初めての伯耆大山と三仏寺・投入堂
- GPS
- 05:43
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 976m
- 下り
- 979m
コースタイム
9:40六合目避難小屋
10:40弥山
12:20行者コース分岐
12:52元谷小屋
13:20大神山神社
14:05夏山登山口
天候 | 晴れ・ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<大山夏山コース> 危険箇所はありません。 <三仏寺・投入堂> 鎖場あり。スリップ注意。往復1時間強。 |
写真
感想
夕日に染まる純白の白山を眺めて以来、いつかは登りたいという思いが叶いました。
決めたのは2日前。前日に急いでビジネスホテルの予約を取りました。今回は日本海側なので美味しい海の幸や蒜山牛乳のソフトクリームなんかにも期待です。
<1日目>
山の裾野から登山口に向かうに従って景色はガス模様ですが、しっとりとした雰囲気もなかなか良いです。その雰囲気に初めてお目にかかったギンリョウソウがお似合いです。
登りは単調で、ただひたすら登るしかない。丸太や針金で階段が作られている箇所が多く、その段差が大きければ大きい程「重〜い」一歩が足に堪えました。休み休み登ればいいんですが、止まると虫の攻撃が激しく気分的に萎えさせられます。
なぜ奴らは耳の穴に突っ込んでくるんだろうか?
7合目あたりから視界が開け、灌木帯となります。8合目あたりより上はダイセンキャラボクの群落で、その生え方は高山帯でお目にかかるハイマツのようです。やはり日本海側で冬の天気がよほど厳しいのか、1700mの山とは思えないほどのアルペン的景色です。頂上は視界こそ良くなかったものの、強い風もなくのんびりとお花畑を散策して帰りました。
さすが中国地方随一の山!人が多いです!
帰りは道を譲り、譲られの下山でしたが、六合目より下の分岐より元谷の方へ降りるとそこは人気も虫気もなく再び静かな雰囲気を楽しむ事が出来ました。元谷付近よりみた大山の崩壊壁面は圧巻です。
こちらより下ると大神山神社の裏手へ出ます。ここには以前旅行で来た事があり、登山口も確認しています。そのときは山登りなんかも始めておらず、いかつい崩壊斜面をビビりながら見ていた記憶があります。まさかここから自分が出てくることになるなんて…。
<2日目>
三仏寺にはこちらも以前家族旅行で行っていますが、奥の院である有名な投入堂までは入ってません。投入堂まで向かう片道40分程の道は、その辺りの登山道よりはるかに危なっかしく、岩場や鎖場など三点指示を必要とする箇所が続きます。山慣れしてない人も普通に入ってこれる(料金と受付は必要だが、当然技術的制約はない)だけに事故も多いようです。特に雨天時や下山時のスリップに注意した方が良さそうです。
大汗をかきながら登った末の投入堂は「ほんとうにどうやって作ったのか?」という厳しい光景で、それがそのまま強い宗教的意思を感じさせます。
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