根子岳 夏合宿1日目
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- GPS
- 09:02
- 距離
- 4.3km
- 登り
- 656m
- 下り
- 803m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
所属する会で夏合宿in九州を行った。本当は半年以上前から企画していた剱岳北方稜線の予定で、参加パーティーはみんなトレーニングや準備を行ってきて北方稜線を楽しみにしていたが天気予報が悪く悩んだあげく泣く泣く予備案の九州遠征に切り替えた。
二台の車で、それぞれ出発、登山口の日ノ尾峠で集合。後発のメンバーが4時頃到着、仮眠をする時間もないので、そのまま5時前に入山しヘッデンに照らされる踏み跡を追い稜線を目指す。黒土の急登は滑りやすく登りにくい。展望台に出ると、目の前に朝日を背後に従えたギザギザの根子岳の稜線が目の前に現れた。どこを見ても素晴らしい外国のような景色に感動。北方稜線を変更し、ここに来て良かったと漸く思う事ができた。
稜線に出て「ベテランリーダー」の看板からトラバースしていくと少しガレた場所に出る。2年前の大きく変わらないようで少し安心する。踏み跡もラッペル箇所もしっかりしている。5人中3人が初めてのアルパインルート、しっかり確認、フォローをしながら進んで行く。半年以上前にパーティーがほぼ決まり、一緒に練習したり、それぞれが練習をしたりで、この日を迎えたけど、みんな安心の動きで危険個所や登攀や下降をしながら進む。前回、登らなかったローソク岩を登ろうと思っていたが、クライミング初心者の一人が「ここは無理そう」と言うので一人待たしたり巻いたりするリスクを避け、全員で巻き道を使う。ゴジラの背を越えると、いよいよピークへの最後の登攀、パーティーの一人がリードを立候補。50m、Wロープで2ピッチ目も一気に登攀する。2年前に来た時よりカンテの横の脆い岩も落ちきってきたのか、落石も少なく快適な登攀だった。終了点から細い尾根を怖い怖いと言いながら登りきると、遂にピーク。みんな嬉しそうだ。運悪く、頂上に着いた時だけガスが上がってきて真っ白な景色だったが、そんなの関係なしで自分の力でここに来れた事が嬉しいようだ。帰りは登攀した箇所をラッペルし、下降地点から懸垂、2度目の懸垂のあと、ガレガレの沢の上部をトラバースし、沢への降りてきた。落石ゾーンを越えてから、ゆっくり休憩し藪を漕ぎながら道路に戻る。
ここから、約2キロのアスファルト歩きだが、若者3人が車まで競争します!という事で、荷物とおじさん二人をデポして凄い勢いで走っていった。そして予想を遥かに上回る時間で車に乗って戻ってきた。「若いって素晴らしいー」を越えているレベルだ(笑)出発地点に車で戻り、残置していたテントやらを片付け、明るいうちに寝る場所を決めたいので、足早に宮崎、祝子川に向けて出発しました。
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