平治岳 ミヤマキリシマ
- GPS
- 06:30
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 821m
- 下り
- 819m
コースタイム
天候 | 曇 のち午後から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日も雨だったらしく、道はドロドロ。危険箇所はないですが、登山道の大渋滞は覚悟(まあ、その先にそれ以上のミヤマキリシマが待っています) |
写真
感想
土曜日が快晴で朝から夕方まで外でずっと紫外線をたくさん浴びたせいもあり、「これ以上日焼けしたくない。」という願いから、日曜日は「早出して涼しいうちに下山したい。」と師匠に「いつもの場所に3時集合でお願いします。」と集合時間を早めてもらいました。結果的にこの予定変更が非常によかったです。
まず、男池駐車場、ミヤマキリシマ満開予想の休日ですから、多いとは思っていましたが、5時現在で9割、あと少しで満車でした。この時間の登りは、ほぼ一方通行で問題ないのですが、問題は、平治岳の山頂付近。8時頃は、まだ人も少なく、ミヤマキリシマの絶景ポイントを確保することができて、今回は最初に風景&淹れたてのコーヒーを楽しみ&朝ごはん(昼ごはん?)をいただきました。
食事の時、話題を独占したのが、師匠のNEWアイテム、OPTIMUS.123R でした。雑誌等では何回も紹介され「憧れのストーブ」として以前から知ってはいたのですが、実物を見たのは初めてでした。大きさといいパーツの収納性といい、長い年月の中で完成された美しさがあります。点火作業を見学していましたが、予熱だけで加圧の必要がない点は、非常に好感が持てます。点火すると最初は「パワー不足かな。」とも思いましたが、全体の温度が上昇すると火力も「すごいな!」というレベルで、さすがガソリンストーブです。MSRのドラゴンフライ同様の力強い燃焼音が最高です。
ゆっくりと食事をしていたら周囲に人が増えてきました。最高の絶景ポイントです。「早く譲ってくれないかな〜。」という視線を感じ始めましたので、早々に撤収です。
南峰と本峰の間の道を見ていたら、団体さんの数がどんどん増えてきました。「師匠、そろそろ」「もうちょっと写真、撮っていいかな?」「御意」としばらくは恒例の撮影祭り。雲が切れ、日差しが戻り、「三俣山を背景にミヤマキリシマ」のベストショットを待っていたのですが、う〜んもう少し!という空模様が続きました。とうとう下山の時が来ました。団体さんが続々と登ってきます。南峰も撮影ポイントは順番待ちの大盛況です。下山専用ルートを使って大戸越へ。ここも人の多さは凄かったですが、写真を数枚撮ったら早々にソババッケへ下ります。ここからが大変で下山しようにも10名程度のグループが続々と切れ目なく登ってきます。離合に毎回時間をとられますが、きつそうに登られる方々に「もう少しですよ。きれいなミヤマキリシマが待ってますよ。」と声をかけられる師匠でした。その後ろで「しばらく休める、ハア、ハアハア」と呼吸を整える私でした。
ソババッケに近づくと時間的に登ってくる登山者は激減し快適な歩きとなります。男池近くの道は何回通ってもすがすがしい気持ちになります。ここから観光客で溢れている男池の歩道を歩くのは気が引けるのですが、「今日は、たぶん大丈夫。」と確信がありました。朝の駐車場の状態なら、今も満車でここに来ることはできない…。で男池でゆっくりと湧水をたくさんいただき、遊歩道をゆっくり歩きました。最後の橋の横で川に下りて靴とストックを洗いました。思っていた以上に靴に泥が付いていました。でも、最初から最後までスパッツやカッパを着る必要のないルートでした。
駐車場前の道路も路上駐車でいっぱいでした。
その後、白水鉱泉の炭酸水をいただき、帰路へ。
さすがに長者原で眠気がでて、5分ほど仮眠。その時、すごい雨が降ってきました。途中の泥だらけの道がこれでもっとひどくなると思うと…。あのたくさんの団体さんの中にはきっと「初めてのミヤマキリシマ」「初めての九重」の人たちもたくさんいて、満開のミヤマキリシマに感動できても、この豪雨で「何!この雨、もう絶対山はイヤだ!」とならないこと祈りながら、長者原を後にしました。
今回は、shimakinさん、東尾根を教えていただいて、感謝です。そして、満開のミヤマキリシマ、そして師匠との会話、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
コメント
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平治岳にも東尾根ルートがあったんですね
登山道はどんな感じだったんでしょう?
↑ 長崎のタナちゃんからの質問をそのままスルーパスしております。
まだまだ奥が深いですね
それにしてもこの時期だけは、平治岳もくじゅう連山の女王になりますね
東尾根は、とてもいい道でしたが、「意外と歩きにくい。」が2人の意外な感想でした 道が若く直線的な道で、滑りやすかったせいかもしれません。
平治岳、あちこちで歓声が上がる雰囲気がいいですね
そしてそこで交わされる会話も聞いていると結構おもしろいです みんなハイテンションですからね
おはようございます。
さっそく行かれたんですね、取付きはわかりづらくなかったですか。
満開のミヤマキリシマを堪能されたようで、羨ましいかぎりです
師匠からも「この道、いいねえ〜。 」と褒めていただきましたが、途中、前日の雨で落ち葉がすべり、デコボコのない地面は足場がなく「滑り台状態」で、意外と歩きにくかった場所もありました。見た目は「さすが九重」という感じの最高の道でした。地面が濡れていなければ問題なし、と思います。
取り付きは、2ヶ所あって、どっちにしようか迷ったのですが、一番手前から入りました。帰りに確認するとソババッケからテープ表示がある取り付きらしき場所と木の根っこが多いもう一つ取り付きがありましたが、地形的に男池側が一番歩きやすそうでした。
東尾根ルートは最後に北ルートと少し合流しますが、そのグチャグチャ泥まみれの地面を見て「東尾根でよかった 」と心から思いました。スパッツの必要性を一度も感じなかった道でした。教えていただいてありがとうございました。
幻想的です!美しい!
もうすぐ1年になろうとしています 土日と満開の時期が今年も重なってくれればいいのですが
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