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記録ID: 458484
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ハイキング
丹沢

不老山

2014年06月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:12
距離
14.3km
登り
783m
下り
716m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:50 駿河小山駅を出発
11:15 不老山山頂
12:15 樹下の二人(サンショウバラ観賞・昼食休憩30分)
12:30 同所出発
14:45 浅瀬橋
16:00 丹沢湖BS
天候 ほぼ快晴
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
8:30 JR御殿場線駿河小山駅集合
コース状況/
危険箇所等
不老山山頂直下はかなりの急登が続く。山頂から樹下の二人へ向かう下りも相当な急勾配。世附峠から浅瀬橋までは2010年の台風で世附川にかかる吊り橋が落ちたため通行止めになっているが、同川を素足で徒渉してきたとの情報を他の登山者から得たため行ってみた。徒渉はその通りだったが、川に至るまでの道が一部崩壊するなどして分かりづらく、ルートファインディングに難儀した。川を渡ってしまえば立派な舗装道路を丹沢湖まで歩くのみ。
雲一つない空の下、富士に向かって
2014年06月01日 08:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 8:52
雲一つない空の下、富士に向かって
さっそく出てきた名物看板
2014年06月01日 08:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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さっそく出てきた名物看板
ここより聖域
2014年06月01日 09:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ここより聖域
登竜門だそうです
2014年06月01日 09:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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登竜門だそうです
ハンミョウ。こんな美しい虫、ちょっといない。
2014年06月01日 09:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ハンミョウ。こんな美しい虫、ちょっといない。
マムシグサかミミガタテンナンショウか分からないが、テンナンショウ属の果実。秋には真っ赤になる
マムシグサかミミガタテンナンショウか分からないが、テンナンショウ属の果実。秋には真っ赤になる
行政によって破壊(撤去?)された模様。非道許すまじ。
2014年06月01日 10:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 10:21
行政によって破壊(撤去?)された模様。非道許すまじ。
アジサイの親せき、ヤブデマリだと思う
2014年06月01日 10:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 10:37
アジサイの親せき、ヤブデマリだと思う
タニウツギ
2014年06月01日 11:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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タニウツギ
不老山山頂に少しだけ咲いていたサンショウバラ。nojiさんに肩車してもらい、snowmanが撮影
2014年06月01日 11:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 11:24
不老山山頂に少しだけ咲いていたサンショウバラ。nojiさんに肩車してもらい、snowmanが撮影
カタバミ
2014年06月01日 11:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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カタバミ
あれが不二の峰
2014年06月01日 12:13撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
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あれが不二の峰
樹下の二人にて。せっかく看板を作ってくれたのに咲いていない……。
2014年06月01日 12:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 12:15
樹下の二人にて。せっかく看板を作ってくれたのに咲いていない……。
と思ったら、1本の木にかなりの数の花が咲いていた。満開とは言えないが、これはうれしかった。
2014年06月01日 12:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 12:18
と思ったら、1本の木にかなりの数の花が咲いていた。満開とは言えないが、これはうれしかった。
樹下の二人からの富士山。さえぎる山は三国山か
2014年06月01日 12:19撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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樹下の二人からの富士山。さえぎる山は三国山か
サンショウバラの木が2本、逆向きに倒れていた
2014年06月01日 12:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 12:20
サンショウバラの木が2本、逆向きに倒れていた
樹下の二人のシンボルのマユミの木も無惨な姿に
2014年06月01日 12:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 12:21
樹下の二人のシンボルのマユミの木も無惨な姿に
箱根方面の山々。中央左の峰は金時山か否か。見慣れた姿とはちょっと違うので判別が難しい
2014年06月01日 12:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 12:30
箱根方面の山々。中央左の峰は金時山か否か。見慣れた姿とはちょっと違うので判別が難しい
浅瀬方面へ下ることに。うっそうとした杉林だが、写真に撮ってみると薄暗い雰囲気は出ず
2014年06月01日 13:00撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 13:00
浅瀬方面へ下ることに。うっそうとした杉林だが、写真に撮ってみると薄暗い雰囲気は出ず
こんな崩壊地を次々と通る
2014年06月01日 13:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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こんな崩壊地を次々と通る
林道脇にちょっとした滝が
林道脇にちょっとした滝が
ウツギ。別名「卯の花」。卯月(旧暦4月)に咲くからとも言われるが、茎が中空だから「空木」(うつぎ)という方が信憑性が高そう
2014年06月01日 15:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 15:15
ウツギ。別名「卯の花」。卯月(旧暦4月)に咲くからとも言われるが、茎が中空だから「空木」(うつぎ)という方が信憑性が高そう
遠くから撮ったのでよくわからない。フタギ?
2014年06月01日 15:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 15:27
遠くから撮ったのでよくわからない。フタギ?
林道脇で死んでいました。同行者には「ジムグリかヒバカリの幼蛇ではないか」と言いましたが、帰宅後に調べたら「シロマダラ」という蛇のようです。
2014年06月01日 15:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 15:35
林道脇で死んでいました。同行者には「ジムグリかヒバカリの幼蛇ではないか」と言いましたが、帰宅後に調べたら「シロマダラ」という蛇のようです。
丹沢湖
2014年06月01日 15:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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6/1 15:38
丹沢湖
バスが混んでいたので谷峨からJRに乗り換え。本数は少ないが、たまたまいいタイミングで電車が来た
2014年06月01日 16:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
6/1 16:27
バスが混んでいたので谷峨からJRに乗り換え。本数は少ないが、たまたまいいタイミングで電車が来た

