(西日本遠征その5) 朝活!雨の吾妻山に登る。
- GPS
- 01:21
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 224m
- 下り
- 223m
コースタイム
- 山行
- 1:17
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:21
天候 | 曇り 山頂付近風雨強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨日、三瓶山から下山している時に広島県から来たというカップルと話をした。私が関東の方から来ていることを知った相手方は私に「次の日以降はどう行動するのか?」ということを聞かれた。
私は次の日には「吾妻山か○○山にいく予定です」と答えたところ。「吾妻山って東北ですか?西吾妻山が百名山ですよね!?」「○○山って愛媛県ですか。」と言われた。
説明するのも何だかなあと思った私はその場を去ったのであるが三百名山である吾妻山が広島県民の中で知られていないのだなあと思った。(たまたま出会ったカップルだからなのかもしれないが。)
吾妻山は、イザナギ、イザナミの神話に基づいている名山だ。イザナミが亡くなった後比婆山に埋葬されたのだが、イザナギはこの山、吾妻山で妻のことを想うのである。そんあ、日本書紀や古事記に書かれている物語に登場するような山である。
なので「吾が妻」で吾妻山なのだそうで。夫婦愛あふれる山だそうで。
ただ、登山としてはある程度車で標高を上げることができる。それもあって私は雨が予想されるこの山に早朝からのピストンを狙ったのである。駐車場からは往復2時間以内に戻ってくることができる山だ。荒天が予想される中この山に朝イチで登るという選択肢はあると思った。
駐車場ではまだ雨は降っていなかった。それでもザックに雨具と長袖を忍ばせる。いつ降ってもいいという感じだ。
意外とこの山は花の山だ。「新・花の百名山」に選定されている比婆山と尾根続きになっているからなのだろうか。花の写真を撮影しながら進んでゆく。原っぱの中の登山道、きっと誰かが歩いたあとなのだろう。そのうちに本格的な登山道に辿り着く。
登山道は基本岩と土の道、ひたすらに前に進み標高を上げていく。
右に屈曲してから500mほどで山頂となった。表示などを撮影した後、花の撮影を済ませ休憩なしに下り始めた。本当ならば、比婆山方向に縦走路が伸びているはずだ。今回はそちらに向かうことはなかったが、きっとそのうち比婆山に登ることはあるのだろう。そう思うことにした。
休憩もなしに下り始める、まあ来た道なので不安はない。風雨は強いが、降りてくると弱くなってきた。そうこうしているうちに、あっという間に下り8時には駐車場にたどり着いた。服を一通り着替えたため時間を費やしたが、その後麓に向けて車を走り出した。
早い時間なのでもう一つ何処か歩こうと思ったがなかなか候補が出なかった。帝釈峡などもいいなあと思ったが、この日の予報は、午後から雨、結局やめてしまった。
で、備後落合駅に出没しました。全国JR完全乗車の際に最後に乗り込んだ駅。ここから宍道駅までの木次線乗車で達成されたのでした。
中国地方中部のローカル線はもう風前の灯、かつては色々な事情で乗る人もいたのでしょうけど、今は駅前に集落はない、人が乗らない、よって減便、それを繰り返してきました。
備後落合駅にもメモリアルコーナーなどがあって昔の栄華の時代の写真などが掲示してありますが、今はなあ・・・。乗る人は専ら青春18きっぷユーザーが通しで乗る、それを撮影する撮り鉄、そういう風景。ノスタルジーは感じるけどいつまでもこのまま黙って見ているJR西日本じゃないような気もします。
私が完全乗車を果たしてからも、三江線や日高本線、留萌本線、岩泉線、夕張支線・・・。ここも同じような未来が見えるのだが。
結局昼食には尾道ラーメン、東条で温泉に入り道の駅へ向かうこととなった。次の日の登山口に近い道の駅だが、朝から30kmほど運転しなければならない。
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