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Yamareco

記録ID: 4519457
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

蝙蝠岳(伝付峠を越えて)◆50代おっさんの挑戦◆

2022年07月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
18:05
距離
36.7km
登り
4,177m
下り
4,157m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
17:11
休憩
0:43
合計
17:54
0:12
74
1:26
1:30
37
2:07
2:12
48
3:00
3:01
7
3:08
3:08
49
3:57
3:57
23
4:20
4:20
36
4:56
4:57
129
7:06
7:07
68
8:15
8:16
37
8:53
9:01
18
9:19
9:20
50
10:10
10:13
88
11:41
11:42
44
12:26
12:27
23
12:50
12:51
86
14:17
14:17
6
14:23
14:30
50
15:20
15:26
44
16:10
16:11
101
17:52
17:53
13
18:06
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
田代川発電所駐車場
・・・ですが、1km手前で通行止めになっています。近くの広くなっている路肩スペースに停めました。
コース状況/
危険箇所等
【田代川発電所↔伝付峠】
一部崩落があり、川の反対を高巻迂回するようになっています。渡渉はその他にも3〜4ヶ所、よく見るとピンクがあったりしますが迷いやすいので実際に歩かれた方のログを取っていくことをお薦めします。斜面トラバースや岩場も現れますが、ワイヤー、ロープとても丁寧に、使いやすく付けられています(登山者のことを考えた整備の見本!!)

【伝付峠↔二軒小屋ロッジ】
なだらかな九十九折、とても歩きやすいです。崩落や危険個所もありません。

【二軒小屋ロッジ↔蝙蝠岳】
ロッジから田代ダム沿いに歩き、「東俣」方面に進んだ先に蝙蝠岳登山口があります。取り付きからなかなかの急登、その後も部分的に急斜面は現れますが、総じて歩きやすいです。危険個所はありません。
田代川発電所の1km手前で通行止めになっています(近くの広くなっている路肩に停めました)。
2022年07月23日 00:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 0:06
田代川発電所の1km手前で通行止めになっています(近くの広くなっている路肩に停めました)。
笊ヶ岳を思い出します。
2022年07月23日 01:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 1:12
笊ヶ岳を思い出します。
スタートから3時間かかって伝付峠・・・全然「おまけ」じゃなかった。
2022年07月23日 03:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/23 3:14
スタートから3時間かかって伝付峠・・・全然「おまけ」じゃなかった。
4時間20分かけて、やっと登山口。
2022年07月23日 04:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 4:26
4時間20分かけて、やっと登山口。
4時30分あたりでヘッデン消せました。
2022年07月23日 04:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 4:51
4時30分あたりでヘッデン消せました。
電力関係の施設?
2022年07月23日 05:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 5:03
電力関係の施設?
朝陽を受けた伝付峠。あとでまた越えなくちゃ・・・。
2022年07月23日 05:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/23 5:04
朝陽を受けた伝付峠。あとでまた越えなくちゃ・・・。
林の向こう、東側から朝陽が昇ってきました。
2022年07月23日 05:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 5:29
林の向こう、東側から朝陽が昇ってきました。
一気に林も生き生きと。
2022年07月23日 05:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 5:30
一気に林も生き生きと。
白樺や苔の、こんな表情もあります。
2022年07月23日 06:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/23 6:06
白樺や苔の、こんな表情もあります。
東側に見えた山並・・・同定できず。
2022年07月23日 07:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 7:00
東側に見えた山並・・・同定できず。
徳右衛門岳、遠かった〜。
2022年07月23日 07:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/23 7:12
徳右衛門岳、遠かった〜。
徳右衛門岳から先はしばらく快適な道。ここまでかなり足を使ったので、この区間はありがたかったです。
2022年07月23日 07:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 7:22
徳右衛門岳から先はしばらく快適な道。ここまでかなり足を使ったので、この区間はありがたかったです。
蝙蝠が見えた!
2022年07月23日 07:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
7/23 7:26
蝙蝠が見えた!
ハクサンフウロ
2022年07月23日 08:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
7/23 8:14
ハクサンフウロ
青空が嬉しい。
2022年07月23日 08:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 8:15
青空が嬉しい。
森林限界を越えそう・・・
2022年07月23日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/23 8:18
森林限界を越えそう・・・
越えました!
2022年07月23日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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7/23 8:18
越えました!
蝙蝠の奥には塩見岳
2022年07月23日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/23 8:19
蝙蝠の奥には塩見岳
小河内岳、前小河内岳、烏帽子岳
2022年07月23日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 8:19
小河内岳、前小河内岳、烏帽子岳
荒川岳(悪沢岳)はすごい迫力。
2022年07月23日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/23 8:19
荒川岳(悪沢岳)はすごい迫力。
富士山もきれいに見えていました。
2022年07月23日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/23 8:19
富士山もきれいに見えていました。
間ノ岳〜農鳥岳〜広河内岳〜大籠岳〜白河内岳
2022年07月23日 08:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/23 8:19
間ノ岳〜農鳥岳〜広河内岳〜大籠岳〜白河内岳
こんな岩場っぽいところもあります。
2022年07月23日 08:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
7/23 8:26
こんな岩場っぽいところもあります。
歩いてきた蝙蝠尾根。
2022年07月23日 08:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
7/23 8:27
歩いてきた蝙蝠尾根。
あと少し!
2022年07月23日 08:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
7/23 8:34
あと少し!
蝙蝠岳登頂、遠かった〜。
2022年07月23日 08:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
15
7/23 8:48
蝙蝠岳登頂、遠かった〜。
二軒小屋ロッジ、今年度は営業休止だそうです。水場(蛇口)使えました。
2022年07月23日 12:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
7/23 12:54
二軒小屋ロッジ、今年度は営業休止だそうです。水場(蛇口)使えました。
渡渉何ヶ所かあります。
2022年07月23日 15:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
7/23 15:49
渡渉何ヶ所かあります。

