ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4524359
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

メルバブ(インドネシア・中部ジャワ州)Merbabu

2022年07月26日(火) [日帰り]
 - 拍手
yamashita-p-h その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:28
距離
7.2km
登り
1,538m
下り
0m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:16
休憩
0:00
合計
4:16
距離 7.2km 登り 1,538m 下り 0m
0:44
256
スタート地点
天候
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 飛行機
インドネシア・2夜連続夜間登山の

成田からジャカルタへは、日本航空を使用
ジャカルタからジョグジャカルタへは、KAI(国鉄)夜行特急タクサカに乗車
ジョグジャカルタ・トゥグ(Tugu)駅にて、ツアー会社Java Heritage Tourのドライバーによるピックアップ。観光名所を経由しつつ、ベースキャンプのスィロへ
コース状況/
危険箇所等
藪漕ぎあり。
(ただし、ガイドが初手でマイナールートを選択したことによる。メインルートには藪漕ぎは無いはず)
その他周辺情報 最大のベースキャンプはスィロ(Selo)。他にもいくつかルートあり。ただしコロナ禍による規制を経て、放棄されているルートもある
7/23 11:00 成田空港
7/23 11:00 成田空港
ジャカルタ行き
日本航空
八丈島を通過(中央)
1
八丈島を通過(中央)
ジャカルタ上空にかかる褐色の雲
1
ジャカルタ上空にかかる褐色の雲
まずは入国
到着ビザ(VOA)を購入します。1万円札を持参
1
到着ビザ(VOA)を購入します。1万円札を持参
入国に成功し、両替。ガイドには現金で払います
1
入国に成功し、両替。ガイドには現金で払います
ジャカルタ市内へはGrabタクシーで向かうことにしました
1
ジャカルタ市内へはGrabタクシーで向かうことにしました
1日をジャカルタ観光に宛てた後、特急専用駅ガンビル駅に行きます
1
1日をジャカルタ観光に宛てた後、特急専用駅ガンビル駅に行きます
発車一覧
ローソンで夕食を購入
1
ローソンで夕食を購入
特急タクサカ 夜の便 入線
指定席です
特急タクサカ 夜の便 入線
指定席です
Eksektif席に乗車
新幹線よりは良いシートです
この後、満席に
Eksektif席に乗車
新幹線よりは良いシートです
この後、満席に
朝3時
特急タクサカ ジョグジャカルタ・トゥグ駅に到着
早朝にもかかわらず、ドライバーガイドが迎えにきてくれました
朝3時
特急タクサカ ジョグジャカルタ・トゥグ駅に到着
早朝にもかかわらず、ドライバーガイドが迎えにきてくれました
ドライバーガイドの車に乗り込みます
トヨタ・アバンザ
ドライバーガイドの車に乗り込みます
トヨタ・アバンザ
ジョグジャ市内のホテルへ行き、昼まで追加で寝ます
1
ジョグジャ市内のホテルへ行き、昼まで追加で寝ます
起きて、ナシゴレン
1
起きて、ナシゴレン
ホテルを出発し、まずは観光名所をめぐります
まずブチチ・ピーク
1
ホテルを出発し、まずは観光名所をめぐります
まずブチチ・ピーク
マングーナンの綺麗な渓谷
マングーナンの綺麗な渓谷
車に戻り、一路山奥へ
車に戻り、一路山奥へ
23時頃 山奥のコンビニにて、夕食と登山用の食事を買います
23時頃 山奥のコンビニにて、夕食と登山用の食事を買います
夕食はこれをチョイス
登山用には、パンとチョコレートを
1
夕食はこれをチョイス
登山用には、パンとチョコレートを
おきがえWシール
0時 ベースキャンプの街スィロに到着
登山ガイドと合流し、来客用の部屋で支度をします
1
0時 ベースキャンプの街スィロに到着
登山ガイドと合流し、来客用の部屋で支度をします
スィロはここ
0時半頃、出発
ドライバーガイドは登山はしないので、登山ガイドと2人です
1
0時半頃、出発
ドライバーガイドは登山はしないので、登山ガイドと2人です
ヤマレコを起動します
機内モードにすべきだった
ヤマレコを起動します
