砥石山〜小林峠から砥石沢林道へ〜
- GPS
- 03:51
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 730m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
約30年ぶりの砥石山。考えてみれば無雪期に登るのは初めてかもしれない。
今回の登りのコースも初めてだ。
快晴の中、タクシーで小林峠へ。車が10台ぐらい停まっている。
だが山中ではそんなに人に会わなかった。車の人はどこへ行ったのだろうか?
峠からは尾根道だが、樹林の中で、展望はほとんど利かない。
女性の登山者を一人抜く。
アップダウンが多く、はじめはあまり高度を稼げない。
中ノ沢からの道と合流し、このコースを上がってきた人に会う。
その後、頂上から下って来た登山者に何人か会った。
三角山の頂上は展望がよく、空沼岳、恵庭岳、樽前山まで見えた。
ここからまた一旦下り、砥石山への登りとなる。
まだ見頃とはいえないが、紅葉が美しい。
右後方には、盤渓山や藻岩山も見える。
視界があまり利かないので、頂上まで
あとどのくらいなのか今ひとつよくわからない。
まだ、もう少しあるかと思っていたら着いてしまった。
頂上は、過去の記憶や思っていた以上に展望が利く。
どうやら2003年?2004年?の台風で木が倒れたためのようだ。
南には、空沼岳から狭薄山、札幌岳の稜線。
南西に無意根山。北西には手稲山。
そして西には木の間から大きく神威岳と烏帽子岳。
その向こうには定天と余市岳。
これらの山は、どうしても木の陰になってしまうので、
もう少しよく見えるところから写真を撮ろうと思っていたら、
二度と見えるところはなかった。
三角点の標石の上にはサングラスの忘れ物があった。
中ノ沢コースからの登山者と別れて頂稜を西へ。
ここから先は、あまり歩く人がいないのか、
道には下草が生え、落ち葉が積もっているが、
その上を踏みしめていくのが心地よい。
地形的にはほとんど平らで、大げさだがちょっと楽園的なところ。
やがて尾根道は北へ向きを変えて下っていく。
下には、今月行った奥三角山から三角山の山並みが見える。
正面にわれ山が大きく、その左奥に百松沢山の双耳峰。
地図をよく見ておらず、迂闊にも道はわれ山に登るのだと思っていたが、
実際は東側の斜面を巻いていた。それから急斜面をジグを切りながら、
砥石沢の方へと下っていく。
視界が開け、百松の冬の登路の尾根(源八沢コースの上部)がよく見える。
沢沿いの道を下り、砥石沢の林道に出たところが登山口。
幅の広い林道を辿って、常次沢出合付近のゲートへ。
ここから採石場の車道を辿れば、
このあたりの昔の面影を探すこともできたかもしれないが、
自然歩道に入ってしまったので、それはできなかった。
もっとも採石場もだいぶ変わっているようだったが。
採石場を避けてつけられている自然歩道はアップダウンが存外激しく、
最後にいたって汗をかかせられた。
源八沢の出合に近いあたりで車道に出て福井堰堤バス停まで歩き、
タイミングよく来ていたバスに乗って帰った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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kennさん、同じ山にほぼ同じコースで登っている
HYML仲間がいるのを見つけて、嬉しくなってコメントしてます。
積雪期に挑戦ですか!
昔の記録・記憶(?)をたどりながらの
挑戦、惜しかったですね。
以前、春の堅雪の時に、つぼ足で盤渓山を経由して
砥石山に登り、白川に抜けたことがあります。
連れてってもらう登山だったけど、楽しかったです。
marikkaさん
大盛り上がりのコミュニティ「ヤマレコ博物館」に夢中になっていたので(笑)、コメントいただいたことに気がつきませんで失礼しました。
今回のルートは林道が長く、再挑戦するかどうかわかりません。
marikkaさんは自宅から徒歩で往復ということで凄いですね。特に帰りなんか、私には気力が湧きそうにありません。そういえば今日、某所(宮の森シャンツェ)で、HYMLに玄関シリーズを書いてらっしゃるかすみ草さんにお会いしました。
盤渓山〜砥石山〜白川、面白そうですね。帰りの交通を考えなければなりませんが。砥石山の頂上では、「八剣山へ縦走できないだろうか」とも思いました。砥石から百松南峰への縦走(3月下旬)は楽しかった記憶があります。
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