鳥海山 大平冬ルートで山頂まで
- GPS
- 09:17
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,413m
- 下り
- 2,196m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大平の冬ルートは雪が解けぎりぎりで雪がつながっている状態でした。 登山口付近は雪を踏み抜く箇所が多くあるので注意が必要です。 駐車帯は20台ほど停められます。さすがにこの日はシーズンも終わりということで車は1台しかありませんでした。 途中GPSのエラーで秋田方面にとんでいますが気にしないでください。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図
ガイド地図 1
コンパス 1
笛
筆記具 1
保険証 1
飲料 1
ティッシュ 1
三角巾 1
バンドエイド 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1
防寒着 1
ストック
水筒 1
時計 1
非常食 1
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共同装備 |
ツェルト
ファーストエイドキット
医薬品
カメラ 1
ビデオカメラ
車 1
|
感想
やっと春になり始めた鳥海山。スキーヤーが多く利用する大平の登山口から山頂まで。
大平は雪解けが進んでいて,この日でなんとか雪が繋がっているギリギリの状態でした。
繋がっているはずと思って進んだ先が既に藪になっておりなんてこともある時期なので注意が必要です。
私も下山時に,2日前に登った記憶を辿ったら,既に雪が解けておりかなりの距離を登り返すという大失敗をしました。
駐車場にも車が1台停まっているだけ。私の先に山に入ったスキーヤーは笙ヶ岳の斜面を滑っていました。
鳥海湖周辺は豊富に雪が残っていました。もちろん鳥海湖は雪の中。下まで降りたいところですが,今日は山頂が目的のため寄り道せずに御浜へ。御浜小屋はすっかり姿を見せていました。七五三掛から山頂までは外輪を通って行きました。ほぼ夏道が出ていました,雪の上を通る箇所では亀裂が大きく入っていることもあり,ルート選びは慎重になる必要があります。あとハエが凄かったです。雪融けとともに生まれたであろう数万匹のハエが道を埋め尽くしていたため早足で登りました。
七高山からは祓川方面のスキーヤーの姿がちらほら。
外輪から千蛇谷に下ると途中から新山直通のスノーブリッジがあり,ラッキーなことに山頂の岩まで繋がっていました。斜面もきつくなくあっさりと山頂にたどり着けたのでびっくり。
千蛇谷は岩がゴロゴロと転がっていて,私が歩いているときも岩が崩れ転がってきたのにはびっくり。
注意して歩かないといけません。
千蛇谷の終わりから七五三掛のはしごまでは雪の斜面をトラバースします。足跡があればそれを利用して無難に通れますが,アイゼンとピッケルの使用は必須です。足跡が無い時は,無理に渡らずに,雪の解けている箇所を通って上に進み外輪に出ることも時期によっては可能のようでした。
御田ヶ原の斜面は登りたくなかったので北に大きく回避して雪渓を通り御浜小屋方面へ,御浜からは鳥海湖を通らずに鉾立方面に向かい大平口へ。
この時ルート選びを間違い,雪渓がつながっていないというハプニングがありましたが,無事大平に到着。
2日前(の夕方)の記憶でもあてになりません。この時期の雪は刻々と変化していると思った方が良さそうです。
登山者とは2人とすれ違っただけ,遠くにボーダーやスキーヤーを何人か見かけただけの寂しい登山でしたが,天気に恵まれて念願の今季初の山頂にたどり着くことができ大満足の山行となりました。
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