記録ID: 45721
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無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
白根山〜岩菅山〜苗場山
2009年09月02日(水) ~
2009年09月05日(土)
群馬県
長野県
- GPS
- 11:30
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 2,098m
コースタイム
9/3
6:00出立--7:30赤石山山頂--11:15岩菅山--12:00裏岩菅山--14:00烏帽子岳--15:00笠法師山--17:30切明
6:00出立--7:30赤石山山頂--11:15岩菅山--12:00裏岩菅山--14:00烏帽子岳--15:00笠法師山--17:30切明
天候 | 基本的に雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
9/3 5時起床。9月に入っただけで、日照時間が大分減っている。まだ暗い。 出発の準備をし、6時出立。朝起きてからの2時間くらいは、毎回そうだが体が重い。それを過ぎるとだんだん慣れてきて体が乗ってくるのだが。なので赤石山まではだるい感じでした。すこし休んで、一路岩菅山を目指す。 この日はとにかく雨に祟られた一日だった。後にだが、ツルツル滑ってコケる、コケる。それで足をダメにするし。 11:00岩菅山到着。当初は、この日は小屋で一泊するつもりだった。地図を見る限り、切明までの下りは8時間かかるようだし。 だが、天気の悪さはともかく、よく考えたらこっから先は裏岩菅を越えたらずっと下りなんだよな、と考え直し、麓に温泉があるのも考慮して、下ろうと決断。一気に歩き出す。 パラつく雨に若干ビビりつつ、地図上の「危険」岩場も難無く越えて、中岳、烏帽子岳と、越えて行く。 しかしさすが破線コース、道は悪路。雨でぬかるんでるので余計そう感じる。 途中、ビーバー(先に丸ノコのついた草刈り機)と作業用ヘルメットが置いてあり、そこから先は刈った竹やぶの笹が、びっしりと散乱している。歩いてみてよく分かったのだが、笹の葉および笹の茎って、メチャメチャ滑りやすい。100%ない話だがもしゲリラ戦で敵を足止めするときには、絶対この作戦だと思った。道が斜に傾むいてるのもあり、一歩歩いてはステン、歩いてはコロリンで、まったく先に進めない。 しかもここで、派手に尻を強打。 「アーーーーーー!!!」思わず叫んでしまった。いまだに尻、痛いです。 どの辺だったか笠法師に入る手前くらいで、その草刈りを請け負っているらしき山人たちと出会う。 皆クライマー? 真っ黒に日焼けしたタフガイ4人といった感じで、 「なに、この道通ってきたの? 偉いねー」と笑顔で話し掛けてくれました。後にも先にも評価してくれたのはこの4人だけです。 笠法師の手前あたりで、地図には水場しか書かれていないが林の中で野営できる広場と水場があり(もうひとつ「野営ができるくらいの広場」と地図にあるが、そこが4人のいたところかもしれない)、親切にビニールシートまで置いてあった。が、これは先の4人が自分達用に仕込んだものかもしれないので、当てにしないほうがいいです。 とりあえず最悪泊まる準備があればここで乗り切れます。 こけつまろびつで無理して歩いたせいで(そもそも雨なのでコケやすい)、靴の中で足指に異変が。とくに小指がズルムケで靴下が血で真っ赤になっているだろうことが脱がなくても分かる。 痛い。痛すぎる。こりゃ、明日はもう歩けんぞ。せっかく休み取ったのに。 とにかく下山に集中する。 さらに運悪く滑った拍子に倒木に足の臑を強打。 「アーーーーーー!!!」本日2度目。痛い…。 どうにか17時半に下山。温泉宿が見えた時はほっとしました。一人で泊まると若干料金が上乗せされるシステムに若干萎えつつ(2人部屋を一人で使うからだろうけど)、30分くらいだけ風呂に入って、引きずり込まれるように寝ました。 ビールうまかったなー。 |
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