不老山・三国山

2024年06月01日(土) [日帰り]

• GPS: 09:35
• 距離: 22.9km
• 登り: 1,843m
• 下り: 1,099m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:25
• 休憩: 0:09
• 合計: 9:34

距離 22.9km 登り 1,843m 下り 1,099m

6:38 谷峨駅
7:27 山市場バス停
7:37 7:38 火打沢（ヒイチ沢）
9:15 番ヶ平
9:30 降雨山
9:59 不老山
10:04 不老山南峰
10:23 世附峠
10:30 蘇峰台
10:47 峰坂峠
11:22 白クラノ頭
11:42 湯船山
11:56 欣求のベンチ
12:02 明神山
12:14 12:15 明神峠
12:46 三国山東登山口
13:32 三国山
13:55 13:57 ヅナ峠
14:16 14:17 楢木山
14:44 大洞山
15:26 アザミ平
15:31 15:32 畑尾山
15:36 15:37 立山東分岐
15:38 15:39 立山
16:06 16:07 立山登山道入口
16:12 須走紅富台上

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

山市場〜不老山山頂。
急な斜面をつづら折りを駆使して登る。道は荒れ気味。蛭多し。林道を横断してからは歩きやすい道になる。

不老山山頂〜明神峠〜三国山〜立山登山口。
歩きやすく、よく整備されている。歩き通そうとすると、かなりアップダウンがあるコース。

写真

谷峨駅から出発。

新東名の橋。もう少しでくっ付きそう。

向河原バス停の手前で道をそれ、吊り橋で河内川を渡ります。

登山口。民家の脇のような場所にあって、分かりにくかった。

進路に迷う箇所が多い。加えて蛭の猛攻撃。精神的に疲れます。

林道を横ぎります。この林道、世附峠に繋がっているみたいです。

大野山が見えます。

山頂到着。時刻は10時前。私を入れて三人しかいませんでした。

山頂にある三つの株は満開でした。

園芸種みたいに大きな花です。

雄しべがたくさん。何本あるのだろう。

サンショウバラって自家受粉するのかな。

特徴的な蕾。トゲトゲしてます。

サンショウバラの丘まで下ってきました。愛鷹山と箱根の山がよく見えます。

こちらのバラはもう散ってしまったようです。

道中にあったテーブルとベンチ。コンクリート製。独特の存在感。

湯船山付近はブナが素晴らしい。

鉄塔近くの株。咲いてます。

明神峠到着。ここから後半戦がスタート。

三国山へ。

ひと際高い山は大室山？

倒れつつ生えているブナ。

謎のプレート。この木の名前でも書かれていたのだろうか。

三国山山頂。

さらに進むとシャラの木が増えてきました。

この案内表示を見て、初めて立山が「タチヤマ」だと知りました。

バイケイソウだらけ。

不思議な形のブナが多い。

シロバナノヘビイチゴの群生。

黄色いヘビイチゴも混じっていました。

アザミ平。本来なら富士山が見えるみたい。

立山でも咲いていました。

舗装道が見え、登山終了。

今日はバラ以外にもいろいろな花と会いました。
ヤマツツジはもう終盤。

ヤマボウシはまだまだこれから。

カマツカ。丸っこい花弁がかわいい。

ツクバネウツギ。三国山ではまだ咲いてました。

葉の切れ込みから判断すると、カナウツギではなくコゴメウツギ。

三つ葉が特徴のミツバウツギ。

ヤブウツギなのか、フジサンシキウツギなのか。同定できません。毛の有無を見ておけばよかった。

赤白のウツギ。葉の裏の毛から、ニシキウツギと判断。

黄色いツクバネウツギは初めて見ました。

いつも白ばかり見るので、この薄い黄色はすごく新鮮でした。

サラサドウダンが鈴なり。今日はサンショウバラとこの子を見るのが目的でした。

本当にかわいい花です。じっと見ていると桃の果実が思い浮かびました。

なかなかピントが合いづらい。

足元にもいろいろと咲いてました。
この子はツルキンバイ。

クワガタソウ。この時期、どこにでも咲いている印象がありますが、個人的にはけっこう好きな花です。

葉の縁の形からすると、おそらくハコネシロカネソウ。花の裏を見ておけば、もっとはっきり同定できたのでしょう。

ホソバテンナンショウ。

去年も不老山周辺で見かけたテンナンショウ。花期からしてカントウマムシグサだと思われるのですが、葉が主に一枚で花より高い点、仏炎苞口辺部の開出が顕著である点など、明らかな特徴があります。

ヤマシャクヤクの実？

感想

K

　サンショウバラの季節が来ました。
　去年は明神峠から出発し駿河小山駅へ下りるルートだったため、今回は山市場側から登ることに。合わせて、行ったことのない三国山稜も歩いてみました。

　サンショウバラ――少し時期が遅いかと思いましたが間に合ってよかった。今年は接写用にデジカメを持ってきたので、存分に撮影ができました。
　山頂と違い、サンショウバラの丘では散った後でした。去年もそうだった気がします。微妙な気象条件の違いに因るのでしょう。花って不思議です。

　初めて歩いた三国山稜。雰囲気は湯船山付近と似ていましたが、標高の関係か、そちらでは咲き終わった各種ウツギがたくさん咲いていました。また、ヒメシャラがわりと多いのも特徴かと思います。ゴールデンウィーク中に行った天城山を少し思い出しました。