鳳凰山(薬師岳、観音岳、地蔵ヶ岳)中道ルート-2022-08-07
- GPS
- 10:05
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 2,105m
- 下り
- 2,092m
コースタイム
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 10:15
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
23時 起床
0時15分頃 出発
52号でバイクの集団にすれ違いざまブンブン吹かされる
10号に入り佐野川温泉手前で左側ガードレールから若い牡鹿が現れ、道を横切る。
身延駅前商店街に入るところでママチャリに乗った若い男性とすれ違う。身長にあっておらずサドルの位置が低い。これから坂道を上がることになるが大丈夫だろうか。そして彼はどこへ行くのだろうか。
1時30分ごろ
商店街に入り、いつものラッキードリンクショップと書かれた自販機3台がある駐輪場に止めると個性的な青いスポーティな車がエンジンをかけて出て行く。何をしていたのだろう。
駅付近の山梨交通の駐車場は暗く、誰も待機していない。となりのお店○△□はまだ明かりがついている。
52号に戻り、峡南橋西詰あたりで雨がパラパラ降ってくる。雨が強くなり、鹿島橋西あたりでスクーターを止めてレインコートを着る。ここで、〜西詰と〜西の違いが気になる。山梨でよく見かけるこの「詰」という文字は入れる必要があるのだろうか。
2時40分 ローソン韮崎神山町店 到着
登山口最寄りのローソンに着き、トイレを済ませ、店員さんに青木鉱泉までのルートは、Google Mapsが示している上からの道がいいか、甘利山経由の道がいいか尋ねる。店員さんは行ったことがないとのこと。蒸しパンを買いイートインスペースで朝食を食べる。Facebookに記事を投稿し、山の中へ入ろうとするが、真っ暗闇なので、民家がギリギリあるところで止めて、ヘッドライトを装着して、準備をする。しばらくして、ワゴン車が後ろから上がってきて、追い抜いていく。数分後、準備ができたので、山の中に入っていく。すぐに舗装されていない道になり、これなら、甘利山経由の道で行けばよかったと後悔する。少し走ると舗装された道になり安心する。霧が濃くなりヒヤヒヤしながら進む。青木鉱泉から登る登山口と燕頭山経由の御座石鉱泉からの登山口への分岐で左折して青木鉱泉の方へ進むと、うしろから車がやってくる。御座石鉱泉の方から来たかもしれない。青木鉱泉と中道ルートとの分岐で追い抜いてもらおうと待っていると、右折して青木鉱泉の方へ行ってしまう。Google Mapsのナビに従って、とりあえずドンドコ沢コース登山口まで直進する。分岐からは林道となっていて、舗装されておらず走りづらい。しかも左側が川で、ガードもないので、下手をすると落ちてしまうので、気を付けて、道の右側のタイヤの跡に沿って進む。GoogleMapsの目的地までくるが、登山口らしいものはない。そもそも、青木鉱泉から進むのがドンドコ沢コースではないのだろうかと疑問に思う。そこからしばらく走り、中道ルートの登山口につくと、白い車が1台停まっている。邪魔にならないところにスクーターを停めようとしたが、土がふかふかして倒れそうだったので、石が多い車の後ろ側に停める。「あなたの後ろに熊」という注意書きがあり、今まで鉢合わせるイメージがあったので、ちょっと新鮮に感じる。腰ベルトのポケットから熊鈴を出し、鳴らしながら歩く。もう一つの腰ベルトのポケットから気温計を取り出し温度を確認すると20℃くらいで、ひんやりするのも納得だ。暗闇の中に廃屋が見え、ひんやりかんが上乗せされた気がする。
4時35分 出発
