東北花めぐり〃駒山

- GPS
- 104:00
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 548m
- 下り
- 545m
コースタイム
| 天候 | 東北花めぐり〃駒山 6月18日 晴れ時々曇り、頂上部はガス |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・須川温泉〜昭和湖〜栗駒山山頂(須川ルート) よく整備されたハイキング道で歩き易い 但し、6月18日時点では2か所残雪あるも問題なし ・山頂〜産沼〜須川温泉 登山道としては普通であるが、昭和湖経由ルートよりは道は悪い。 2か所(三途の川・苔花平)の渡渉が有り、増水時は注意を要する。 特に、須川ルートに合流する直前の苔花平地点の渡渉は足を置く石が水没しているので慎重に。 心配な場合は、登り時点で苔花平の左下の渡渉地点を可能かどうか確認しておくとよい |
写真
感想
東北花めぐりの第一弾として、東京早朝発の電車で登山可能な栗駒山を選択。
栗駒山は紅葉で名を馳せているが、花の百名山にも選定されている岩手県の山である。
最終目的の鳥海山を目指しての足慣らしに丁度良い約4時間(昼食休憩を含む)のハイキングであった。
電車とバスの公共交通利用となると、バスが新幹線の一ノ関駅から出ている須川温泉からの須川コースのみとなる。
須川温泉へのバスは、一ノ関からの到着が10:44、一ノ関への帰りの発車が15:00であり、その間の約4時間での登山タイムとなる。
ただ、須川コースの往復ピストンでは面白くないので、山頂到着時刻により自然観察路の産沼経由ルートで下山しての周回ルートを計画した。
須川温泉から昭和湖へは直に名残ヶ原へ行くのではなく、一番右側を進み剣岳の麓の賽の蹟を経由する道を選ぶ。
火山特有の溶岩岩の荒々しい剱山は穏やかな栗駒山にない激しさを感じさせてくれる。
行きか帰りに是非立ち寄ることをお勧めする。
この登山道脇には名残ヶ原より多くイワカガミ、イワイチョウ、、ワタスゲなどの花も多く見られて楽しい。
名残ヶ原へ出たあと昭和湖に着くと乳白色の湖が後ろの山の緑、残雪とのコントラストを見せ美しい。
ただ、昭和湖に咲くイワカガミの大群落はまだ時期が早いようで見られない。
昭和湖から一登りで山頂に着く。
八合目ぐらいから上はガスがかかり、山頂でも周りの展望は残念ながら得られなかった。
山頂では、仙台からのご夫婦、秣岳から天馬尾根を通ってこられた単独男性の計4名で静かな山頂であった。
下山は予定どおり産沼経由コースで下った。
道はややぬかるんでいるものの、そんなに歩きにくくはない。ただ、雨の時などは登山道は水の流れ道になる感じである。
このコースにはミズバショウ、サンカヨウ、ワタスゲなどたくさんの花が咲いていて、昭和湖経由コ−スより変化に富んだ山道でなかなかよい。
途中の渡渉は三途の川で、流れがあるなか水上の石を渡る。
渡渉はもう1ヵ所須川コースに合流する苔花平直下にあり、直近の雨などで水量が増した時にこの渡渉が最大の難関かも知れない。
当日は水没した石を渡ることとなったが、慎重に渡渉ルートを選んで進んだ。
コース状況に書いたように登りの時点で現地を確認しておくと安心である。私も事前に確認しておいたので安心してクリアーできた。
お花畑的なものは昭和湖のイワカガミが早かったようで見ることができなかったが、この時期に手軽に高山植物の今年の初物をいち早くこれだけ見られるのは花の百名山に相応しい。
大いに楽しむことが出来た。
yamatake01











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