観音峰・三ツ塚 ��14022

2014年05月19日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.7km
• 登り: 741m
• 下り: 724m

コースタイム

観音峰登山口駐車場 7:38 出発 ー(34分)→ 観音平 8:20 ー(20分)→ 観音峰展望台 8:47 ー(23分)→ 観音峰 9:16 ー(19分)→ 三ツ塚 9:40 ー(31分)→ 法力峠 10:20 ー(33分)→ 母公堂駐車場出合 11:02 ー(28分)→ 洞川温泉 11:35 ー(36分)→ 観音峰登山口駐車場 12:17 帰着

歩行時間：3時間44分
歩行距離：12．4��

天候

晴れ時々曇り

気温：出発時(7:38)・10℃、下山時(12:17)・19℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：泉北 5:40 発　水越トンネル・R309・虻トンネル経由 約75��
　　　観音峰登山口駐車場 7:22 着
復路：観音峰登山口駐車場 12:43 発、泉北 14:25 着

駐車場：虻トンネルを出て直ぐに無料駐車場（約20台）あり、WCあり

コース状況／危険箇所等

道の状況：
　危険個所なし。道標・標識テープは随所にあるので視認を確実に行い、分岐方向を間違えなければ道迷いはない。三ツ塚〜法力峠間に数個所急坂・露岩があるので注意して歩行する必要がある。
　母公堂そばの稲村ヶ岳登山口（今回はここに下ってR21・大峯山公園線に出合う）に『熊出没注意』の新しい看板が設置してあった（4月26日に山上ヶ岳登山でここに降りてきたが、その時には気付かなかったので最近設置されたものと思われる）。

登山ポスト：観音峰登山口駐車場の吊り橋手前にある。

温泉・飲食店情報：
　洞川温泉街に飲食店・宿泊施設多数。
　洞川温泉センター 11:00〜20:00 水曜日休館　大人 600円
　　　　　　　　　 駐車場 70台 100円/時（最大 1000円/日）

写真

虻トンネルそばの観音峰登山口駐車場、無料で約20台駐車可。右：休憩所、左：便所。休憩所左手前の登山ポストに入山届を出して7:38に出発。建物間を通り向こうの吊り橋を渡って山道に取り付きます。

