阿蘇山(噴煙をみながら阿蘇山西〜中岳・高岳ピストン)
- GPS
- 03:45
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 512m
- 下り
- 500m
コースタイム
<歩行Data>(GPS)
距離 累積標高差(+、-)
9.5km, +636m, -641m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・噴煙の状況に要注意。(↓など参照) http://www.aso.ne.jp/~volcano/ その他アクセス情報: ・阿蘇山西(ロープウエー下)の駐車場(無料)まで車アクセス可能。 ・噴煙が少なければ、火口西Pまで車であがれる(専用自動車道600円) ・もしくは、火口西へのロープウエーでもあがれるが、現在整備中のためバスが代行運行中(750円/片道) ・ただし、登山当日は噴煙が激しいためバスも車も火口西まであがれず、高岳登山者のみ特別に説明してやっと徒歩入場が許可された。 ・中岳登山中に一時火口西まで車通行が解除されたが、下山時はまた噴煙が活発になって制限(車入場禁止)になっていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・特段危険を感じる場面はないが、噴火活動により阿蘇山西(ロープウエー下)から歩かねばならない。(詳細はアクセス記述参照) ・火口西へのアクセスが許可されない状況でも、中岳・高岳への登山者のみ入場を許可される場合がある(私の当日) ・中岳の稜線にあがるまでは岩がちな急登り。特に下山時は慎重に。 ・稜線ルートは結構幅があるのと、断崖のように切り立っているわけではないので、歩いていても落下等の危険を感じる場面はない。ただし、柵や手すりなど全くないので、近寄る場合は自己責任で。 |
写真
感想
九州遠征、最後は阿蘇山。
九重から阿蘇パノラマラインで車を走らせて阿蘇山西の駐車場に到着が13時半近く。
そそくさと準備をしてロープウエー乗り場館内に入る。
聞くと、噴煙が激しいため、今は立ち入り禁止らしい。
が〜ん、ここまで来てNGとは参ったな。
念のため、登山でわざわざ関東から来たことを告げると、事務所に案内してくれた。
火口には一切近づかないことを条件に、中岳・高岳への登山路に限り入山が許可された。ほっ!
火口西までは指定の歩道しか歩けない。砂千里の駐車場から言われたとおり右の木道を進む。
この辺は大袈裟かもしれないが、なんだか地球じゃない様相。
荒々しい火口をまさに歩いている感覚。
砂千里ヶ浜の砂を歩くことろが少しあるが、まさに砂浜の感触。
ゆるい木階段をあがると標識があり、中岳の稜線が綺麗にみえる。
ここで左折し砂千里をぐるっと歩く。
稜線への急登が谷筋にみてとれる。
ここまでのゆったりハイクとは打って変わって、ここからは急登。
岩がちな斜面をジグザグ気味に登っていく。
ときおり観光のヘリコプターが稜線伝いに飛んでくる。
暇だし、他に登山者もいなさそうなので、サービスで両手を大きく振ってみせる。
これが効いたのかどうか詳細は不明だが、その後、往復の都度自分のそばを通過していく。
ように勝手に思える(笑)
稜線まで200mほど登るだろうか。
背後からの太陽が暑くときおり汗を拭きながら息を整えて登る。
3日目ともなると多少足が重いが最後の山と思うと気合が入る。(九重から阿蘇までのドライブは眠かったが)
稜線にあがり1つ目の丘に登ると、目指す中岳が稜線(内輪山の断崖)の先に見える。
右手(東)には高岳も見えている。
中岳につくと噴火口は目の前。
噴煙をあげる火口にしばし圧倒され見入ってしまう。
さんさんと輝く初夏の太陽と、涼しく吹き抜ける午後の風。
こんな贅沢な景色を、ずっと見ていたくなる。
なぞと妙にふけっていると、高岳から3人男女(男性1、女性2)が降りてきた。
おっと、登山者はいたのか。
聞くと仙酔峡から縦走されてきたらしい。
埼玉から来られた(こちらは千葉)とのことで、中岳の山頂でローカルな話でしばし盛り上がる。
今朝、熊本空港に降りる際、九重が一部ピンクに染まっていたという。
3方は阿蘇⇒九重⇒祖母の準に今日からまわられるらしい。
私は土曜から逆コース、九重のミヤマキリシマはよかったですよ、などなどと情報交換してあげた。
ふと見ると火口西の駐車場にいつの間にか車が停まっている。
噴煙が収まったのかな。
互いの無事を言い合って、高岳に向かう。
火山性の岩場は滑りにくくて上りやすい。
最後の急登をあがると高岳の山頂!
