南ア前衛・白州町鳥原から石尊神社経由で雨乞岳往復
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- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,453m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:29
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
半分以上は牛や馬で荷物を運んだ往年の道跡らしいので、緩やか。水晶薙分岐前後から様相が一気に変わる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ロールペーパー
時計
タオル
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
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感想
1992〜1993年の冬は、山と溪谷社から出版されていた『アルペンガイド別冊 東京周辺の山』というビニールカヴァーの横長の本に掲載されていた中央本線沿いや身延線沿線の山に集中的に登りに行ってた頃で、この雨乞岳もこのガイド本に載ってるのをみて上りに行った。2,000 mを越える高峰なのに冬の最中の1月1日に上りに行ったのは、このガイド本で1月上旬も(「最適期」ではないが)「適期」とされていたから。結果から言うと、この期の冬は雪が少なかったため問題なく往復して来れた。
当日は、当時下宿していた松本からクルマ(中古の日産ブルーバードSSSターボ)で移動。国道20号を東進し、県境を跨いだ先の白州町の松原のチェーン脱着所にクルマを置いて、6:32に出発。サントリー白州工場の前を通って、登山口のある石尊神社へ向かう。新年ということもあり、何かしらの神事を行っていて近寄り難い雰囲気があったので、神社には立ち寄らずそのまま登山口から入山。ここの登山道はかつて牛馬を使った輸送路の跡だったとかで、歩きやすい緩い傾斜が延々と続く。コースの大半がそのような歩き易い道だったけど、逆に言えば似たような景色が延々と続く。特徴的なポイントは△1,600.3 m三角点(今の地形図では△1,600.6 m三角点)の北側を巻くあたり(『アルペンガイド別冊 東京周辺の山』では「丸山」。今の『ヤマレコ』では「ホクギノ平」)くらい。そんな登山道も水晶薙分岐近辺を境にコンディションが一変。花崗岩が崩れたザラザラとした道に変わった。ずっと雪なしなっだけど、流石にここまで登ると雪も出て来た。登るにつれ雪の量は増えて来たけど、積雪で進退極まるようになる前に頂上に着いた。雨乞岳頂上には10:59到着。この時期はせっかく山頂まで登っても寒くて長居せずにすぐに引き返すことが多いけど、25分も居たってことは、低温でガスバーナーの動きが悪く、インスタントラーメンを作るのに手間取ったんだろうか(苦笑)。
帰りはそのまま往路を下った。下山の頃には神事も終わって人影もまばらになってたんだろう。石尊神社に立ち寄ってる。
(2022.9.11・記)
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