酉谷山 秩父側から破線ルートで周回縦走

2014年05月24日(土) ~ 2014年05月25日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 27.4km
• 登り: 2,568m
• 下り: 2,577m

コースタイム

5月24日
8:01清雲寺P-8:30矢岳登山口-9:40クタシノクビレ-11:37矢岳-12:28赤岩ノ頭-13:33牛首-14:25酉谷山非難小屋

5月25日
6:13酉谷山非難小屋-6:27酉谷山-6:49小黒-7:41檜岳-8:30熊倉山-9:01笹平の水場-10:07日野コース登山口-11:13矢通反隧道-12:01清雲寺P

天候

5月24日 晴
5月25日 薄曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

清雲寺の駐車場は無料。枝垂桜のシーズン以外は空いています。駐車場隣にトイレ有り。
電車利用の場合は秩父鉄道武州中川駅から下山後は武州日野駅へ。
登録ルートはGPS生データの為、熊倉山日野コース等は沢沿いでログが荒れていますのでご注意ください。

コース状況／危険箇所等

矢岳の登り口までの道が分り難いです。破線ルート部分は踏み跡が無い部分が有ります。また若干岩っぽい危険箇所が有りますが、踏み跡を探せば安全に通過できる程度と思います。

写真

5/26 18:37

清雲寺の駐車場から歩いてきて交差点を奥に向かいます。

5/26 18:37

道なりに歩いて行き、ここを左側に入ると少しの間だけ山道になります。

5/26 18:37

なぜか思いっきり民家の敷地内を通過すると、左へ大反山、若御子山の道しるべが。左へ行きます。

5/26 18:37

この民家の横から出てきました。家の方が居たので挨拶をしたら普通に返してくれました。怒られるかと思った…

5/26 18:37

道なりに歩くと右に小屋が有ります。

5/26 18:37

小屋に道しるべが…小屋の奥の山道へ入ります。

5/26 18:41

他の方のレポでも見かけます。福寿草は無視して直進します。

5/26 18:41

尾根までは送電線巡視路の道となっているのでこれを目印にするのもアリです。

5/26 18:41

矢岳への尾根上を行きます。自然林が気持ちの良い道です。

5/26 18:41

矢岳。

5/26 18:41

赤岩ノ頭。

5/26 18:41

牛首。

5/26 18:46

牛首からの登り返しはこんな感じです。

5/26 18:46

坊主山の先で長沢背稜の縦走路に合流します。

5/26 18:46

振り向くと矢岳方面にはこんな注意書きが有ります。

5/26 18:46

酉谷山非難小屋。宿泊者は6人だったそうです。

5/26 18:46

水場は良く出ています。

5/26 18:46

空身で酉谷山をピストン。

5/26 18:51

今夜のお宿。

5/26 18:50

今回はこの時間の為に山に来たと言っても過言ではない。文庫本片手に旨い水割り。山で過ごす至福の時間。

5/26 18:50

翌朝。気持ちの良い朝の尾根道を熊倉山へ。

5/26 18:51

熊倉山。

5/26 18:51

下山後、清雲寺へ歩きます。

撮影機器：

DMC-FT25 Panasonic

感想

yamamossan

暑い夏は低山が厳しいので、夏が来る前が低山お泊まりのチャンス。
自分が住んでいる埼玉県西部から手軽に泊まりで行ける山、酉谷山に
行って来ました。

コースは秩父側から矢岳経由で登り、下りは熊倉山経由で下山する
周回コースとしました。

車でのアプローチの為、枝垂桜で有名な清雲寺の駐車場を使わせていただきます。
綺麗なトイレも有りナイスロケーションです。ここから矢岳の登山口に向かいますが、
道標が殆ど無いのでかなり分かり辛いです。写真を多めに掲載していますので
行かれる方は参考にしてください。

