鳳凰三山 青木鉱泉からドンドコ沢(行)中道ルート(帰)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 2,169m
- 下り
- 2,158m
コースタイム
12:45-13:45地蔵岳14:06-14:36鳳凰小屋(テント泊)
6/15 5:00-6:00鳳凰小屋分岐-6:27観音岳6:53-7:14薬師岳7:56-8:40御座石-
10:48中道登山口-11:42青木鉱泉
天候 | 二日間とも晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは青木鉱泉にあります。何度か沢を渡りますので、濡れた石に注意。鳳凰小屋から観音岳に行く道に残雪がありますが、登るには問題ありません。下る場合には凍結時に注意です。 |
写真
感想
梅雨の晴れ間。しかもそれが土日と重なるなんて、これはもう山に行くしかありません。神様が応援してくれているとしか思えません。それもずうーっと行きたくて仕方なかった山に行くチャンスです。ヤマレコの投稿記事を拝見しては、雪があるだのなんだのと言い訳を重ね、近くまで行って眺めるだけだった山。その山こそ、天を突くオベリスクが印象的な「鳳凰三山」であります。今回予定のコースは青木鉱泉を基点に滝を愛でながら鳳凰小屋を目指し、荷物を軽くして地蔵岳に。鳳凰小屋でテント泊して翌日は観音岳から薬師岳を経て、中道コースを歩き、青木鉱泉に帰るルートです。
6/14
青木鉱泉は朝5時頃の時点で一番下の駐車場は満車です。ですが、上の方はガラガラでした。青木鉱泉で駐車料金を支払い、出発です。なんと言っても天気がいいのが、気持ちいいです。さらに沢沿いを歩くので、この季節には最高です。そんなんで気持ち良く歩くと2時間ほどで「南精進ノ滝」です。ここは展望台よりも登山道をロープ伝いにさらに上に登ったところの方が、よく滝が見えます。次の「鳳凰ノ滝」は登山道から5分位外れていたので、寄りませんでした。その後「白糸ノ滝」、「五色ノ滝」と続きますが、この「五色ノ滝」が一番の迫力です。滝の魅力のひとつである落差っ!1ですね。この滝を過ぎる頃になると、疲れも出てきて、周りの景色を楽しむよりも、「鳳凰小屋」の一部でも見えないか、人工的な建造物を探す目になって参ります。足もだるーッと思い始めた頃にやっと目指す「鳳凰小屋」が見えて来ました。ホッとしますね。
まずは受付です。テント場は昼前ということもあり、まだガラガラで、10張あるかないかです。「さあテントを張ろう」とテントを広げようとすると、家内が小石を拾っているではありませんか。「なんと冷静な!」。それに比べると自分は基本がなってないですね。反省・・・。
さてテントを張り終え、昼食を済ませ、「地蔵岳」に向かいます。ここが砂地なので登りはキッツい。でも憧れのオベリスクに向かって頑張ります。お地蔵さんがあるところまで来るとすぐ裏手に「甲斐駒ヶ岳」が。「いやあいい眺めだなあ」と自分が景色を楽しんでいると、いつの間にか家内がオベリスクに向かって岩をよじ登っていくではありませんか。疲れを知らない子供かっ。もちろんズブの素人なので登り切れることはないのですが、よく足が上に上がるものだと頭が下がる思いでした。
地蔵岳からの下りは砂地を滑るように降りて行きます。おかげで30分位で小屋に戻れました。すると、テンド場がもう一杯になっています(2時半ころ)。30張近くあったでしょうか。ここは水が豊富で美味しいし、テント場もキレイですから人気なんですね。食事を済ませて18時頃には就寝です。
6/15
4時に起き、朝食は抜きで5時に出発。観音岳に向かいます。ここは早朝ということもあり、残雪が凍結しています。登りなら大した問題ではありませんが、下りならちょっと緊張しそうです。鳳凰小屋分岐まで来ると、オベリスク、八ヶ岳、観音岳など絶景が広がります。さらに「観音岳」あたりからは、残雪に彩られた「白峰三山」の雄姿が・・・。「あー、あの稜線を歩きたい。」そんな思いが広がります。右手に白峰三山を見て左後ろに八ヶ岳、正面に富士山を見ながら薬師岳に向かいます。こんな光景贅沢過ぎです。
薬師岳でブランチ?を済ませて、あとは降ります。樹林帯の急な斜面を下り、御座石を過ぎてしばらくするとササの斜面になり、少し傾斜も緩みます。最後は林道歩きですが途中で、川の増水の為、遠回りをさせられます。近道を知っていたわけではないのですが、そういう風に書かれると何故か余計に疲れた気がしてしまいます。心理とは不思議なものだなあ。そんな思いをしながら青木鉱泉に到着です。疲れ方といい、絶景といい、天気といい、お会いした方々といい充実した山行でした。ほんと、下山するのが勿体ない気がしましたから・・・。
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