【神奈川県】のどかな茶畑の景観と生藤山 (鎌沢入口バス停→三国山→生藤山→和田バス停)

2014年05月18日(日) [日帰り]

• GPS: 04:11
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,025m
• 下り: 993m

コースタイム

■鎌沢入口バス停→三国山(約2時間)
9:28鎌沢入口バス停 - 10:04県立鎌沢休憩所10:10 - 10:12三国山・生藤山登山口 - 10:22ベンチ - 10:34桜のプロムナード看板・ベンチ - 10:44佐野川峠 - 10:59テーブルのある休憩場所・甘草水分岐11:06 - 11:16軍刀利神社分岐 - 11:24三国山山頂(昼食休憩)

■三国山→生藤山→和田バス停(約1時間50分)
11:47三国山山頂 - 11:53生藤山山頂 - 12:03茅丸まき道分岐 - 12:15連行山 - 12:39山の神(和田バス停分岐)12:43 - 13:09一軒家前のベンチ - 13:39和田バス停(県立陣馬自然公園センター)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

藤野駅バス停から鎌沢入口バス停まで、神奈川中央交通のバスで約12分(ICカードの場合、\247)
※神奈川中央交通のホームページ→http://www.kanachu.co.jp/

コース状況／危険箇所等

・コースには適度に道標があり、迷うことはありません。
・ところどころに休憩用のベンチやテーブルがあります。
・眺望が良いのは三国山山頂だけと言っても過言ではありません。三国山山頂にはいくつかのベンチとテーブルもあるので、昼食休憩に適しています。
・全体的に難易度は低いコースですが、生藤山の山頂付近のみ岩場の急坂になります。
・トイレは、県立鎌沢休憩所、和田バス停(県立陣馬自然公園センター)にあります。
・前半40分近くと、後半の20分近くは舗装道路歩きになります。

写真

5/19 9:26

鎌沢入口バス停。この日は、JR藤野駅から2台のバスが出て満員でした。ここで下りたのは数人でした。

5/19 9:28

鎌沢入口バス停そばの案内図。このあたりは桜と、急峻な斜面に広がる茶畑が見どころだそうです。

5/19 9:31

鎌沢入口バス停からしばらくは舗装道路を歩きます。

5/19 9:37

「茶畑景観ポイント」という標識がある地点からの風景。あんな高い場所で育てているとは驚きです。

5/19 9:47

民家の横では、細かい種類はわかりませんが白い菊が、これでもかと咲き誇っていました。

5/19 9:48

その横にはツツジ。

5/19 9:48

さらにその隣にはシャガ。

5/19 9:49

斜面の茶畑越しに、これまた斜面に広がる茶畑を見ます。このあたりの茶畑は昔からあった訳ではなく、使われなくなった農地を再利用して盛んになってきたそうです。

5/19 9:56

まだまだ舗装道路が続きます。

5/19 10:04

道路沿いに県立鎌沢休憩所があったので、少し休憩します。左奥の風景に溶け込んでいるのがトイレです。よく整備されています。

5/19 10:09

鎌沢休憩所から茶畑越しに望む陣馬山。

5/19 10:12

鎌沢休憩所から1分で、民家横の登山口に到着。

5/19 10:18

ようやく山道らしい道に入ります。

5/19 10:24

天気もよく、新緑がまぶしいです。

5/19 10:34

坂を登り切ったところに、生藤山・桜のプロムナードという看板とベンチがあります。桜の時期に歩いてみたいものです。

5/19 10:36

このあたりに複数ある軍刀利神社のひとつ。

5/19 10:43

平坦な尾根道を進みます。

5/19 10:44

佐野川峠に到着。以前、石楯尾神社から登った時はここに合流しました。

5/19 10:47

佐野川峠から先は少し傾斜が続きますが、

5/19 10:55

平坦で気持ちのよい道が現れ、

5/19 10:59

テーブルが三つある休憩場所に到着します。残念ながら富士山が見える西側は、木々が繁っていてあまり眺望は良くありません。

5/19 11:06

休憩場所のすぐそばに、ヤマトタケルノミコト伝説のある甘草水(かんぞうすい)があります。前回行かなかったので今回は行ってみます。

5/19 11:07

30秒ほどで甘草水に到着。飲用不可と地図に記載がありますが、もともと枯れていました。

5/19 11:11

休憩場所からしばらくは、なだらかな傾斜の道が続きます。

5/19 11:16

道が平坦になると、軍刀利神社(ここが元祖?)への分岐が現れます。

5/19 11:24

三国山山頂に到着。ベンチとテーブルがいくつかあるので、休憩に適しています。

5/19 11:25

このコースの中では、三国山山頂がもっとも眺望がいいことを知っていたので、ベンチに座って休憩しながらしばらく景色を楽しみます。目の前に富士山と南アルプスが見えます。

