両神山 梅雨の合間に一登り
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- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
会所 10:26
弘法之井戸 11:37
清滝避難小屋 11:46〜11:57
両神神社 12:37
山頂 13:01〜13:31
両神神社 13:49
清滝避難小屋 14:15
弘法之井戸 14:20
会所 15:07
日向大谷登山口 15:30
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は無かった。鎖場も使わなくても十分に登れます。 ポストは登山口にあり。見逃すことは無い。 トイレは両神山荘駐車場にあり。協力金必要。 今回は長雨、前日の大雨のせいで、普段より増水していたと思います。ですから一箇所 どこを渡ろうか迷う所がありましたが、普段なら問題ないと思います。 下山後は道の駅の両神温泉、薬師の湯に入りました。浴場が2階にあり、窓からの眺めが気持ち良かったです。露天無し。 |
写真
感想
昨日も最終の飛行機で羽田に着いた。とりあえず熊谷まで列車に揺られ宿に着く。
朝からレンタカーを借り、日向大谷を目指す。夫婦杉を過ぎると道は狭くなったが、先日の大峰ほどでは無い。
やがて急な坂道を登りきると駐車場があった。2台の車が停まってあった。早速支度をして歩きはじめる。
両神山荘の駐車場のトイレの前を通り、山荘横の登山口まで5分、ポストに届けを出して歩き始める。
本当は、武尊山へ登るつもりだったのだが、残雪と前日までの激しい雨の状態から、こちらを選んだ。
今日も3時ごろからは天気が崩れるらしい。5時間あれば、登山口近くまで降りてこれるだろうと考えた。
歩き始めて間もなく鳥居を潜り、程無く最初の沢を渡る。といっても一跨ぎだが、横に増水時通行禁止の立て札がある。今日の心配は、ここ何日間の雨で、沢がどれぐらい増水しているかだ。
一つ目の鎖場を過ぎ、下っていくと沢に出る。ここで木の橋をわたる。沢を左手に見ながら歩き、下っていくと2つ目の渡渉があった。ここも難なくクリア。今度は沢を右手に見ながら歩いて行く。覆いかぶさる木々で見えないが、木漏れ日は天気が良い事を教えてくれる。ただ暑くなりそうだ。再び渡渉。ここも問題は無い。直ぐに次の渡渉が待っている。ちょっとルートを確認しながら、なんとか越せそうな所を探した。無事渡って、振り返ると細い滝が見えた。
ここまであまり高度を稼いでいない。多分どこかで急激な登りが待っているのだろう。やがて最後の渡渉地点へ。
ここはちょっと手間取った。丁度良い感じの岩が見つけられずに躊躇してしまった。一応カメラをザックにいれ、
確実に渡ることにした。幅があまり無いからどうって事はないのかもしれないのだが、濡れた岩は気を使う。
渡った所で一息入れていると、後から来た人に抜かれて行った。今日山で初めて見た人だ。
ここから徐々に傾斜が増してくる。残り距離を考えると一気に登っていくのだろう。
石交じりの道を歩きながら、高度を上げていくと白藤の滝と書かれた案内があった。一度200m程歩いてみたのだがどうも遠そうなので引き返し、登山道を登っていく。やがて登山道を流れる水が見えた。何かと思ったら弘法之井戸であった。飲んでみたら冷たい美味しい水であった。程無く山の端が近づいてくると木立の向こうに屋根が見えた。清滝小屋に着いたのだ。とりあえず、おにぎりを頬張り一息入れる。大きな小屋と新しいトイレもあった。
ただトイレはどうも詰まっていそうで、使えない感じだった。
小屋の中を確認して裏から登りはじめると爽やかな滝があった。気持ち良い音が山に響く。ここで降りて来た登山者に会う。七滝沢コース分岐を過ぎ、鈴が坂と書かれた標識の意味は分からないが、急な坂を登っていく。産体尾根に出た所で正面の岩壁に滝が落ちている。これがまた美しい。ここからはこの尾根を真っ直ぐに登るようだ。鎖場が連続で出てくるが、使う必要も無い斜面で、ゆっくりと登っていく。最近作られたであろう階段を登り、木の根道を歩いて行くと赤い鳥居が迎えてくれた。両神神社へお参りをして、残り0.8km。軽いのぼり下りに耐えればいいのだろう。
しばらく歩いて行くと右手に岩肌が見える。あれが山頂なのか。と思ったときに雨がぱらついた。予想以上に早く
来たらしい。仕方なく雨具を被り、八丁峠コースの注意書きを読み、引き返すようにロープのある岩場を登ると尾根上を歩いて行く。大きな岩の鎖を登りきるとそこが頂上だった。
雨がぱらついたせいで、何人かの人は降りてしまった後だったので、頂上を独り占めする形になった。まあおにぎりでも頬張ろうと思っていると、雨が止み、日が差してきた。通り雨だったようだ。となると俄然気分は良くなって来る。八丁峠へのコースは岩場がしっかり見える。アレを歩いて行くのは大変だろう。あそこに見えるのは
武甲山、浅間山や荒船山も見える。感激しながら周りの景色を楽しんでいた。どうも秩父の方は雷雨らしい。黒い雲が大きく被さっていく。
30分の休憩後下山し始めた。結局帰りも七滝沢コースへは回らず(標識の指示に従いました)来た道を降りていった。苦手な渡渉に気をつけて無事登山口にたどり着いた。一息を入れて高崎へと車を走らせる。ラッキーなことに雨にも見舞われず、沢も増水していなかったので、無事に登山が出来ました。
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