ヘッドライトを装着して出発する。道のような場所を歩くと倒木があり、くぐって進もうとすると再び倒木があり、道ではないことに気づく。右側の少し高いところ登ると道がある。ジグザグに歩いて登って行く。
30分位歩くと明るくなってきて、ヘッドライトの意味がなくなる。木の間から見える太陽、明るくなった木々が気持ちいい。
5時15分 林道出会
ロープが張られた林道と交差する場所があり、ヘッドライトをしまう。
道にはいろいろな種類のきのこが生えており、ぜったい食べちゃダメな感じのものも生えている。しいたけのようなものも生えているが、基本きのこは持って帰って食べたりしない方がいいだろう。
苔が生えた岩があり、ここから先で熊鈴を鳴らしていると、遠くから「クマなんか出ないよ〜」と声が聞こえてくる。2000mくらいの岩がごろごろ転がってきた辺りが目安だろうか。
7時3分 御座石
大きな石がある。カメラのバッテリーを変える。
薬師岳の手前の木陰がある場所で食事をとることにする。座りやすく横向きに生えてから上に伸びた木があり、そこに座って携帯食を食べる。木の幹を触って登ってきたせいか、右手が樹液臭く、顔に近づけるとツーンとするので、左手で食べることにする。
8時14分 薬師岳
木が無くなり、視界が開ける。振り返ると富士山が見えて気持ちがいい。地蔵ヶ岳の方向へ歩くと、道が途切れ、植物を越えて行けそうにない。いったん戻り、植物の間の道を通り、「←青木」と書かれた岩の前を通り、山頂標識の場所へ到着する。男性二人が南アルプスが見やすいところで座っていて、山々を見ながら食事している。最高の朝食だろう。
8時46分 観音岳
おじいさんグループがおり、地蔵ヶ岳ではなく左へ曲がると言っている。軽装な感じだが、どこまで行くのだろうか。奥の方へ行くと、女性が2人がいて、先に登っていた若い男性と、写真を撮りあっている。私も写真を撮ってくれるというので、お言葉に甘えて撮ってもらう。
しばらく歩くと、岩の上に堂々と動物のものか人間のものかわからない汚物がある。少量だし、場所が場所なので、人間のものではないだろう。鹿の糞の形とは違って、人間の形に近いが、どんな動物か見当がつかない。
9時7分 鳳凰小屋分岐
ここから右折すると小屋があるが、下っていきたくないので、そのまま直進する。
少し登り、下り坂を下ったところに、右に曲がれそうな場所があり、装置のようなものが木に巻き付けられている。ナビを見ると、そのまま下に下ってしまうと、コースアウトするので、崩れてくる道をなんとか上がり、正しい道に戻る。おそらく、そのまま下がって行っても、下で戻ることができただろう。
道の脇に大キジした後がある。てんこ盛り過ぎて、よくもまぁここまで我慢したと感心しまう。もしかしたら大食漢かもしれない。紙かかぶせてあるのは踏まないようにするためだろうか。経験上、ご飯をたくさん食べると後で大変になるので、控えめにしておいた方がいいと私は思う。道に固形物を残すのは、ハエがたかって衛生上よくないし、気分が最悪になるのでやめてほしい。ちょっと下れば、鳳凰小屋の有料トイレが使えたのにどういうことだろうか。もし、我慢できない状態になったら、携帯トイレを使って持ち帰るか、せめて土に埋めてほしい。
9時50分 アカヌケ沢の頭
どのあたりがあか抜けているのだろうか?と名前の由来が気になる。少し手前の高い場所のパノラマ風景もよかったが、ここの風景もなかなかだ。少しの間写真を撮っていると、後ろに着いて来ていた、青い服の若者が追い抜いていく。
10時13分 地蔵ヶ岳
写真を撮ることに夢中な2人がフレームに入ってしまう。山頂標識のところでは、先ほど追い抜いて行った男性が、スマホを設定している。できるだけ邪魔にならないように映像を撮る。
少し登ったところにお地蔵様があり、そのあたりで、岩の上に登っている若者を観察する。
登っている人がいなくなったらのを見計らって、登る。黄色いテープのところから登るようだ。