感想

3年前の南アルプス縦走では置いてきてしまった蝙蝠岳。百高山を意識するようになってから気になっていました。「鳥倉からかぁ〜」と地図を眺めていると、蝙蝠岳にはもうひとつ「伝付峠を越えて蝙蝠尾根」というルートがあるらしい。せっかくならこれまで歩いたことのない尾根を歩いてみたい。ヤマレコで検索するとこのルートを日帰りで歩かれたのは昨秋お一人と、今春お一人。いずれもすごいスピードをお持ちの若者(30歳と40歳)。50代半ばのおっさん35Km越えのワンデイ、いけんのか?

午前0時に気合のスタート、通行止め箇所から発電所へ。そこからは右手に山肌の斜面、左側に川音を聞きながら進みます。途中の壊れかけた橋や、川音を聞きながら狭い道を進む感じなど、2ヶ月前に歩いた笊ヶ岳の前半にとてもよく似ていると思いました。
東電の小屋などを通過し、いくつかの渡渉を経て、そろそろ伝付峠か?と思うもののまったく近づきません。標高グラフの絵柄では蝙蝠岳を中心としたカーブの左右にピョコっと(おまけみたいに)ついて見えるので、簡単だと思い込んでいました。今改めて見返してみると、スタートから伝付峠まで7km弱、標高差1,200m、これだけで立派な登山です。なかなか近づかない伝付峠に焦りと疲労が蓄積していきます。結局峠に着いたのは(がんばって飛ばしたのですが)3時間を越えていました。
そこからはなだらかな九十九折を下って二軒小屋ロッジへ、回り込むように進んでやっと蝙蝠岳登山口です。いきなりの急登ですが、急登や登りは嫌いではないので頑張って登っていきます。4時半くらいにヘッデンを消すことができました。
ここからがまた長い。途中通過ポイントは「猿ザレ」と「徳右衛門岳」なのですが、なかなか近づかない。徳右衛門岳から先、森林限界を越えた先に蝙蝠の姿が現れたときは本当に嬉しかったです。
塩見側からどなたかいらっしゃっているかと思うも、頂上は一人(この日山行は最初から最後まで誰にも会わず)。圧倒的存在感の荒川岳をはじめ、南アルプスの峰々を眺めて下山します。
ここから次第にブレーキがかかり始めました。足の疲労に加えて、睡眠不足でバテていたのもあったと思います。二軒小屋ロッジから伝付峠まではなだらかな登りやすい道のはずが、ヨレヨレ。普段はストックを使わない(持っていない)私も道端の木の枝を拾って杖にする始末。そして伝付峠からの長い、長〜い下山。途中で膝に痛みまで発生して、最後は休み休みでないと進めなくなってしまいました。とにもかくにも、何とか車まで戻りました。
「蝙蝠岳に登ってきた」というより「伝付峠と格闘してきた」といった印象の山行でした。

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コメント

蝙蝠岳行ったんですね!
しかもこのコースはすごいです。
同じく3年前の宿題にってるので、私もいつか行こうと思ってます!
2022/7/30 8:56
kuraichi88さん、こんにちは(^^)
3年前の縦走が懐かしいですね!kuraichi88さんと一緒に塩見岳東峰から眺めた蝙蝠岳・・・「どします?」「今日はやめときますか?」の無言のやりとりがあったようななかったような(笑)。3年を経て、そのピークを踏んできました。
このコース、鳥倉からのピストンと比べて距離はあまり変わらない(+2kmくらい)のですが、累積標高差がえげつないです。でもkuraichi88さんだったら難なくやっちゃうかも
いずれのコースでも、天候に恵まれたらいいですね!レコ楽しみにしています(^^)
2022/7/30 13:04
yoisaさん
無言のやり取りありましたよ!
三年前は水が足らなくなりそうで、無念の断念でしたから。。
蝙蝠岳日帰りはちょっと勿体無いので、泊まりで計画してみます!
2022/7/30 15:10
プロフィール画像
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