吊り橋から新緑のミタライ渓谷を望む。

吊り橋を渡って直ぐに出てくる標識。標識に従えば迷うことなく観音峰展望台へ案内してくれます。ルートも整備されています。

観音の水

大岩の上に第1展望台があります。

第1展望台

第1展望台から弥山・八経ヶ岳・頂仙岳を遠望。

第1展望台分岐標識に忘れられた帽子（シャッポー）。
『シャッポを脱ぐのはまだ早いですよ・・・。』

標識と共に各所に設置されている吉野の歴史説明の銘板。

フタリシズカの花芽が出てきました。

まるでプロレスの4の字固めのようです・・・。

観音平に着きました。

お歌石

観音の岩屋

観音の岩屋の直ぐそばにある岩場。自然の仕業とは思えないほど平行に立つ岩肌です。肩幅よりやや狭くリュックを担いで真っ直ぐには通り抜けできません。

観音峰展望台直下のつづら折れの急登。

新しく設置された警告看板。

観音峰展望台の石碑が見えてきました。背後のピークのもう一つ向こうが観音峰山頂です。

ほぼ360度の眺望を楽しむことができます。

大日山・稲村ヶ岳

稲村ヶ岳・バリゴヤの頭

弥山・八経ヶ岳・頂仙岳

弥山・八経ヶ岳、やっと雪が融けたようです。

大日山・稲村ヶ岳

金剛山・大和葛城山を遠望。

観音峰山頂、展望はありません。

三等三角点標石とマイキャップ。

鹿に食べられずにすくすく育つトリカブトとバイケイソウ。

ハシリドコロ、間違って食べると大変なことになる由。ゴ・チ・ュ・ウ・イ されたし・・・。

三ツ塚山頂です。山上ヶ岳・稲村ヶ岳の展望良好。

大日山・稲村ヶ岳

山上ヶ岳方面

金剛山と大和葛城山の鞍部・水越峠を遠望。

ヤマシャクヤク

ヤマシャクヤクが群生しています。

オオカメノキ

法力峠へ到着しました。右へ行くと山上辻、左へ下ると母公堂・五代松鍾乳洞へ。

法力峠分岐標識とマイキャップ。

落石と倒木がありますが、登山路は修復済みで通行には支障ありません。

葵祭には欠かせないフタバアオイが群生しています。京都では生息地が少なくなって祭りの準備に難儀しているそうです・・・。

母公堂分岐、右は母公堂、左は五代松鍾乳洞へ。

君の名は？？？

母公堂そばの稲村ヶ岳登山口に下りてきました。

『熊出没注意』の看板（新設）。

五代松翁像

駐車場を兼ねたゴロゴロ水汲み場。1台毎に蛇口があります。

五代松モノレール駅舎

水汲み場兼駐車場の料金表示。
300円が500円に大幅アップしています・・・。

建て替えられた陽明門

ヒトリシズカ

洞川温泉街

ゴロゴロ水容器で飾られた格子

ガードレール右からミタライ渓谷遊歩道へ入ります。

洞川温泉センター、右手前は公衆便所。

ミタライ渓谷遊歩道。木道のところもあります。

大聖大権現説明板

オーバーハングした大岩、急いで通り抜けます・・・。

粋な模様のマムシさん・・・。

みたらい遊歩道ゲート。

ミタライ渓谷に架かる吊り橋と観音峰登山口駐車場が見えてきました。

12:17 出発地点に戻ってきました。
右手に虻トンネル入り口が見えています。
12:43 下山届を登山ポストに投函して帰路に着きました。

感想

fukuchi36

　ベニバナヤマシャクヤクの開花期には4〜5週間早いが、晴天予報につられて観音峰・三ツ塚へ出かけた。天川川合の交差点から洞川方面へ曲がったところでヒッチハイクする二人連れを見かけたが、登山姿にしては無計画さに少し腹立たしく停車する気にならなかった。虻トンネルを抜けて直ぐの観音峰登山口駐車場に入り出発準備をしていると、その二人連れが洞川方面へ向かう車にヒッチして現れた。靴ひもを締めているfukuchi36の傍らを観音峰とは反対方向へ向かう女性二人連れと朝の挨拶だけは交わした。登山方向を探している様子だったので、行き先を尋ねると『観音・・・』と言うので、観音峰なら反対側の吊り橋を渡り直ぐの標識に従えば後は道なりで迷うことは少ない旨を教えた。数分後に出発した筆者は直ぐにこの中年(熟年？)女性二人連れに追いついたが、特に問われることもなかったことと無計画な山歩きをする者への業腹から話しかける気にもならずに先を急いだ。
　観音峰展望台では好天に恵まれて大峰の各山々や遠く金剛山・大和葛城山を望むことができた。展望台周辺ではベニバナヤマシャクヤクなどの希少植物を保護するための警告看板・ロープ柵が新設されていた。ロープ柵の外から見た範囲ではベニバナヤマシャクヤクは花芽どころか発芽も見つけることができなかった。枯れた茅の下になっていたのかもしれない。年々花の数が減ってきているようなので大事にしたいものである。
　三ツ塚から法力峠へ下る途中でヤマシャクヤクの群生地に出合った。まだ蕾もあり6〜7分咲きといったところである。
　母公堂出合からはR21・大峯公園線の車道を歩き、洞川温泉センター前からはみたらい遊歩道を歩いて出発地の観音峰登山口駐車場へ戻った。出発時には2台しかなかった駐車場がほぼ満車になっていた。山歩きよりミタライ渓谷で遊ぶ人が多いようである。先の二人連れ以外に山道で出会った登山者は稲村ヶ岳へ向かう男女2名だけで、今日は静かな山歩きを楽しむことができた。