。発電所方面へ折り返すと、道端に「金剛堂山登山口」の案内表示があった。大長谷第四発電所の横を過ぎ、猿越ダムの上を通った先もまだクルマは入れるようで、落石で車道としては通行不能となっている箇所の手前には駐車出来るスペースもあった。ここまでクルマで入ればよかった?
しばらくは川沿いに「かつて車道であった道」をしばらく行く。どこかで車道跡から登山道が分かれていくものと考え、分岐を見失わないように目を皿のようにしていたけど、この車道跡の延長がそのまんま登山道になっているので、見逃しようが無い(苦笑)。登山道入口の標識が現れ、道は沢を離れて山に入っていくけど、それまでの道幅が維持され、登山道にしては緩い傾斜でジグザグを切りながら高度を稼いでいく。傾斜が緩い点、雑草で覆われているもののそれなりに道幅があることから、かつては登山道以外の用途(作業道など)で使われた道の転用かもしれない。もっとも路肩が崩壊してヒヤリとするトラヴァースを強いられる区間がいくつかあったケド…。
緩い道を歩いてると、沢の音が聞こえ始めた。え、もう水場?…という感じで、クルマを発ってから59分で水場に到着。いつまでも緩い道が続くため、そろそろ急登りになる筈…という先入観から、沢沿いにルートを探したけどそんなモノは無く、水場となる沢を横切った先に登山道は続く。沢を離れて緩い傾斜のまま尾根に到達した地点は展望がよく、これから向かう金剛堂山の稜線がみえた。最初から曇りがちな天気だけど、この尾根を歩いている頃は時折陽射しもあった。
尾根に乗ってからしばらくは傾斜は緩いままだったけどさすがにそのままでは行かなくなり、徐々に傾斜がキツくなってきて、ロープが現れ始めた。・1,473 mピークの東側の1,460 mピークを過ぎると一旦下りになり、下り切った箇所に池がある。池を濡れずに通過するため南側に補助ロープがあり、足がかりを慎重に見定めながら通過。池からは登りに転じ、やがて高い木が無くなり、展望が広がるようになる。手を伸ばせば掴めそうなくらい金剛堂山が近くみえる。そうなってからが意外に長く(苦笑)、7:18に金剛堂山(前金剛)の頂上に18年ぶりに到着。頂上には、三角点や巨大な展望盤、祠、旧・利賀村が設置した山の記、富山県知事・吉田實揮毫の碑などが並んでる。意外に思ったのが、利賀側からも誰も登って来ていないようで、誰も居なかった。前金剛で10分休んでから、中金剛へ向かう。中金剛までは高原の池塘とお花のなかを左手に白木峰を臨みながら進んでいく。富山藩10代藩主前田利保の歌碑を過ぎてひと登りで中金剛に7:41に到着。中金剛で鮭弁当喰ってたらどんどん雲行きがアヤしくなってきた。雨が降る前に下山できるよう、前金剛まで戻って下山開始。ここのコース、頂上直下が一番急で、掴めるようなロープや木も無いので、注意が必要。
20分ほどの下りで池に到着。上りで苦もなく通過していたため油断しきってたんだろう。ロープを完全に信用し切って全体重を預けたら、掴んでたロープごと背中から池に落ちてしまった…(泣)。雨に降られる前からビショ濡れ…(泣)。池から30分ほどの下りで水場まで戻る。ここで休憩してたら、細かい雨がポツポツして来たので、休憩は5分で切り上げて先を急ぐ。クルマに戻った時、車体がそれなりに濡れてたので、細かいにわか雨があったようだけど、樹林帯を歩いてたせいで殆ど影響は無かった。登山道入口まで戻り、車道跡を発電所まで戻る区間を歩く頃にはすでに雨は止んでいた。9:31に発電所の前を通過。発電所から上に伸びる送水管脇の階段を上ればすぐにクルマに戻れるけどそれは禁止されているので、一旦国道に出て、クルマまで戻った。クルマに戻ってから真っ先にやったことは、全ての衣類の着替え(苦笑)。
最初から最後まで誰にも会わなかった山歩き。利賀側のコースだといくつものピークを越えていくけど、こちらのコースは越えるピークは少なくて楽な筈なのに人気が無いのは、やっぱ人里離れてるからでしょうか?(苦笑)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人