上に登ったら、モデルとカメラマンのペアのような二人組が写真を撮っている。しばらく待ち、降りてきたので、その位置で映像を撮ると、ガスってきて、残念な景色になる。景色を期待するなら、10時半くらいには来た方が良さそうだ。少し降りて、お地蔵様の横で、食事をとる。今回はしあわせ届けるチョコパンだ。
11時頃 下山
山頂標識付近には誰もおらず、ガスって視界が悪くなっている。今ならゆっくり撮影できると思ったが、周りの景色が見えなくなったので、そのままおとなしく帰ることにする。
途中、眺めが良さそうなところで、地蔵ヶ岳の上にいたモデルとカメラマンペアを追い越す。2人ともサングラスをかけていてなんとなく芸能人ぽい。観音岳の頂上までずっと登る道が見え、行きもまぁまぁ大変だったが、帰りもちょっと大変だと思う。
12時9分 観音岳
おじいさん1人しか見えないが、奥にもう一人いる気配がする。気のせいかもしれない。
12時26分 薬師岳
だれもいない。中道コースの方から一人やって来る。ここから下り道だ。下り道が得意と自分に言い聞かせて早く下ろうとするが、1分くらい進んだところでダイナミックに転んでしまい、左足を正座した状態で後ろに無理に倒した状態になり、左ひざを痛める。一本杖を出して降りていく。御座石を過ぎた辺りで、ランナーの格好をした男女のペアが後ろに来たので、追い抜いてもらう。
13時50分 2000mくらいの場所
2000mくらいの場所にあった、苔が生えた岩を通り過ぎたところから、道が緩やかになり、小走りできるようになり、5,6回滑って転ぶが、止まることなく進む。
14時51分 中道ルート 駐車場
私のスクーターだけになっている。着替えもせず、そのままスクーターを走らせる。
林道を走っていると、前に1人男性が歩いている。地蔵ヶ岳で見た人だ。青木鉱泉から上がって、こっちから降りてきたのだろうか。
林道を下り、スクーターごと川に落ちそうになりながらも、舗装された道になる青木鉱泉の分岐まで来て、そこにちょうどやってきた、帰る客を乗せた青木鉱泉の送迎バスに道を譲ってもらい30分山道を走り、徐々に暑くなっていくのを感じる。
道の途中に滝のようになっている場所があり、その前を通ったときはひんやりとする。
15時38分 韮崎北ステーション (株)シミズヤ
最寄りのガソリンスタンドは日曜日は営業しておらず、3分くらい走ったところにあるガソリンスタンドに入る。なぜか他の所よりも給油がしやすくて驚く。トイレを借りると、節水型のトイレらしく何枚も紙を使ってはいけないと書いてある。休憩スペースにはなぜかドラゴンボールのフィギュアが何体か置いてある。
ナビで検索して道の駅しらねへ。
16時13分 道の駅 しらね
建物に入り、山岳情報をゲットし、横断歩道を渡って直売所へ。
店員さんに桃について質問すると、「川中島」という種類のももを持って来てくれる。「川中島の戦い」から武田信玄だけではない武将の上杉謙信も連想しそうな名前だが大丈夫だろうか。それとも川中島で作ったよ、ということだろうか。店員さんが言うには、自分はきれいに洗って川と一緒に食べるらしく、2日くらい常温で置いておくと柔らかくなり、冷蔵庫に入れると固いままだとのこと。外に出て、マスカットソフトクリームを食べて、甲斐犬が描かれた自販機でジュースを買って帰路に着く。
Google Mapsを見ると、東側の自動車専用道路をルートにしているので、反対の西側の道を走ることにする。