火山としての迫力は中岳のほうがあるが、やはり最高点ならではの感慨もある。
しばし最高点での360度を楽しんだあと、登ってきたルートを引き返す。
中岳で再度火口の噴煙をみて、稜線を戻る。
稜線からの急降下は慎重に。
途中、拡声器で退去の指示が聞こえる。
また噴煙が活発になったようだ。
まだ立ち入り解除とはいえ状況次第なんだな。
砂千里まで来ると終点は目の前。
やはり火口西まではまた立ち入り禁止になっており、仕方なく歩いて駐車場へくだる。
3日間の遠征の各場面を思い出しながら阿蘇パノラマラインを走らせる。
途中、「憩いの家」(↓)で汗を流して熊本空港から最終便で帰路につく。
http://www.vill.minamiaso.lg.jp/site/ikoinoie/
p.s. 公共交通機関を使うことの多い私ですが、この3山をバス・電車でまわるためには、私の計算では、どうあがいても+1日、合計4日かかる。おまけに費用もそれなりに要するので、今回はレンタカー作戦としました。1人でレンタカーとはちょっと贅沢であったが、おかげで機動力を如何なく発揮できたきがします。
就業中ですが、ヤマレコめぐり 笑
回りはサッカーの結果を受けて意気消沈気味ですが、私はサッカーわからないので…
阿蘇はShuMae さん同様、九重から下山後に向かいました。
もちろん我が家は下山後に休暇村で一泊挟みましたが。
天気が良ければShuMaeさんと同じように火口西から登り、下山後は草千里などを散策するつもりでしたが、あいにくの曇り空だったので、仙酔峡からのピークハントにしました。
ただ仙酔峡からの尾根は溶岩が固まった恐竜の背中のような岩尾根。
冬の八ツ稜線や安達太良の馬ノ背を彷彿とさせるような強風でコースタイムの倍以上かかった記憶があります。
阿蘇といい、草津といい各地で火山活動が活発化していますねー
巨大地震のあと日本各地で火山活動が活発になるというデータもあるようなので、登れる活火山は早めに登っておいた方がいいかも??
match1128さん、こんばんは。
就業中にもかからわずコメントありがとうございます
matchさんも九重から阿蘇でしたか。しかし仙酔峡とはガッツ入ってますね。中岳で出合ったグループもかなりな急登だったと言ってました。阿蘇の火山活動は少し落ち着いたとはいえ、まだ何時どうなるか?って感じました。阿蘇に限らず活火山は登れるうちに行っといた方がいい気がしますね。
阿蘇の休暇村は私も思い出の記念すべき場所です。16年前の夏に湯布院から辿り着きましたが、今でも新鮮に記憶しています。うちの子供も15歳、早いものです
ShuMaeさん、こんばんは。
三山とも天気に恵まれて良かったですね
これが一週間ずれて今週だったら、
大雨山行記録になるところでしたね (;^_^A
ミヤマキリシマの時期に行ってみたいですね〜、九州のお山に
これで九州の百名山は制覇かな?
ところで、W杯観戦は?
