鳥海山 祓川コースを七高山まで 山スキー
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- GPS
- 05:53
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
11日は雨だが、12日は晴れという天気予報を信じて、雨の中夕食後に車を走らせる。祓川の駐車場で車中泊。朝起きたらガスで何も見えない。のんびりと準備をしているうちにだんだんとガスが上がってきた。車は20台ほどあり、車中泊をしていた人も10人近くいるようだ。
駐車場の外れからシールを付けて歩き出す。祓川ヒュッテの脇を過ぎ、祓川神社の先からは急な斜面になる。さらに緩斜面と急斜面の繰り返しが続く。七ツ釜小屋への急な登りにすでに3人が登っている。この急斜面は左の尾根を登った方が楽だったことを思い出し左にずれて登り、七ツ釜避難小屋に着く。中に入り、靴ずれが起きそうな気配なので靴を脱いで履きなおす。ここからはほぼ竹竿のあるルートをたどる。いささか体力の低下を感じる。50歩歩いては一息入れての繰り返しだ。氷の薬師の先から左の尾根にルートをとり、尾根に出たところの低木の枝が出ているところで休憩。山スキーの5〜6人に追い越された。ときどき雲が流れてきて視界が利かなくなる。風が強く、時々は耐風姿勢でやり過ごさなければならない。もう少しのはずだが急斜面で疲れる。30歩程度で一息入れることになる。外輪の岩が見えてきて、本当にもう少しだ。雪面も硬くなってきて、前の休憩時にスキーアイゼンを付けた方が良かったかなどと考えたが、何とか登り切った。登る前は、唐獅子平小屋あたりまで下ってまた登り返そうなどと考えていた。時間的には大丈夫だろうが、体力的に不安になり、ガスで周囲が見えなくなったのを口実に後は下るだけにする。
食事をとり、シールを外してワックスを塗り、スタート。雲は取れてきて、登りのコースに登ってくる人が繋がっているのが見える。人の多いところを避けて、今回は少し東側を下ることにする。大きくターンしながら下る。雪はザラメと新雪の部分でも軽いので快適だ。ところが下るにつれ新雪の部分が重くなり、足を取られる。七ツ釜まで下ると、もう登ってくる人がほとんどいなくなったこともあり、ほぼ登りルートを滑る。平らな湿原は少し手前から直滑降をして惰性で滑り切り、祓川ヒュッテの脇を通り、祓川駐車場に着く。
いささか疲れたので一眠りしてから車を出す。途中の猿倉口やお花園湿原にも車があり、こちらから登った人も結構いるようだ。見上げると鳥海山は雲ひとつなく晴れ渡り、遅い時間に登った人が幸運だったようだ。鳥海荘で入浴し、ラーメンを食べてからR108とR13で山形に戻る。
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