木曽御嶽山 雷鳥先生による山と人生のガイド付き


- GPS
- 06:24
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 882m
- 下り
- 887m
コースタイム
8:00大江権現
9:40九合目
10:35王滝頂上
11:15剣ヶ峰11:40
13:40田ノ原駐車場
天候 | 晴れのち薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯と九合目、山頂小屋付近もグサグサの雪でした 樹林帯は雪解け水が多く流れていてビシャビシャです 九合目辺りの雪はシャーベット状で軽アイゼンも使わず登れました 山頂付近も同様で急激に雪融けが進んでいる印象でした 登山ポスト:田ノ原駐車場のトイレの側 駐車場:無料 環境保全協力金の募金箱あり(大型車1000円・普通車500円) 帰り際、駐車場入口がなぜか閉鎖されてました(ロープを外して出てねと言われた) 温泉:おんたけ休暇村・こもれびの湯500円(鉄臭い茶色の超いい湯) |
写真
感想
ここしばらくの突然の35℃超えの猛暑襲来により
急な眠気に襲われて気絶したりしていたわけですが。
さすがに3日もすると体も慣れてきて当たり前の判断ができるようになり、
壊れたままのエアコンをこのままにしては近いうちにミイラになるだろうと
暑い中やっとの思いで電気屋に交換の依頼に行ってきました。(通販でよかったのに)
工事はだいぶ先で梅雨の間にはなんとかなりそうな予感。
さしあたってどこかに避暑に出かけたい。
週末レコを見ていると御嶽山の王滝口は、残雪はあるものの夏道になりつつあり
雪渓も自分の装備でも充分に登って行けそうな気配でした。
半袖で登りつつ雪道をシリセードできるなんて、めっちゃ楽しそう。
先日、暑い中長袖で泥んこ尻セード決めたばかりなので、
どうせなら本物の雪でスマートにはしゃいでおきたい。
雪山は警戒してたけど天気さえ良ければ迷うような道ではないし
なにしろ気温は夏。それも猛暑の。
天気も今後は打って変わって崩れっぱなしになりそうなので
雪を楽しみに行くなら今回が最後のチャンスに違いない。
御嶽山は登山口の高度が高過ぎるのか、
行くたびに登る前から気分が悪いことが多いので心配でしたが
今回も期待を裏切らない頭痛の予兆がありました。
毎度のことなので諦めつつ、去年は平気だったこともあるので期待しつつ。
大江権現までの割と平坦な道ですでに心肺がゼイゼイいってて
一年でだいぶ歩けるようになったんじゃないかという期待は打ち崩されましたわ。
心肺機能は一朝一夕ではもうしょうがないのでのろのろと歩きました。
歩いたというか、ほとんど止まってた。
ものすごく後ろから来た人が、先に行って遥か彼方に見えなくなるのを何度か見送りました切ない。
一時間ほど歩いたころ、先は長いし気分はノッてこないし
もう引き返そうか、少しだけ歩こうかともだもだしてると
雷鳥が一声鳴いてひょっこりこっちにやって来ました。
雄の雷鳥は初めてだったのでカメラを向けていると
山道にそって先に立ちチョコチョコ歩いて行きます。
この出来事で少し元気が出てきて先に進むことが出来ました。
スタスタ歩いてしまうと気づきませんが、
立ち止まって見ているとそこらじゅうに潜んでいる感じでした。
雷鳥の雄は赤いトサカのような眉毛(?)があるので見つけやすいです。
カメラを向けると向こうから寄ってくる人懐こいのもいました。
雪渓に差し掛かり、夢中になって歩いているうちに気分も多少マシになり
最悪でもここまで来れば当初の目的は達したようなものだし
あとは気楽に行けるところまで行こうという気持ちでいたら
剣が峰まで到達できました。
途中、何度も諦めようと思っていたので感無量。
帰路は今度はつがいの雷鳥がひょっこり現れて
先導するように山道を降りていくので結構長い時間一緒に歩きました。
そっと近づくと雷鳥の瞳に自分が映るほどの距離で写真も撮らせてくれました。
嬉しくてまだフワフワしてます。
嬉しすぎて変なアテレコつけてしまいました。脳内お花畑300haです申し訳ない。
それにしても暑かった。3000mの山頂でも上着がいらないくらい暖かい。
すれ違う人たちの中にはサングラスをしていなくて
少し心配になるほど真っ赤に日焼けしている人も。
日焼け止めを塗って長袖で行ったけど、途中まで手袋をしなかったため
手の甲と首の一部だけがこんがり焼けてました。
雪渓で雪まみれの部分だけ一瞬ひんやりしたけど
避暑にはあまりならなかった気がします。
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