入山後は送電線巡視路に沿って進みます。最初に乗り越す尾根は大反山西尾根なので
引き込まれないように注意です。さらに進むと送電線近くの駆り払われた斜面の
トラバースとなり、その先の鞍部がクタシノクビレです。
一旦尾根に乗ってしまえば基本は尾根通しで進めば大丈夫ですが、尾根状が緩くなる所
や踏み跡が薄くなる部分もあります。地形、方向を良く確認して進みましょう。

矢岳は展望も無い地味なピークですが山名板が有ります。赤岩ノ頭は木立の
赤いビニールテープに書いてあるだけなので見落としがちです。
立橋山はマークが見つけられませんでした。牛首は一応名板が有りました。
牛首から坊主山に向かっては急斜面の登りです。有る程度登って傾斜が緩く
なって来ると踏み跡が曖昧になりますが、方向を維持して進めば
長沢背稜の縦走路にぶつかります。

ここから先は快適な登山道を歩き酉谷山非難小屋へ到着です。14時半の時点では
宿泊者はまだ1人だけでしたが、やはり土日という事で混雑が予想されます。
という事で水場で水を汲んで上のテン場へ。空身で酉谷山を往復した後、シェルターを
張り早速ダラダラと飲み始めます。山のお水で作る水割りは最高に美味しい。

木々の間をそよ吹く風、鳥の囀りとバーナーの燃焼音、徐々に傾く日差しの中
ゆっくりと時が流れてゆく。アグレッシブな山も良いけど、たまにはこんな風に
過ごす山の時間もまた素晴らしい。

薄暗くなる頃には丁度良い感じに酔っ払って就寝です。

目覚ましは使わず寝たいだけ寝ます。だって休日だし。
翌朝、いいだけ寝て起床。朝食後シェルターを撤収します。
シェルターは結露無しで快適に眠ることが出来ました。

酉谷山からは熊倉山経由で下山ですが、いきなり小黒付近のルートが分り難く注意が
必要です。テープ等の目印が有るので良く探しましょう。この先檜岳までの尾根道は
自然林が非常に美しく、この山域らしからぬ景観です。
熊倉山までの尾根道は矢岳からのルートに比べると目印が多いので、それに頼って
歩くことが可能です。

熊倉山からは日野ルートで下山します。途中の笹平の水場の水も美味しいです。
日野登山口から清雲寺までは長い車道歩きとなります。GPSログが国道沿いを嫌い、
変な所で線路を渡ったログになっていますが、実際は素直に国道沿いを
歩くほうが確実だと思います。

コメント

とらＺ

お疲れさまでした(*^^)
酉谷山は行ってみたいと思ってる山なので大変参考になりました
何年も前から思ってるだけな感じになってしまっていますが(笑)

気持ちのいい自然林の中の山道をぜひ楽しんでみたいです
でも日帰りするには少々大変そうなルートですよね(;´▽｀A``
のんびりダラダラと自然の中で過ごす夜もとても良さそう
ちなみに自立式シェルターはどちらのメーカーのモノですか？
重さに弱すぎる私は、ツェルトで大丈夫かななどとあれこれ思案しています。

yamamossan

Re: お疲れさまでした(*^^)
おおっ！とらさん、コメント有難うございます。とらさんの脚なら日帰りも行けそうですよ。と言いますか自分もたぶん日帰りは出来ると思うんですよね、でも酉谷山のロケーションが魅力的で泊まりたかったんですよ〜。自立式シェルターはモンベルULドームシェルター1です。軽いこともさることながら「あら非難小屋余裕無いや、緊急で使用する人が来た時に備えてツェルトでビバークにしよう。アレ？偶然今日は自立式ツェルトだったわｗ」的な個人的自己満足アイテムでも有ります。時期と場所を選べば今のところ結露も無いですね。ただし、とらさんの身長だと斜めに寝ても1だとツライと思いますんで2の方が良いかもです。酒好き同士、美味しい山の水で作った水割りで一杯やれる機会を心待ちにしております！