越後駒ヶ岳(十二平登山口より)
- GPS
- 07:01
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,776m
- 下り
- 1,772m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:55
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
シルバーウィーク遠征登山の第一弾。
本当は金曜日飯豊山まで行きたかったんだけど、結構遠くて時間がきつくて、一旦新潟の越後駒ヶ岳を登るか、と連休初日を迎えた。
百名山線つなぎとしては、中ノ岳、巻機山から国境尾根を谷川岳までつなぐのが理想的ではあるが、時期も限定されもう待ってられないので今回のコースへ。
十二平からの越後駒ヶ岳は相当な急坂だと聞いていたので、荷物を軽くして向かった。
千之沢小屋に車を置き、そこからしばらくは川沿いを歩く。
林道沿いに歩くが、思ったより藪がありこの先が不安になる。
途中、これまで見たことない見事なスノーブリッジが残っていて、すごく立派な姿に感動した。新潟の雪の威力に驚いたし、この日は暑くガンガン溶けていっていたが、まだしっかり雪が残っていて涼しかった。
観光名所にできるんじゃなかろうか。
十二平登山口から取り付き。最初から躊躇のない急登である。
そしてここからグシガハナまで一息つく間もなく延々と急登である。
大体樹林帯、上の方は若干岩場であるが、実態延々と岩場の急登を登っている感覚に近い。
鎖やはしごこそないものの、ひたすら壁を登っているようである。
この感じは北海道の石狩岳や北岳の広河原からの上りに近いが、こういう急登は得意分野なので、ガシガシと登っていく。
ただ、疲労度と体感これくらい進んだだろうな〜という距離に対して、GPSの進みが半分くらいなので、一度気持ちが折れるとその進まなさに絶望し、かなり辛い気がする。
なんとか1,308mの肩くらいまではほぼノンストップで歩けて、気持ちに折り合いをつけながら歩けた。
グシガハナに登ると一気に視界が開ける。越後山脈の峰々を一望でき感動だ。
そこからはのんびりと尾根線を歩き、気付いたら山頂についてしまった。
尾瀬、東北、上越の山々に取り囲まれた大パノラマが広がっていた。
あの尾根は登ったなーとか、あそこ登ってみたいなーとかいう気持ちが込み上げてくる。
ここにしばらくいたい気もするが、食事は持ってきてないし、明日もあるので早々下山に向かった。
上りもつらいが下りもつらい。距離が短いのが幸いで、わりとあっという間につく。
帰りの沢沿いもスノーブリッジで体を冷やし、駐車場についた。
登山ってそういえばこんな感じだったわと久々に感じられる登山だった。
苦しさの先に開放があって、報われるのが登山のいいところで、数年前はよく味わっていたが、最近は気持ちが追いつく前に稜線出てるし、稜線出てからも長いしで、メリハリがぐちゃぐちゃになっている登山が多かった。
越後駒ヶ岳のこのコースはシンプルにきついが故にそんな自分を思い出させてくれる山だった。近ければたまに行くと思う。遠いからおそらく行かないけど。
新潟はあと巻機と苗場。冬になるかもしれない。
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