釜無山と入笠山 大阿原湿原から
- GPS
- 03:43
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 452m
- 下り
- 468m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:43
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この夏休みは、曜日の並びがいまいちで、あまり出掛けなかったのですが、1日だけ軽くということで、昔買ったガイドブックの「2時間登頂の山」を取り出しました。目に付いたのは釜無山で、入笠山の隣らしいので、セットで登ってみようと登山口に向かいます。
沢入登山口から先はマイカー規制になっていますが、大阿原湿原の駐車場までの通行許可が得られたので、車で湿原まで上がりました。そして、湿原の駐車場から釜無山の登山口まで車道を歩きます。雲の多い天気で、歩き始めでパラパラと雨が落ちてきましたが、雨はその時だけでした。釜無山の登山口には思いのほか立派な標識があり、ここから山道に入ります。
カラマツ林の中の道で、しばらくは山腹を巻く樹林の中を笹を分けて進みます。樹林が開けてくると、穏やかな山頂部が見えてきました。きっと釜無山の山頂なのでしょう。笹の広場のような場所で右折。この辺りは笹が道を覆っていて、足元が見えません。稜線に出て再び右折。しばらくゆったりした笹の中の明るい道が続きます。そして、笹を体で押し分けてという感じのところも出て来ました。再び森の中に入ると雰囲気は一転。苔むした黒木の森となりました。その先を緩やかに登って行くと僅かで山頂です。
釜無山の山頂は平坦な草原の中に少しだけ切り開いた感じの場所でした。本当に静寂の山でした。時折青空が出て明るくなる時もあり、その瞬間は笹原は輝いて美しく、いい雰囲気になります。帰路は、さらに晴れ間が増えて、気持ちよく下ることができました。
再び大阿原湿原まで戻り、入笠山を目指します。首切清水の先が法華道の登山口。意外にも今日始めての、そこそこの傾斜の山登りです。といっても標高差で100m程度、登る楽しみを味わいます。広い山頂には沢山の人が集っていました。雲が多く、アルプスや八ヶ岳の山々はすっきりと見えませんが、360度遮るものの無い山頂は、晴れた日の展望の素晴らしさが容易に想像できます。再び大阿原湿原に戻り、湿原の遊歩道を散策してみました。老年期の湿原ということで、水はそれほど目立たず、今は花の季節というわけでも無いようでしたが、広々とした草原に低木が点在する風景は開放的でした。ここも訪れる人は無く、釜無山といい、大阿原湿原といい、入笠山の近くにありながら静寂の中の風景を楽しみました。広々とした草原や笹原の風景は大好きです。
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