5/19 11:45

雲をかぶった富士山のアップ。上の方も雪がところどころ溶けて、山肌が見え始めています。

5/19 11:25

南アルプスのアップ。

5/19 11:27

今回、セブンイレブンのこいつを持ってきたのですが、専用マシンかボトルでないと開封するのが難しいことが判明し、

5/19 11:28

予備に持ってきたいつものこいつを水に溶かしてアイスコーヒーにしました。

5/19 11:51

生藤山の山頂付近。前回登って覚えていたので、グローブをはめてよじ登りました。

5/19 11:53

生藤山の山頂。ベンチはありますが、狭くて眺望もないため、すぐに下ります。

5/19 11:55

生藤山の下りも急です。

5/19 12:03

生藤山の近くの茅丸。こちらも前回上って眺望がないことがわかっているので、まき道を進むことにします。

5/19 12:04

まき道は楽ちん。

5/19 12:08

細い尾根道が続いたあとに、だだっ広い場所があったり、

5/19 12:11

急な木の階段を上って、

5/19 12:15

連行山という、山頂とは思えない平坦な分岐点に到着。ここもベンチがあります。

5/19 12:18

連行山を過ぎると、道はようやく下りが多くなります。

5/19 12:28

緑と茶だけの色彩の中に突然あらわれるツツジは、鮮やかに目に飛び込んできます。

5/19 12:42

山の神の分岐に到着。右側の四角い石が山の神です。今回は醍醐丸や和田峠には向かわずに、和田バス停へ直接下りることにします。

5/19 12:43

分岐からいきなり急な下り道になります。

5/19 12:47

樹林帯の中をたんたんと下っていきます。

5/19 12:59

途中から、道がゴロゴロした石だらけになり、急に歩きにくくなります。

5/19 13:00

ぽっかりと木々があいたところから陣馬山が見えます。アップにしたら、山頂の茶屋まで見えました。今日はにぎわっていることでしょう。

5/19 13:05

300メートル近く樹林帯の中を下っていき、いい加減嫌になった頃、

5/19 13:08

民家が見えてきました。地図にも載っている一軒家です。民家から少し離れた場所にベンチがあり、休憩しました。

5/19 13:16

民家を過ぎると道幅が広くなり、傾斜も次第にゆるくなります。

5/19 13:22

段々と道が整備されていき、

5/19 13:23

いつの間にか道路も舗装されています。

5/19 13:24

ふと横を見ると、こんなところにも茶畑がありました。

5/19 13:31

ようやく和田バス停に通じる県道に出ました。

5/19 13:32

このあたりも斜面に茶畑が広がっています。

5/19 13:30

今日はよく晴れて空気もカラッとしており、よい山行日和でした。

5/19 13:39

和田バス停に到着。最後は急いで下りてきたため、乗る予定の一本前のバスに間に合いました。

撮影機器：

DMC-FT20 Panasonic

感想

hoz

　2年前に石楯尾神社から登った生藤山に登ってきました。今回はややマイナーな、鎌沢入口バス停からのコースを選びました。このあたりの佐野川地区は「にほんの里100選」にも選ばれた、のどかな風景が広がる場所です。歩き初めは舗装道路を40分近く上っていきますが、急峻な斜面に整然と作られた深緑の茶畑の景観が目を楽しませてくれ、気が紛れました。

　佐野川峠から先は前回通ったルートなので、眺望のよい三国山で昼食休憩をとり、グローブを装着して生藤山だけ登って、茅丸はまきました。非常に天気の良い日だったのですが、2年前と同じように新緑が日差しをさえぎってくれ、カラッとした風が通りすぎていき、歩いていて快適でした。

　帰りは醍醐丸や和田峠まで行かずに、ショートカットするように山の神から和田バス停へ向かいました。この下りは一気に300メートル以上樹林帯の中を下るので、こたえました。

　次回はぜひ桜のプロムナードが満開の時期に行ってみたいと思いました。