吉備中山(きびのなかやま) 岡山県岡山市北区
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 02:14
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 232m
- 下り
- 226m
コースタイム
- 山行
- 2:13
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:14
天候 | 15日は晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道。 |
その他周辺情報 | 吉備津彦神社。 第二駐車場に和式洋式水洗トイレあり。ペーパーつき。 神社入り口のところに喫茶店?と自販機、自販機用ゴミ箱あり。 |
写真
講談社学術文庫の平家物語を読むまで名前も知らなかったけれど、鹿の谷謀議の打倒平家中心人物の一人で、後に流罪となり、暗殺された人らしい。
備前の児島(流刑地)とか、「備前、備中両国の境 庭瀬の郷 吉備の中山」(殺された場所)と言う地名が、まんま出てきたので初めて読んだ時には驚いた。
昔は「ヌスト(盗人)」岩と呼ばれていたのが、1934年に「天柱」の文字が刻まれて、「天柱岩」と呼ばれるようになったそうな。
1814年の吉備津彦神社の絵図には「権現岩」と書かれているらしい。
私としては何故に「盗人」呼ばわりされていたのかの方が気になる。
要は「ストーンサークル」のことらしいが、研究者の中には「違うんじゃね?」と異論を唱える方もおられるとか。
写真奥にポツンとある岩を中心に、道の左右の岩が円弧の形で配置されているのかな?と勝手に想像しつつ撮影したのだが、どうやら、普通に道の右側だけで輪っかになっているみたい。
天井石の落ちた横穴式石室だそう。
平成24年、2012年の清掃活動中に見つかったとか。
それまでは草むらなんかの中に隠れていて気づかなかったのか、単なる岩の塊と思われて古墳と分からなかったのか…
感想
簡易新コロ抗原検査キットで無事、陰性になり、出社も再開しました。
テレワークは毎日布団が干せたりして良かったんだけど、何せネットが地獄のように遅く、作業効率が悪すぎてイライラしっぱなしだった。
さて、山行。
お盆休みは津山に行って那岐山なんかに登るんだー、あとは熊山かなー、なんてウフフアハハしていたのが、新コロ陽性でマルっとダメになってしまい。
自宅待機は8月9日までで、発熱してから検査と薬のために病院に数回行った以外は全く外出しなかったため、お盆休み中、今の体力はどんなもんかと確認することに。
公共交通機関はさすがにすぐには使っちゃダメだろうってことで、自転車で吉備中山に通いつめました。
写真は主に14、15日に撮ったものを使用。
8月11日:近所の舗装路坂道を自転車ひきつつ登ってみる。
高さ20m程度、距離400mほどで限界に達したため、降りて適当に自転車を走らせてから帰宅。
ぐったりする。
8月12日:自転車で吉備津彦神社へ。
歩けるところまで行こうと、超ゆっくり、時々座り込みながら、どうにか龍王山まで歩いた。
先客がいたので、写真だけ撮って引き返す。
下山時は登りよりもさらに覚束ない足どりで、「これは杖がないと危ない」と気付く。
累積標高差171m、2.5kmを1時間37分で往復。
帰宅後、ぐったりする。
8時13日:再び吉備津彦神社へ。
着いた途端に大雨が来て、引き返す。
11日に登った舗装路坂道にリトライしたり、階段2往復などしてから帰宅。
8月14日:みたび、吉備津彦神社へ。
登山口の杖を一本お借りして、龍王山に向かう。
ペースは緩いし、腿も痛くなったりしつつも、座り込むことなく山頂へ。
しばらく休憩したあと、気を良くして天柱岩にも立ち寄る。
途中でGPSが狂ったため、精度は怪しいが、登り215m、3kmを1時間42分で往復。
少しだけ体力が戻ってきたなあとホクホク。
8月15日:しつこく吉備津彦神社へ。
リカバリー集大成じゃあ!ってことで、吉備中山三角点まで歩いてみることに。
杖をお借りして、ゆるゆるトコトコ。
無事に三角点に着いてから、龍王山にも立ち寄って、休憩後に下山。
2年かけて少しはついたと思ってた筋力体力は、山登りを始める前よりも落ちてしまった気がするし、新コロ前までは暑い日でも山に登ると普通にお腹が空いて固形物もモリモリ食べていたのに、今は山登りを始めたばかりの夏の頃と同様、水分しか入らない状態になってしまっているけど、徐々に戻していきたい。
もう一度、体力がついていくのを実感する機会が出来たってことで、これはこれでいいかなと。
あと、吉備中山はメインどころは概ね見たと思っていたのに、天柱岩は見たことなく。
やっぱり見どころの多い山である。
歩く人も必ずいるし、自転車圏内にこう言うお山があって良かった。
家族が通院している病院も、ようやく県外縛りが無くなったそうなので、六甲山や広島、四国にもいずれ行くんだー。
楽しみ。
しかし、引きこもり生活で落ちた体重、食べる量もいまだに戻ってないのに、少しずつ増えてきているのは何故なのか。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する