機内モードにすべきだった
ヘッデン点灯し、照らしながら進みます
1
ヘッデン点灯し、照らしながら進みます
既に眼下の街明かりが美しい
1
既に眼下の街明かりが美しい
ガイドに離れないようについてゆきます
1
ガイドに離れないようについてゆきます
草の丈が長くなり
1
草の丈が長くなり
藪漕ぎじみてきます
スィロルートの中でも、マイナーなルートを選択したためと思われます
1
藪漕ぎじみてきます
スィロルートの中でも、マイナーなルートを選択したためと思われます
夜景と星空に挟まれて、黒いメラピが浮かび上がります
夜景と星空に挟まれて、黒いメラピが浮かび上がります
これはPos3かな?平日にもかかわらず、10張以上テントが張ってあります
これはPos3かな?平日にもかかわらず、10張以上テントが張ってあります
全てスマホでの夜景撮影 三脚無しでブレブレです
全てスマホでの夜景撮影 三脚無しでブレブレです
手前の街がたぶん県都ボヨラリ。右奥の壮大な明かりは、通称ソロことスラカルタ市。ソロは大統領の故郷です
手前の街がたぶん県都ボヨラリ。右奥の壮大な明かりは、通称ソロことスラカルタ市。ソロは大統領の故郷です
登頂!標高差は1,400mほどということですが、荷物が軽いので案外あっという間でした
1
登頂!標高差は1,400mほどということですが、荷物が軽いので案外あっという間でした
山頂標柱
次第に辺りが明るくなってきて、
1
次第に辺りが明るくなってきて、
日の出の時間が近づきます。ここまで山頂には他に誰もおらず
1
日の出の時間が近づきます。ここまで山頂には他に誰もおらず
メラピも刻々と色を変えます
1
メラピも刻々と色を変えます
あっちのピークの方が高いかな?
あっちのピークの方が高いかな?
北方向には、メルバブの子分のような火山が連なります
1
北方向には、メルバブの子分のような火山が連なります
村や畑が見えるようになってきました
1
村や畑が見えるようになってきました
メルバブのサバナの美しさは超一級です
メルバブのサバナの美しさは超一級です
ガイドがいるのに地鶏
1
ガイドがいるのに地鶏
キャンプの人たちがワラワラ登ってきました
キャンプの人たちがワラワラ登ってきました
北側のサバナ。右奥には、左からスンビン、シンドロが聳えています。今夜はシンドロに登ります
1
北側のサバナ。右奥には、左からスンビン、シンドロが聳えています。今夜はシンドロに登ります
一瞬にして、朝日に照らされるメラピ。まばたき禁止
2
一瞬にして、朝日に照らされるメラピ。まばたき禁止
左から、スンビン、シンドロ、その右の平らな火山はディエン火山群(ボルケーノコンプレックス)
ディエンは、この後訪問しました
左から、スンビン、シンドロ、その右の平らな火山はディエン火山群(ボルケーノコンプレックス)
ディエンは、この後訪問しました
シンドロとディエンが被って分かりづらいので、アップ
2
シンドロとディエンが被って分かりづらいので、アップ
すっかり明るくなったメラピ
1
すっかり明るくなったメラピ
この景色が見たかったので、目標達成です
1
この景色が見たかったので、目標達成です
サバナを鑑賞しながら下山しました
サバナを鑑賞しながら下山しました
登山ガイドと別れ、ドライバーガイドと一緒に滝を見に来ました
滝見台と滝
1
登山ガイドと別れ、ドライバーガイドと一緒に滝を見に来ました
滝見台と滝
滝見台からのメラピ
1
滝見台からのメラピ
滝見台から、滝とメラピ
1
滝見台から、滝とメラピ
アップ。山頂部は、今にも崩れそう。メラピは有史以来、数多く火砕流を引き起こすことにより、山麓に大災害をもたらし、多くの島民を埋めて山の一部としてきました
2
アップ。山頂部は、今にも崩れそう。メラピは有史以来、数多く火砕流を引き起こすことにより、山麓に大災害をもたらし、多くの島民を埋めて山の一部としてきました
滝見台のローカルレストランにて昼食
ナシゴレンかな?
1
滝見台のローカルレストランにて昼食
ナシゴレンかな?
飲み物はEs Good Day(エスグデ)。コーヒーです
この後は、ディエン火山群を車で周遊した後、ホームステイに泊まり、次のシンドロ登山へとまいりました。シンドロの山行記録をお待ちください
1
飲み物はEs Good Day(エスグデ)。コーヒーです
この後は、ディエン火山群を車で周遊した後、ホームステイに泊まり、次のシンドロ登山へとまいりました。シンドロの山行記録をお待ちください

