羅臼岳(岩尾別温泉から羅臼温泉まで知床横断)
- GPS
- 10:07
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,513m
- 下り
- 1,622m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 10:04
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
岩尾別温泉は、斜里町の334号沿い、知床自然センター近くの分岐から知床五湖方面に進み、岩尾別橋を渡って300メートル先をホテル地の涯方向へ右折。宿泊者と登山者で駐車場所が分かれています。脇に登山者用トイレあり。ホテル裏側に木下小屋と登山口があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩尾別コースは、山頂直下までほぼ急登なし。道はよく整備されています。山頂直下は岩場なので、手も使って慎重、確実に登り下りしました。 羅臼温泉コースは、ザレ場、岩場、渡渉、トラバース、涸れ沢などあり。岩場は植物で足元が見えづらい場所もあり特に注意しました。 両コースともクマの気配、ふんなどはありませんでした。 |
その他周辺情報 | どちらの登山口も近くに温泉あります |
写真
感想
行きたい山域の天気予報がいまいち。どうしようと考えていたら、山友が羅臼温泉コースで羅臼岳に登るというのでお供しました。
相談の結果、岩尾別温泉コースから登り、羅臼へ下ることに。羅臼の野営場に車1台を置き、5時前に岩尾別に着きましたが、すでに登山者用駐車スペースはいっぱい。道路脇に停めました。
きょうのテーマはゆっくり。気温が上がる前で、心拍数もあまり上がらないのでいつもより汗をかかず、山頂まで500ミリペットボトル1本ちょいで済みました。大量の汗をかき、熱中症一歩手前になる登り方を繰り返してきた自分にとって学びのある山行になりました。
花や風景を楽しみながら大沢を登り切り、羅臼平が近づくとカッコいい山頂が見えてきます。この日はやたらと青空もきれいで、最高の眺めでした。
山頂はとても混んでいましたが、密を避けつつ昼食。弥三吉水でお会いした、黒岳石室にいる山岳ガイドの清水祐吾さんと東京からのお客さま、硫黄山まで縦走し、マウンテンバイクで岩尾別に戻るという女性らとお話できました。
下山を始めてすぐ、悲鳴が聞こえました。岩場を登っていた高齢の男性が数メートル落ち、少し意識を失った後、まもなく戻ったようでした。パーティの方が救助要請をし、男性に付いていたので自分たちは下山。下山中、ヘリの音が聞こえました。大事に至りませぬよう。
羅臼コースは、岩尾別に比べると全体的に道が細く、ワイルド。ザレているところ、岩盤状の岩で滑りやすいところ、段差が大きいところなどがあり、それぞれ注意が必要でした。
雪渓近くのお花畑や、屏風岩、硫黄の水が流れる泊場前後の沢、ダイナミックな谷など見どころ満載ですが、第二の壁、第一の壁あたりは長いトラバースが続きます。ハイ松原、里見台を経て登山口まではやや単調で、長〜く感じました。岩尾別側のにぎわいとは異なり、下山まで誰にも会いませんでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する