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Yamareco

記録ID: 4549346
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ハイキング
道北・利尻

天塩岳 北の山で爆風に遭遇

2014年09月28日(日) [日帰り]
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GPS
06:27
距離
12.6km
登り
1,043m
下り
1,035m

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
0:18
合計
6:27
8:04
8:11
91
10:00
65
11:05
31
11:36
11:47
15
12:02
45
12:47
60
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
道道からポンテシオダムへの道に入ると、舗装はダムまでで、あとは未舗装の道となります。新道の登山口を過ぎると、天塩岳ヒュッテの広い駐車場に到着。天塩岳ヒュッテは立派な造りでした。
天塩岳ヒュッテのある登山口から出発しました。
2014年09月28日 07:20撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 7:20
天塩岳ヒュッテのある登山口から出発しました。
さすが、いかにも自然の色濃い風景が続きます。
2014年09月28日 07:46撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 7:46
さすが、いかにも自然の色濃い風景が続きます。
新道との連絡道の分岐です。
2014年09月28日 07:48撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 7:48
新道との連絡道の分岐です。
前天塩と天塩岳の分岐です。まずは、前天塩へと進みました。
2014年09月28日 08:04撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 8:04
前天塩と天塩岳の分岐です。まずは、前天塩へと進みました。
前天塩岳に向けて、紅葉の道を登ります。急登で、しかも風の音が唸っています。
2014年09月28日 08:11撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 8:11
前天塩岳に向けて、紅葉の道を登ります。急登で、しかも風の音が唸っています。
高度を上げてきました。
2014年09月28日 08:27撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 8:27
高度を上げてきました。
前天塩岳の巻道の分岐です。当然のごとく前天塩岳の山頂を目指しますが、このあたりはずっと岩のガラガラした道が続きます。
2014年09月28日 09:42撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 9:42
前天塩岳の巻道の分岐です。当然のごとく前天塩岳の山頂を目指しますが、このあたりはずっと岩のガラガラした道が続きます。
こんな感じです。山火事の跡ということです。厳しい気候で植生が回復しないらしいのです。
2014年09月28日 09:48撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 9:48
こんな感じです。山火事の跡ということです。厳しい気候で植生が回復しないらしいのです。
山頂は真っ白いガスの中で、何も見えません。
2014年09月28日 10:00撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 10:00
山頂は真っ白いガスの中で、何も見えません。
鞍部まで下ってきました。前方にはかろうじて天塩岳が見えてきました。
2014年09月28日 10:28撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 10:28
鞍部まで下ってきました。前方にはかろうじて天塩岳が見えてきました。
紅葉の山肌は美しいのですが、晴れていれば…というところです。
2014年09月28日 10:29撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 10:29
紅葉の山肌は美しいのですが、晴れていれば…というところです。
穏やかな表情の山なのですね。
2014年09月28日 10:32撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 10:32
穏やかな表情の山なのですね。
天塩岳の肩のあたりになる、滝上の分岐まで来ました。山頂はもう少し。
2014年09月28日 10:57撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 10:57
天塩岳の肩のあたりになる、滝上の分岐まで来ました。山頂はもう少し。
天塩岳の山頂部に向かいます。
2014年09月28日 10:57撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 10:57
天塩岳の山頂部に向かいます。
でも、やっぱりガスの中。おまけに爆風で立っていられません。
2014年09月28日 11:05撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:05
でも、やっぱりガスの中。おまけに爆風で立っていられません。
山頂を後にしますが、せっかく来たので、名残惜しい。
2014年09月28日 11:06撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:06
山頂を後にしますが、せっかく来たので、名残惜しい。
新道の稜線から振り返りますが、やはりガスの中。
2014年09月28日 11:15撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:15
新道の稜線から振り返りますが、やはりガスの中。
これから向かう、西天塩と円山です。
2014年09月28日 11:16撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:16
これから向かう、西天塩と円山です。
山頂が見えました。
2014年09月28日 11:16撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:16
山頂が見えました。
西天塩岳
2014年09月28日 11:17撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:17
西天塩岳
晴れていれば、すごく気持ちのいい稜線ですね。
2014年09月28日 11:17撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:17
晴れていれば、すごく気持ちのいい稜線ですね。
これは、たぶん西天塩岳への分岐です。
2014年09月28日 11:30撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:30
これは、たぶん西天塩岳への分岐です。
紅葉の山肌が美しいのですが。
2014年09月28日 11:34撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:34
紅葉の山肌が美しいのですが。
前天塩の方を見てみます。谷の紅葉が綺麗。
2014年09月28日 11:34撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:34
前天塩の方を見てみます。谷の紅葉が綺麗。
避難小屋に到きました。
2014年09月28日 11:36撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 11:36
避難小屋に到きました。
円山山頂。ここも風が強かったです。
2014年09月28日 12:02撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 12:02
円山山頂。ここも風が強かったです。
紅葉の道を下ります。
2014年09月28日 12:35撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 12:35
紅葉の道を下ります。
連絡道へと降りていきます。
2014年09月28日 12:47撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 12:47
連絡道へと降りていきます。
途中から完全に雨になってしまいました。それでも、雨に濡れた紅葉の林が美しいのでした。
2014年09月28日 13:30撮影 by  E-500 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/28 13:30
途中から完全に雨になってしまいました。それでも、雨に濡れた紅葉の林が美しいのでした。
撮影機器:

