瑞牆山 トムソーヤの冒険→小川山屋根岩2峰南稜
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 855m
- 下り
- 835m
コースタイム
Youtube見て行きました。
https://www.youtube.com/watch?v=QLa8_kkXxDI
・1P フォロー
凹角を登ります。意外と難しいです。リードが登るとビレイ点にパラパラ小石が落ちてきます。
・2P フォロー
ここがトムソーヤ目玉の洞窟ピッチです。キャメロット#5が欲しいです。出だし核心
オフウィズスを登ります。途中のチョックストーンは動きます。
繋げましたが、途中で切った方がロープの流れは◯。ザックは引上げで。
・3P フォロー
かんたん
・4P だるまフェイス5.8NP (クラック) リード
難易度的には核心ピッチ。ハンドサイズが続きます。#0.5,0.75,3が1個#1,2が2個
とはいえ、クラックルートとしては休憩ポイントも多く簡単な部類と思います。
ジャミングは必要ですが、フェイスのホールドやスメアも使える壁です。
クラック幅も一部除いて丁度良いハンドサイズで王道です。核心は後半の箇所。
・5P フォロー
一応ロープ出しましたがフリーでも登れそうな難易度
最後は山頂に抜けます。最後は狭いのでザックを背中から外して登ると◯
割と登山客が多いと注目されるかもしれません。
■2日目:小川山屋根岩2峰南稜(Max5.8-5.10a) 合計6P〜程度
下のサイトが非常に分かりやすかったです。
http://yamanotecho.web.fc2.com/01choivari/doc3/2012/03yaneiwaP2/2012_03.htm
・1P 下段IV級→歩きで巻いて、飛ばし 上段5.7or5.10a フォロー
ボルトに沿って直上すると5.10a。スラブ。フォローで◯
・2P IV級 リード 2P
かんたん
・3P II級 歩き
いったん下降します。私は懸垂したけど、同行のメンバーは歩き。懸垂要らないかも。
・4P 5.6 歩き
歩きで登りました。ピッチを切っているグループもありました。
・5P(セレクション4P) 5.8 フォロー
ここ好きですね。
・懸垂
懸垂ポイントは2か所あります。山側の立ち木に残置スリング、キャンプ場側にボルト。
ボルトの方が支点安心感はありますが、懸垂距離が伸び50mハーフ一発では届きません。
私は立木の残置スリングを選択しました。
シングルの場合も立木側の途中に懸垂残置支点があるので大丈夫です。2回で行けます。
天候 | 1日目:晴れ/曇り 2日目:晴れ 標高も2000m近くあるなど、暑さが厳しくないのは小川山/瑞牆の良い所です。 夏場のクライミングには他の地域よりも一歩リードしてると感じます! |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
/鞐山荘無料P 5:30頃到着し直ぐに一杯になっていました。 廻り目キャンプ場 1人1泊900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
その他周辺情報 | 《買い出し》 川上村ナナーズ(スーパー):品揃えが良く安い。弁当は売り切れ気味でした。 カラファテ:ナナーズ併設、クライミング用品店。いつも無駄遣いしてしまいます。 この日は心に響く品がなく珍しく何も買いませんでした。 《風呂》 川上村ヘルシーセンター 700円?500円?だったかな?きれいな風呂サウナ有 廻り目キャンプ場 シャワー100円〜時間制 金峰山荘の風呂も使えるとか? 《食事》 長坂IC向かいのスーパーに併設されたラーメン屋さんで食べました。 味噌ラーメンのお店でとても美味しかったです。 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:1.07kg
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感想
《今回のテーマ》
・瑞牆初挑戦
・マルチ三昧
《感想》
・スマホが故障するトラブルもあり、下調べが不十分で少しミスもありました。
瑞牆トムソーヤのアプローチは少し迷いました。
小川山南稜は各ピッチの情報を忘れ、メンバーに5.10aのピッチやらせたりと失敗
・ハーフロープの扱いは未だに慣れず絡みがちです
それ以外にも時間短縮はもっと意識したいなと思いました。
《トムソーヤの冒険感想》
・クライミングよりもルート名通りに冒険を楽しむ趣旨のルートかなという印象
ボルトなどの整備はなく、浮いた石やパラパラ落ちる小石も沢山ルート上にあります
洞窟のチムニーやだるまフェイスのクラックは面白かったですね。
・取付きが2,100m近く登山道を2時間歩くのはマイナスポイント。
頻繁に通うより、年一回みたいに冒険に行く山にしたいですね。
・アプローチは大やすり岩の少し手前から右手に逸れて行って1つ目の洞窟の先に取付です。
標高で2,050〜2,100m辺りのはずです。
《小川山屋根岩2峰南稜》
・マルチルートが多く走る屋根岩のルート。セレクションのバリエーション的な位置づけ?
難易度はセレクションより簡単になり、ピッチ数が増えます。
ボルトが整備されたセレクションよりは立木で支点取ってく場面も増えます。
最後はセレクションに合流して山頂に抜けられます。
ここに難易度的には核心ピッチが来るので体力の温存も要りそうです。
《ギア》
・どちらもスリングは多目に、120cm以上の長めのスリングも数あると便利と感じました。
普段は60cmのアルパインヌンチャク便利ですが、立木中心だと120cmも欲しいですね
・カム類は#5が要るという事前情報がありましたが、持っておらず#4まで持ち込みました。
#5ないとトムソーヤの冒険で2Pの洞窟の出だしが怖いことになります。
身長分1.5人〜2.0人くらいの高さまでプロテクション取れません。