今まで走ったことのない道を走っていると、百々と書かれた交差点をみつけ「Dodo」と読むことに驚き、二度見する。また、長沢廃軌道北交差点の「廃軌道」のフレーズがなんだかSFチックでとても気になり、小笠原小入口の小笠原小は、小笠原諸島の人たちとつながりがあると勝手にイメージを沸かせる。「フーズマーケットおかじま」を見て、昔静岡にあったスーパーマーケット「話題のスーパーもちづき」を思い出し、いいにおいがする「サンマルシェふじかわ」の手前の小さな店を構えた焼き鳥屋が気になり、道の左側の竹炭なんとかののぼりが気になる。竹炭といえば、身延駅を過ぎて登ったところに竹炭の施設か店がある。もしかすると山梨は密かに竹炭を推しているのかもしれない、もしかして、ももやぶどうに次ぐ特産品?とちょっと考えてしまう。今度、営業していたら行ってみよう。
峡南橋西詰では、いつもの上の標識にカラスがおらず、残念がって左を見ると、あおり運転と書かれた長方形の注意書きの上に一羽乗っていて、今日はそっちかとニヤニヤする。
17時56分 身延駅前の商店街の駐車場
自販機の前でひと休みする。自販機のジュースの値段を見ると、甲斐犬自販機より10円ずつ安く少なからずショックをうけ、130円のものが120円になっているのと、110円のものが100円になっているのとでは、どっちが損した気分になるのだろうかと考えてしまう。
佐野川温泉の入り口付近のガードレールを見るとどこにも隙間がないことがわかる。どうやって鹿は左から出てきたのだろうか。
18時50分 SWEN清水店
閉店間際のSWEN清水店に入り、富士登山の装備の紙をもらう。閉店間際で店内には店員しかいないのに駐車場がいっぱいだが、お祭りに行く人がここに止めて行ったのだろうか。目の前にあった、No Gyoza No Lifeと書かれた餃子の自動販売機はスルーする。
19時40分頃 帰宅
いつもより筋肉の疲労を感じる。
下山中、靴ひもが緩んでいて、負荷がかかり、右足の親指の爪の左下の四分の一くらいの面積で内出血している。去年の11月に観音岳を登った後とほとんど同じ状態だ。しっかり反省しなくてはいけない。ただ、あの時は爪が割れて真っ黒になっていたので、今回はマシな方だ。
左手の爪と皮膚の間が裂けて血が出ているのは、指先が出るグローブを着けていたので、爪が何かに引っかかって、そうなったかもしれないし、帰りは左足を負傷して左手で棒を持って行動していたので、その棒に体重を乗せたときに、指先に負荷がかかって裂けたかもしれない。汗が染みるだけで大したことはなかったが、出血するというのはよくないので、今後気を付けようと思う。
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(追記)北岳、七面山の情報収集→ゆるキャン△謎解き→おみやげを食べる
富士宮のおみくじ付きの餅のおみくじは大吉。餅はすぐとけてしまうくらいやわらかい。餅の中に入っているこし餡は、途中見かけた餡専門店での餡かもしれないと、想像するとちょっと富士宮通になった気分になる。ただ、実際には違うところの餡を使っているかもしれないので、あんまり公にはしないでおこう。
茂倉うりはスライスしてサラダに入れる。味はキュウリ、みためはオニオンといった感じで、サラダとの相性はばっちりだ。
ヨーグルトに1日追熟させた南アルプスのすもも(貴陽)と早川のブルーベリーを入れ、櫛形山のハチミツをかけて食べる。すももの酸味が絶妙だ。
早川のメイプルサイダーはカエデからできたハチミツが入っており、おもしろい味わいでパッケージを含めておしゃれで上品な印象だ。くるみゆべしは食感が面白くお茶に合う。お茶っぱの焼き菓子は素朴な味でおやつにちょうど良い。
道の駅しらねの近くの直売所で買った川中島の白桃はジューシーで甘くておいしい。ただ、すこし酸っぱい部分があったので、もう一個はもう1、2日置いておいてから、食べることにしよう。
思わぬイベントが発生し、そのおかげでいろいろな土地のものが家に増えてきた。しばらくそれらを堪能して、無くなるころに、謎解きのリンコースを回ろうと思う。
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