感想

登山口からは、車が通れる位の幅の道が続きます。すっかり幅の狭くなっている天塩川の流れを時折渡りながら森の中の道を進んでいきます。やがて新道への連絡道を右に分けると、道は山道らしく狭くなってきました。次に、沢を直登して天塩岳に向う旧道と別れ、前手塩への道を進んでいきました。一旦折り返して高度を稼ぎ、再び山腹を緩やかに登る道が続きます。そして、やっとという感じで、左に折れて山腹に取り付き、本格的な急登が始まります。

一気に山頂までの標高差450mをグイグイ登って行きます。振り返ると西天塩から円山あたりの緩やかな稜線と紅葉の尾根が遥か高くに見えています。樹木がだんだん低くなってくると、前手塩の巻き道が別れ、さらに山火事で岩場となってしまった、ハイマツ帯を登っていくと、強風の山頂に到着しました。乳白色のガスに閉ざされ、全く展望はありませんでした。

天塩岳と前手塩岳はそれほど標高の差はありませんが、鞍部は200mほど落ち込んでいます。潅木と笹の中を行く稜線の伸びやかな道で、楽しく歩くことができますが、いかんせん天気が悪かったです。再び登りに転じて、高いハイマツの中を一頻り登ると、山頂の北の肩に出ました。ここで滝上からの道が合流。天塩岳までは向きを西に変え、お花畑といわれる所を通過して山頂にでました。そのとたんに、顔が歪むほどの強風に吹き付けられ、閉口しました。

残念ながら大雪山の展望も得られず、早々に下っていきました。やがて傾斜が緩むと、笹原に囲まれた、西天塩を越え円山に向かう、明るく伸びやかな稜線が広がりました。青空があれば最高のゆったりとした稜線だと思います。西天塩岳へも切り開きがありましたが、天候が悪くて足を伸ばす気にはなれませんでした。避難小屋で少し休憩し、円山への緩やかな登りを行きます。円山を過ぎると、幾分明るかった空も再び暗い雲に覆われてきました。ダケカンバなどの樹林帯に入り、稜線を下っていきます。新道とヒュッテに向う連絡道の分岐から、どんどん急下降していきますが、ついに雨が落ち始めました。

やがて沢音が聞えるようになると、朝方通過した分岐に戻ってきました。ここからは往路に通った広い道になりますが、雨は土砂降りとなってしまいました。しかし、雨の中の紅葉の道も風情があり、無事に戻ってきた安堵感もあって、何となく軽い気分で激しい雨に打たれながら、色づいた森の中を駐車場へと戻っていったのでした。

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