尾瀬 (裏燧周回) [中秋の名月]
- GPS
- 10:12
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 830m
- 下り
- 630m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:37
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
〜上三依塩原温泉口駅 (ゆーバス) 〜会津高原尾瀬口駅 (会津野岩鉄道) 〜尾瀬御池 (路線バス) |
写真
感想
遥かな尾瀬、遠い空。
尾瀬は遥かに遠い場所というイメージでしたが、那須を起点にすると距離はそう遠くなく、塩原温泉バスターミナルから上三依までのコミュニティーバスを使うと会津野岩鉄道に接続でき、比較的短時間でアプローチできることに気が付きました。
百名山の燧ヶ岳と至仏山には2013年に登頂していますので今回はゆっくりと尾瀬歩きを楽しむことにしました。三条の滝は見てみたいと思っていましたので、燧裏林道を歩くこととしました。
夏休みも終わり、紅葉前のこの季節は、山小屋も営業を一時停止しているところもあるようです。静かな尾瀬を楽しめるのではないかと思い計画しました。
会津高原尾瀬口駅からのバスは檜枝岐村を経由して1時間40分ほどで御池に到着。駐車場の奥が登山口になっています。
この裏燧のルートは姫田代、上田代などなんとか田代と呼ばれる湿原が樹林帯と交互にたくさん現れてきます。湿原の花は予想通りほとんど終わっていますが、それでも紫のトリカブトや黄色のキンコウカなどが目を引きます。日差しを気にしなければいけないほど天気はよく、上田代からは越後駒ヶ岳や平ガ岳などが望めて爽快でした。
樹林帯のブナ林も気持ちのいいものでした。
段吉新道との分岐から先は三条の滝に向かって急な下り坂となります。三条の滝は見応えのある勇壮な滝でした。
宿泊する小屋には4時には到着するようにと釘をさされていたので、焦る気持ちを抑えて登り返します。温泉小屋をやり過ごし、見晴の小屋についたのはピッタリ午後4時でした。
宿泊した尾瀬小屋は比較的若い人が多いように感じました。見晴ではテラスで食事ができるようになっていたり、俗化されすぎているきらいは否めませんが、個室に宿泊できてお風呂にも入れるという快適さはやはりありがたいですね。
この日は中秋の名月。大きな満月を部屋の窓から眺めながら床に就きました。
翌朝も快晴。日の出前に外に出てみると、西側至仏山の方向に大きな月が沈みかけているところでした。至仏山は朝日に照らされ赤みを帯びていき、尾瀬ヶ原にかかる霧と相まって素晴らしい光景を作り出していました。
帰路は白砂峠、尾瀬沼を経由して沼山峠のバス停へ。バスは12時50分発でしたので十分に時間があり、途中ビジターセンターに立ち寄ったりしながらゆっくりと歩いて戻りました。
名月も狙っていったわけではなく、まさに一期一会で美しい光景と出会うことができました。
できることならば花がいっぱいの季節にも、なんとか混雑を避けて再訪したいと思います。
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