西穂独標
- GPS
- 05:22
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 800m
- 下り
- 773m
コースタイム
西穂山荘06:40 → 07:30西穂独標07:45 → 08:15丸山 → 08:30西穂山荘08:55 → 10:15西穂高口駅
天候 | 一日目:山麓は晴れ。登山道は曇りで、丸山付近で雨が降り始めました。 二日目:8時頃までは、晴れて奥穂前穂までしっかり見えたけどそのあと曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高口駅〜西穂山荘 夏道も出ている所もありましたが、雪道も多かったです。途中から軽アイゼンを付けて登りましたので、問題なく山荘にたどり着きました。山荘への急な登りはアイゼンがあった方が安全に上がれるし、下りも安全に歩行できると感じました。ルートはマーキングがしっかり付いていたので、迷うことはありませんでした。 西穂山荘〜西穂独標 山荘付近で少し残雪上と丸山付近で少し残雪がありますが、支障は無いと思います。他は完全に夏道でした。 |
写真
感想
月曜日にお休みがもらえたので、前日の立山室堂に続いて、西穂山荘泊で西穂独標に行って来ました。
朝、前日の疲れも無く、自宅を8時頃出発。一日目は山荘まで行けば良いのですが、天気予報は午後は雨予報だったので、お昼には山荘に着いておこうと思い、この時間の出発になりました。
順調に新穂高ロープウェイのしらかば平駅に到着し、ビジターセンター前の鍋平高原駐車場に駐車しました。途中、砂利の登山者用駐車場がありましたが、案内板も係員も居なく止めても良いか分かりませんでしたが、ロープウェイ切符売場の方にお話したら、ここで駐車券を購入できるとのことで、二日分を購入し、安心して登山できました。
ロープウェイは観光客の人が大半で、大きなリュックを背負っているのは私だけでした。ロープウェイからは山が見れませんでしたが、速いことと鉄塔を超えるたびに揺れるのにビックリしました。
新穂高口駅に到着後、登山届を記入して外に出て身支度を整えていたら、ポツリポツリ雨が降ってきたので、上だけ雨具を着て登山をスタートしました。スマホのGPSがうまく衛星をキャッチ出来ず、途中からのログデータになってしまいました。
山荘までの道は、前半は残雪と夏道のミックスですが、後半はほぼ残雪の上を歩くことになり、早めに軽アイゼンを付けて登りました。道にはピンク色のマーカーが付いているので、迷わず歩けました。山荘に近づくにつれ、傾斜もきつくなり、結構な汗をかいてしまいました。ほぼ、予定通りお昼に山荘に着きましたので、まずは西穂ラーメンしょうゆ味を食べて一息入れました。とても美味しく、窓から眺める山々を見ながら食べるラーメンは最高でした。
山荘周辺は晴れ間も出ていたので、翌日の確認もしたく、もう少し上まで登ることにしました。丸山まで上がると西穂高岳方面はガスっていましたが、山麓方面はまだ視界も良く、もう少し上がってみましたが、だんだんと雲が下がって来て、雨が降り始めたので山荘に引き返しました。山荘到着後、受付を済ませて部屋に案内されて、着替えや片付けをしていると、朝の予報通り雨が強く降り始め、早めに山荘に来て良かったと思いました。部屋は相部屋で本日は5名だけなのでゆったりと寛げるスペースもあり良かったです。
着替えと片付けを終えスマホに充電しようとバッテリを出すとケーブルが無いことに気付き唖然。。。半分くらいあるので、通話やネット接続しなければ翌日まで使えそうだけど、念のため電源OFFにして一晩過ごすことにしました。
食堂に行って景色を見ながらビールを飲んでのんびり時間を過ごし、その後、食事の準備があるので、食堂を離れ本館に移動し、今度は本を読みながらビールを飲んで寛ぎました。蔵書が多く夕食まで読み続けました。
夕食の時間になり食堂に移動して食べ始めると、隣に外国人の二人が座り、英語を話せないのでドキドキしながら食べていたら、お茶の入れ方が分からないようなので入れてあげたら、話しかけられドキドキしながら知っている英単語を並べて話したら意外に伝わり、そこから消灯まで食堂でビールや焼酎を飲みながら、いろいろな話をして楽しみました。この時の会話でスマホを辞書代わりに使ったり、地図を使ったりして電池を使い切りました。。。
二人は翌日、上高地に戻るのですが、その途中、温泉入浴と盆栽を見たいと言っていたので、これも何かの縁と思い、翌日も一緒に行動することにし、車で案内することになりました。その夜は、いつもはあまり寝れないのですが、英語を話すことで脳をフル回転して疲れたらしく、いつも以上に良く眠れました(笑)
翌朝、着替えて少し山を登りましたが、日の出は見れませんでした。でも、西穂高岳,前穂高岳,乗鞍岳等見ることが出来ました。天気は予報通り朝だけは晴れていそうな感じだったので、朝食を食べに山荘に戻りました。朝食の席も外国人の二人と隣になったので一緒に食べました。食べながら今日の予定を相談し、9時に下山開始する約束になったので、早々に準備して西穂独標を目指し登山を開始。
丸山を過ぎてハイマツの横を歩いていると、雷鳥に出会いました。しっかり写真を撮影しましたが、人間を怖がる様子も無く、接近して写真を撮ることが出来ました。西穂独標に近づくにつれ、岩場が多くなり慎重に歩いて、無事独標に立つことが出来ました。少し雲が湧いて来ましたが、360度見渡せる景色に感動し、休憩しながら去年登った奥穂,前穂,吊尾根を見て一息いれました。休憩後、雲が湧いてきて山にも雲がかかってきたので、下山を開始。丸山まで戻って振り返ると、西穂独標は雲の中でした。これも予報通りでビックリ。山荘到着後、二人と合流し、コーヒーをごちそうになりました。
9時に下山開始。二人はアイゼンを持っていなかったので、ゆっくり安全に歩いてもらい、多少滑りながらも無事に新穂高口駅に到着。下山届を記入して投かんし、今回の登山は無事終了。
しらかば平駅に到着後、ビジターセンターで入浴するつもりでしたが、ポンプが故障して入れないらしく、急きょ、新穂高温泉駅近くにある中崎山荘の奥飛騨の湯に入りに行きました。その後、二人がお土産を買いたいので駅に移動して買い物をして、その後のスケジュールを相談。
二人の盆栽については、どこの場所なのかまったく理解できず、ひとまず、バスのルートをゆっくり走りながら、その場所になったら言ってもらうことにしました。結局栃尾温泉の民家にあった盆栽を言っていたらしく、駐車場に車を止めて集落を歩いて盆栽を見て回りました。
お昼を少し過ぎていたので、お蕎麦を食べようと言ったら、食べたことないと言ったので、駐車場近くの食堂に入りざる蕎麦を食べました。その食堂のご主人さんは穂高岳山荘二代目主人のご兄弟で、少しだけ山荘や初代のお話を聞けて、とても良かったでした。今年も穂高岳山荘に行ってみたくなり、奥飛騨から上がることを計画しようと蕎麦を食べながら考えました。
ざる蕎麦を食べ終わり、まだ、時間があったので、二人を平湯バスターミナルまで送って、帰路につきました。
今回は、素晴らしい出会いの連続で、思い出に残る山行になりました。
次回、外国の登山者に会ったら、話しかけれるように少し英会話を勉強しようと思い、さっそく、近くの図書館で英会話の本を借りてきました(笑)
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