装備

個人装備
日本から持参→ ランニングシューズ 登山用の靴下 運動着 レインウェア ヘッドライト ザック
共同装備
ガイドから借りた→ 防寒着 水・行動食
備考 ストックを借り忘れて疲れた。手袋も持って行った方がよかった

感想

久しぶりにちゃんと感想を書きます

インドネシア登山旅行、ランシューで2晩連続で3,000m峰の夜間登山をするあたおか行程の1座目「グヌン・メルバブ(Gunung Merbabu, Mt. Merbabu)」です

Bahasa(インドネシア語)での発音は「ムルバブ」Rはしっかりと舌を巻きましょう。標高は3,122mdplです(ただし、ピーク複数あり)

メルバブは、ジャワ島の中部にある中部ジャワ州・ボヨラリ県に鎮座します。空港と特急駅のある大都市としては、「ジョグジャカルタ」「スマラン」の2つが最も近く、遠方の登山客はそのいずれかを経由して訪れます

南方山麓・ベースキャンプでもある村「スィロ」の峠を境に、その対岸に聳えるは、日本でも時折ニュースになるメラピ(Gunung Merapi)でございます。常に噴気を上げていて、何年かに一度、大規模な噴火を起こします。メラピに登ることは推奨しませんが、山腹をジープで駆け巡るツアーがあります

メラピは、様々な側面を持つ山。頂上部には今にも崩れそうな溶岩ドームのよつなもの、中上部にはわずかばかりの森林と草原を、そして基部には斜面にへばり付くような村落と段々畑を配して、たいそう美しい火山です。本記録のサムネイルも、メルバブ頂上から望むメラピですが、スィロルートでメルバブに登る場合、このように終始メラピを望むことができます。夜は、星空と夜景が美しく、そして日の出で息をのみ、さらに日が高く昇ると、こんどは村と畑が鮮やかに照らされます。今回、(ジャワ島に数多ある火山の中から)メルバブをチョイスしたのは、他でもないこのメラピの景色を見たかったためです

また、メルバブ自体も大変素晴らしい山です。火山国ジャワといえど、3,000mを超えるものは、両手で数えられる程度。メルバブは標高でメラピ(2,910mdpl)にまさり、休火山であり、たおやかな山稜と、頂上部には広大なサバナがあり、いささか荒削りなメラピと対をなします。立山のような存在がメルバブです。テレビやYouTubeで有名人の登山が配信され、ジャワ島内で広く認知されており、普段は登山をしないインドネシア人も名前は知っていることが多いです


そして、下山中に発生した事案については、だいぶ後になるとは思いますが、日記か何かで「インドネシア登山道開発」とでも題して公開しようと思います

以上、インドネシア1/2座目「メルバブ」でした

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:504人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら