鳥海山（2度目）雷ゴロゴロ緊張の外輪山

2022年08月06日(土) ~ 2022年08月07日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,303m
• 下り: 1,296m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:03
• 休憩: 1:15
• 合計: 6:18

7:40 鉾立
7:45 7:47 鉾立展望台
9:13 9:42 賽の河原
10:20 10:42 御浜小屋
11:14 11:28 御田ヶ原
11:37 11:37 御田ヶ原分岐
12:06 12:14 七五三掛
12:26 12:26 外輪山・千蛇谷分岐
13:58 鳥海山山頂御室参籠所

2日目

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:06

4:24 鳥海山山頂御室参籠所
4:52 5:00 鳥海山
5:25 5:54 鳥海山山頂御室参籠所
6:11 6:11 行者岳
6:23 6:23 伏拝岳
6:39 6:39 文珠岳
6:51 6:51 外輪山・千蛇谷分岐
6:57 6:57 七五三掛
7:08 7:08 御田ヶ原分岐
7:13 7:13 御田ヶ原
7:25 7:36 御浜小屋
7:55 7:55 賽の河原
8:28 8:28 鉾立展望台
8:30 鉾立

天候

1日目：曇り時々晴れ
2日目：雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き：横浜から第二京浜国道で環八
練馬から関越道で長岡
長岡〜新潟〜日本海東北道と途中国道で遊佐比子ICへ
鳥海ブルーラインで鉾立駐車場へ
帰り：遊佐比子ICから日本海東北道で鶴岡
鶴岡から山形道で羽黒山IC
羽黒山IC〜月山ICまで途中国道
東北道〜川口〜首都高から湾岸線で横浜

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所なし
賽の河原の沢の水は濁ってるので飲むなら自己責任

その他周辺情報

■あぽん西浜
日帰り入浴500円
塩気のある赤いお湯
■道の駅鳥海
飲食が充実
デリ形式でおにぎりや唐揚げなどの惣菜が並ぶ
野菜や果物、海産物も豊富
生牡蠣が名物らしい
カキフライ定食1,200円
■鳥海山大物忌神社吹浦口之宮
無事安全に下山出来たことを感謝
御朱印500円
■胴腹の滝
森の中の滝
天然水をいただく
■遊佐町民族学習館
廃校になった中学校の中に江戸から明治大正昭和まで使われていたあらゆる品々が所狭しと並んでいる
この中学の卒業生だという学芸員の方に案内してもらいました
入場無料

写真

8/6 5:43

南西から望む鳥海山全景。

8/6 7:02

朝七時、鉾立駐車場はすでに満車状態。

8/6 7:15

駐車場からは日本海見えます。

8/6 7:34

山頂は雲が取れている。

8/6 7:40

登山道入口。よろしくお願いします。

8/6 7:43

TDK小屋。
聞かなくなったカセットテープはどこに仕舞っただろう。

8/6 7:47

このルートには樹林帯歩きはなくすぐに森林限界だ。

8/6 7:45

駐車場の向こうに日本界が横たわる。

8/6 7:41

フジバカマ。

8/6 7:45

ホタルブクロ。

8/6 7:47

クルマユリ。

8/6 7:48

ホツツジ。

8/6 7:56

マルバキンレイカ。

8/6 7:59

クサボタン。

8/6 8:04

ノリウツギ。

8/6 8:05

ウゴアザミ。

8/6 8:06

花を撮影していたら視界が開けた。

8/6 8:12

タカネニガナ。

8/6 8:14

カバイロツルタケ。

8/6 8:14

緩やかでよく整備され歩きやすい。

8/6 8:16

ヤマハハコ。

8/6 8:28

北側は奈曽渓谷という深い谷。

8/6 8:29

オオバギボウシ。

8/6 8:40

ニッコウキスゲ。

8/6 8:40

ニッコウキスゲ。

8/6 8:40

賽の河原へ続く石畳の道の脇にたくさん咲いていた。

8/6 8:48

石畳のように整備されて歩きやすい道が御浜小屋まで続く。

8/6 8:52

チングルマはワタゲを風に揺らせていた。

8/6 8:54

チョウカイアザミ。

8/6 8:55

チングルマ。

8/6 9:01

ニッコウキスゲ。

8/6 9:04

ヨツバシオガマ。

8/6 9:05

賽の河原。

8/6 9:05

夏山日和。

8/6 9:06

イワイチョウ。

8/6 9:13

賽の河原到着。

8/6 9:13

賽の河原は湿原のように高山植物がたくさん咲いていた。

8/6 9:18

ミヤマリンドウ。
これも湿原を好む花。

8/6 9:19

水を取ろうとしたがうっすら濁っていて泡も浮いている。

8/6 9:22

より清らかな源水を求め雪渓を登っていく。

8/6 9:29

これ以上行っても濁りのない水は得られなさそうなのでここで汲む。

8/6 9:31

イワイチョウ。

8/6 9:31

アオノツガザクラ。

8/6 9:31

チングルマとコイワカガミ。

8/6 9:36

ミヤマリンドウ。

8/6 9:39

ニッコウキスゲ。

8/6 9:43

ルートに復帰してまた登り始める。

8/6 9:44

チョウカイアザミ。

8/6 9:53

ニッコウキスゲ。

8/6 9:58

バイケイソウ。

8/6 9:59

イワオトギリ。

8/6 10:11

バイケイソウの実。

8/6 10:11

ミヤマアキノキリンソウ。

8/6 10:13

タカネツリガネニンジン。

8/6 10:17

ハクサンフウロ。

8/6 10:17

チョウカイアザミ

8/6 10:19

御浜小屋着。

8/6 10:25

小屋前には広大な草原が広がる。

8/6 10:25

みかんジュースを一本いただきました。

8/6 10:31

小屋の南には鳥海湖。

8/6 10:42

マルバダケブキ。

8/6 10:46

チングルマの綿毛が石を覆ってる。

8/6 10:48

タカネツリガネニンジン。

8/6 10:49

シロバナトウウチソウ。

8/6 11:02

トウゲブキ。

8/6 11:03

オトギリソウ。

8/6 11:14

御田ヶ原到着。

8/6 11:15

一面お花畑。

8/6 11:19

この写真を撮ってくれた方とは宿一緒でした。

8/6 11:24

ミヤマホツツジ。

8/6 11:26

ヨツバシオガマ。

8/6 11:28

ミヤマトウキ。

8/6 11:29

オクキタアザミ。

8/6 11:30

イワショウブ。

8/6 11:31

8/6 11:35

バイケイソウ。

8/6 11:37

御田ヶ原分岐まで降り振り返る。

8/6 11:39

チョウカイアザミ。

8/6 11:42

ヤマハハコ。

8/6 11:47

8/6 11:47

8/6 11:49

8/6 11:49

8/6 11:51

8/6 11:54

8/6 11:58

ウサギギク。

8/6 11:59

ミヤマリンドウ。

8/6 11:59

8/6 12:01

8/6 12:01

8/6 12:02

8/6 12:02

8/6 12:04

七五三掛に到着。

8/6 12:04

8/6 12:06

8/6 12:14

8/6 12:14

8/6 12:17

8/6 12:17

8/6 12:20

8/6 12:22

8/6 12:26

分岐を千蛇谷へ。

8/6 12:26

ダイモンジソウ。

8/6 12:26

8/6 12:29

おっ、けっこう下るんですね。

8/6 12:30

深い谷だなあ。

8/6 12:31

クネクネとつづら折れながら続く細い登山道。

8/6 12:31

人が雪渓を渡っている。

8/6 12:37

案外幅広いやん。

8/6 12:40

渡ったらさて登り返す。

8/6 12:44

右手には外輪山。
あっちのコースのほうが楽だったか？

8/6 12:51

晴れ間が一瞬。
山頂まではまだ遠い。

8/6 12:53

8月だけれど雪がしっかり残っているな。

8/6 12:54

足元には凝灰岩。
表面ツルツル滑ります。

8/6 12:57

アオノツガザクラ。

8/6 12:57

池というか水たまり。

8/6 12:59

本当にこんなとこに山小屋立ってんの？？

8/6 13:01

登る人より下る人のほうが圧倒的に多い。

8/6 13:24

振り返ればきれいな景色。
左手外輪山。

8/6 13:53

最後の上り。

8/6 13:56

ようやっと着いた気がする。

8/6 13:57

失礼しまーす

8/6 13:58

今日はまだあの扉が開いている。
良かった。

8/6 17:47

チョウカイフスマ。

8/6 17:49

夕方になり晴れ間が。
外輪山キレイです。

8/6 17:50

小屋全景。
7年越しに一泊の夢叶う。
感無量です。

8/6 17:50

外輪山は壁のよう。

8/6 17:55

その外輪山のひときわ高いところが七高山。

8/6 17:55

チョウカイフスマ。

8/6 18:00

チョウカイフスマ。

8/6 18:01

イワブクロ。

8/7 4:24

翌朝はガスガス。

8/7 4:27

頂上目指して頑張りましょう。

8/7 4:28

イワブクロ。
細かい綿毛がかわいい。

8/7 4:29

七高山に向かうにはこの雪渓を渡る。

8/7 4:47

胎内くぐり。

8/7 4:46

果たして穢れを落として生まれ変わることができるか。

8/7 4:52

ガスが濃い。

8/7 4:52

到着！

8/7 4:57

7年前とまったく変わらない山頂。

8/7 5:00

標識が増えてる。
いちばん上の木の板は前回持って記念撮影したがだいぶ色褪せたな。

8/7 5:07

下山開始。また胎内くぐり？？

8/7 5:08

立派な人間に生まれ変わりたい。

8/7 5:23

いったん小屋に戻ってバナナと草餅で腹ごしらえ。

8/7 5:54

行ってみますか、もう一つのピーク。

8/7 5:58

雪渓渡ります。ココで雷ゴロゴロ、雨も降り出す。

8/7 6:06

これは稜線に長くいると危ないな。
七高山へは取りやめ。

8/7 6:06

外輪山コースを使って下山。

8/7 6:06

7年前は百宅口コースを使いここから外輪山に上がってきた。

8/7 6:09

雷鳴とどろき稲妻ピカピカ。
カミナリ様どうか落ちてこないでください。

8/7 6:15

タテヤマリンドウ。

8/7 6:19

風は思ったより強くない。緩やかなので歩きやすいが小走りで急ぐ。

8/7 6:23

伏拝岳通過。

8/7 6:36

雨が強くなってきた。
とにかく雷が怖い。

8/7 6:39

文殊岳通過。
より一層強く鳴り響く雷にビビりながら足早に通り過ぎる。

8/7 6:48

稜線は次第に深く下降し始め足元にも岩が目立つようになってきた。

8/7 6:51

千蛇谷分岐。見通しの良い開けた場所は雷が落ちやすい。

8/7 6:57

南妙法蓮華経を繰り返し呟きどうか落ちないでくださいと必死に祈りながらかけ足で七五三掛を通過。

8/7 6:57

願いとは裏腹に次から次へと現れる見通しの良い開けた場所。
晴れてれば最高に気持ちの良い稜線歩きになるはずなのだが。

8/7 7:08

御田ヶ原分岐。このあとコンデジが雨に濡れ水没状態となりオシャカ。これが最後の一枚になる。

8/7 8:29

登山あるある。
登山口間際になりウソ見たく雨がおさまり視界がクリアに。
普段は幻の滝といわれる白糸の滝は轟々と音を立てて水が落ちている。

8/7 11:12

鳥海山大物忌神社吹浦口之宮。
登山の安全を感謝。

8/7 11:40

道の駅鳥海
カキフライ定食　1,200円

8/7 13:21

残念ながら鳥海山は顔を見せてくれず。
国道345号北目付近の水田から撮影。

8/7 14:08

胴腹滝。
天然水飲み放題。

8/8 2:38

御室の小屋で買ったバッジ。

撮影機器：

Xperia 10 III SO-52B docomo SONY

感想

mtys10416

花の百名山の鳥海山へ。
前回登ったのは2015年9月なのでもう7年も前になる。
あのときは秋田県側からとにかく山頂を目指して日帰りで往復した。秋空に恵まれ山頂からの視界も良好だったが、山頂直下にある大物忌神社と参詣所はすでに閉じられており、お土産も買えずひっそりとして寂しい雰囲気だった。人々が訪れる夏の盛りにゆっくり味わいたいと思った。
この週末は雨予想だったので眺望は期待せず、見頃の花を目当てにしていた。
たびたびガスに覆われ視界は良くなかったが、果たしてひとたび登山道を歩けばチョウカイアザミ、チョウカイフスマなどの固有種はじめ百花繚乱のように次々と現れた。
下山は雨が降る前に頂上を極め、激しい雷雨のなか早々に下山した。