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25,000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ 包帯 バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 防寒着 水筒 時計 非常食 ツェルト 救急用品

感想

ロストした時にどう対処すべきか、どういう行動を取らなければならいのか、とても勉強になりました。2人と山に来られたことを感謝しました。先導師補の嗅覚に脱帽です。また行こう。

写真を3枚追加しましたが、小生のカメラのレンズが汚れていたことに下山後気づきました。なもんで、レアが出ているような写真は小生のチョンボです。徒渉中のいい男2人が汚れのせいでぼけてしまった。すんません。



本当は山中湖畔まで歩く予定でしたが、前日から私の右足首に痛みがあり、行程を短縮するため別ルートを取りました。3年前、登山中に捻挫した個所を知らず知らずのうちにまたひねったのかも知れません。サンショウバラ観賞という第一の目的は達しましたが、山中湖までのロングトレイルを踏破するという目標は先送りを余儀なくされました。悔しいです。

不老山から樹下の二人へ向かう急坂を下るうちに痛みが強まり「明神峠まで行ってタクシーを呼ぶか」等々思い悩みましたが、地図とにらめっこするうちに丹沢湖方面へ下るのが最も楽だと気付きました。ただし、そのルートは数年前の台風で世附川にかかる吊り橋が落橋し通行止めになっています。それは事前に知っていましたが、不老山から下る道の途中で出会った年配の女性が浅瀬から来たというので、その言葉を信じて行ってみることにしました。

女性は通行止めになっていることを知らずにそのルートを選択し、仕方なく登山靴を脱いで裸足で川を徒渉したとのこと。実際、徒渉は問題なく、清流に足を浸して渡るのは楽しい体験でしたが、その川に至るまでが大変でした。通行止めになって4年ぐらいたっているので踏み跡が不明瞭な上、崩壊地が多く、一時は完全にロスト。先導師補さんの慧眼で困難を突破し、無事に下山できました。2年前にnojiさんと来た時に続き掟破りの不通個所突破となりましたが、これも何かの因縁。批判を浴びるかも知れませんが、面白い体験ができました。図々しさを承知で言えば「怪我の功名」ですかね……。

もちろん、山中湖までの踏破も同じメンバーでいつか必ず達成したいと思います。

3人寄らば、何とか。先人は真理を突いています。あるいは三位一体とも。意見が異なった場合、1対1対1になることは少ないんじゃないかなあ。何とか2対1になれば、何らかの決断は下ります。当方は短気っぱなので、ブレーキとなる2先輩方の存在は頼りになるばかりでした。出発地点に戻ることができるルートを認識できていれば、何とかなるのかなあとも。過大なお褒めの言葉をいただきましたが、実は沢に下りる例の尾根道。お二人が喧々諤々の議論をなさってくれたおかげで、周囲の地形を偵察する時間ができたわけで。その時間がなければ、1人だったならば、別の道を選択してしまった恐れもこれあり。バス、鉄道の乗り換えもスムーズで、本当にしっくりとはまった山行でした。

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