ShuMaeさんのことだから、
15日はTVにクギ付けになっているのかと思ってました
でも、貴重な晴れの日に出掛けないのでは勿体なかったので、
結果オーライですね
miki122さん、メッセージありがとうございます
いや〜、サッカーフリークとしては15日のライブが見れないのはホント残念でしたが、
ミヤマキリシマ見るため歯を食いしばって行ってきましたよ〜
サッカーの方は私が応援してなかったからイマイチだったのかな
前週は会社行事やら奥多摩イベントやらでこの週しかなかったので(次週はさすがにミヤマ君も終わってるかと)、天気も悪くなさそうなんで行ってきました〜。モコモコのミヤマ君、こんな世界もあるのか といいもの見せてもらった感じです。mikiさんも機会をみて是非どうぞ。山がピンクに染まるなんで他じゃありえないと思います。 九州本土の(?)百名山はなんとかね。でも屋久島の宮之浦岳はいつになることやら・・・
金曜は人数の少ないギリシャに引き分け。かなり残念です・・・。
次の試合くらいは意地で勝ってみせてほしいですね
ここんとこ毎日TV釘付けなんですが、やっぱり15日外したからかな。う〜ん・・・残念。
ShuMaeさん、こんばんは
超亀コメ失礼いたします
梅雨本番前の充実の三日間ですね
効果的に移動しょうとすると、レンタカーになって
しまいますが、ソロの旅には辛いですね〜
ヒシヒシとそう思います
自然相手では、思い通りにはなりませんが、
阿蘇も事情説明が功を奏して通行許可取得
ミヤマキリシマの絨毯、秘湯法華院温泉は体験できず、
いつか再訪です
kozyさん、こんばんは
亀コメ全〜然OKです、ありがとうございます。
バス・電車のオツな旅を志向しつつ、こんかいはレンタカーの機動力サマサマのお世話になりました。
近いように見えるデルタ3山なんですが、いかんせん、祖母山へのアクセスがイマイチ。ってことで今回はレンタカー作成に出ちゃいました。あ、kozyさんはお手のものかな?財布に余裕の無い当方としては、たまにしか繰り出せない技ですね
阿蘇、噴煙の影響はまだ残ってますが、中岳・高岳は説明すれば大丈夫みたいです(これが面倒なんですが)。法華院温泉とミヤマキリシマの絨毯、なかなかウ〜ンな感じなので、是非そのうちリベンジくださいまし。
拙者、2007年に九州遠征に行き、同じように、久住山に登った後に阿蘇山へ行きました。
ロープウェイを使ってチョチョッと中岳・高岳に登った記憶なんですが、そのロープウェイは今は廃止されてしまったようです。
下りはケチってロープウェイ山麓駅まで尾根道に取ったら、そりゃ、もう、大変で・・・。
岩(石)が大きめなので歩幅が合わず、随分と時間を食ってしまい、1号隊員にドエライ剣幕で怒られたことを思い出しました。
それが、仙酔峡から高岳への尾根だったのかなぁ?
下山した当日、休暇村を利用しました。
ちょうど(普通の沸かし湯から)温泉になった直後だったかな?
隊長
隊長、こんばんは。
隊長も久住+阿蘇の連登でしたか。阿蘇のルートでは大変思い出深い経験をされたようですね。私なんかは安易に登れた山よりも何か障害や苦い経験で汗をかいた山の方が記憶に残る気がします 残って欲しいかどうかは別かもしれませんが・・・。
休暇村は、私も16年前の夏前に夫婦で泊まりました。
うちの子に阿蘇雄と名づけようかとちょっと真剣に考えました = Made in Aso !!
え?昔は沸かし湯だったんですか?記憶があいまいですが、そう言われるとそうかもしれませんね。近場の日帰り温泉が”温泉”なのにな、と思った記憶があります。
おはようございます。先ほど日本敗退決定。残念でしたね〜
読み応えのあるヤマレコ3作、拝読いたしました!
火山に登る・・・といのは初心者の私には想像つきませんでした。
突然噴火したらどうなんの?とか心配が先にたちそう。
火山関係では、最近観光で箱根の大湧谷で黒玉子食べたくらいの経験しかありません。
それでもShuMaeさんの雄大な景色 の写真には惹かれます!いつか行ってみたい・・・
噴煙 と荒々しい山と独特な土の色をこの目で確認してみたいです。
遠征登山、なかなかにエキサイティングですね!
ムキcocoさん、3部作の読破もお疲れサマでした&ありがとうございました
そうなんですよね、サムライブルー、結局1勝もできずに終わっちゃいましたね、がっくり
活火山の荒々しい風景は、独特で面白いですよ〜。見飽きない感じ。
関東だと浅間山とかも面白いと思います。勿論、富士山も
え?急に爆発したら?まあ今の予報は事前予知の精度なんかもあがってるんでしょうが、一応シェルターはあちこちにありますよ。阿蘇山も休憩所をかねたシェルターが幾つもありました、火山弾飛んできたら救助がくるまで凌ぐのかな、と想像力かきたてられます。
ムキcocoさんも、そのうち関東以外の山へ遠征も面白いですよ
折角、火山の多い日本にいるんだから、各地の絶景を見に行ってください
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