天狗岩・金松寺山 シダレカラマツ!
- GPS
- 05:55
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,508m
- 下り
- 1,494m
コースタイム
天候 | 曇り 山頂視界無し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ない 笹も刈られ快適 登山道が崩れた場所も橋と階段が設置されていた 倒木もない |
その他周辺情報 | 室山ファインビューなど |
写真
感想
2022年(令和4年)8月26日(金)
天狗岩・金松寺 シダレカラマツ!
天狗岩・金松寺山へ、ゲートから林道を40分ほど歩く。
湿った重い空気、蝉のうるさい鳴き声、時々襲ってくる虻。
それでも薄日が差し木漏れ日、日陰の涼しさが良い。
安曇野にも時々熊の出現があり、熊と出会わないためにホイッスル、ストックを打ち鳴らす、鈴を鳴らし、そして声を発することによってなんとか熊に出会わないよう歩く。
林道が終わり登山口より本格的な登りとなる。
入口には未だに「入山禁止」の標示が置かれていた。
昨年は恐る恐る通過した沢沿いの崩れた道、そこには橋が架かり、木の階段も設置されていた。
倒木も登山道にはなく、「入山禁止」の標示は必要ないようだ。
ヒノキの植林地帯をジグザグに登って行く。
ジグザグ道を登り切り、金松寺山への分岐手前に珍しい木を見た。
新しく標示もされていて分かったのだが、「シダレカラマツ」という。
唐松林の中に1本だけ枝をすべて垂れ下げているのだ。
しだれ桜ならぬシダレカラマツという珍しい、奇異木だ。
唐松の突然変異とのことで一見の価値ある木だと思った。
分岐から金松寺山をトラバースする道でまずは天狗岩を目指す。
稜線に出ると白い雲に覆われた道を登る。
コメツガだろう木々に白い網状のサルオガセがぶら下がる。
白い雲、どんよりした空気に良く似合い広がっていた。
よく見られたものはキノコ。
雨後の竹の子ではないが、雨の多い日々様々なキノコが生えていた。
花は少ないもののアキノキリンソウ、ノリウツギ、ヒヨドリバナ等見られ、山頂付近にはマツムシソウの淡い紫色の花が風に吹かれ咲き誇っていた。
シラタマノキもみられ一粒潰してみた。サロメチールの香りが特色だ。
長い道のりできつく感じつつ、景色の見られない山頂へと着く。
雲に覆われていなければ八ヶ岳、南アルプスそして松本平が一望できるのだが。
爽やかな風に吹かれなびく花々を眺め、久々にストーブで湯を沸かしカップ麺、コーヒーをいただいた。
暑い中だとなかなかのんびりもできないが、ゆったりと時間を過ごすことができた。
下山は金松寺山経由となる。
山頂には赤く塗られた三角点はあるのだが、山名標示がされていない。
木々に覆われ展望はなく、朽ちたベンチが広い山頂にぽつんとある。
天狗岩で食べ忘れていた弐七農園のサンつがるを食べエネルギーチャージ、下山とした。
ふるちゃん
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