東天狗岳と西天狗岳
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- GPS
- 11:39
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 996m
- 下り
- 996m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 3:35
- 合計
- 11:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
7月に常念岳から大天井岳を経由して燕岳の縦走を行いました。8月に南岳経由地の槍ヶ岳登山テン泊登山を計画していたのですが天候などの条件により見送りました。9月こそはと思っていたのですがこの3連休最終日は台風の影響か風速23mとかの予報で断念。23日からの3連休に行けたらと考えているのですが、どうも雲行きが怪しそう。もし来週も天候が悪く再々延期と言うことにでもなればこの2ヶ月というものどこにも登れていないということになりかねません。そこで白駒の池を訪れる度に気になっていた「にゅう」を経由して東天狗岳と西天狗岳へ行くことにしました。今思うとあれなんですが、気楽に行ける行程であると思って選定したコースだったのですが・・・。
快晴ではありませんでしたが白駒池では、雲間から朝日が差して美しいリフレクションと色付きはじめた紅葉を見ることができました。白駒荘を通り遊歩道を少し歩くと、いつも気になりつつ素通りしていた「にゅう」への登山道があります。しばらく木道を進むと登りの傾斜がきつくなってきます。我々は目前のピークを目指して登って行ったせいか道を間違えていました。ピーク手前で大きく右に曲がるルートになっていました。この時はヤマレコの警告が出て気がつきました。本当に感謝です。いつも勝手にルート変更し警告が出ていたのですが、この時はガチで間違っており助かりました。
「にゅう」では富士山や浅間山、北アルプスを見ることができました。富士山が見えるとなんだか嬉しくなりますね。また、大勢の人で賑わっていました。
中山峠へは林の中の稜線歩きのような感覚で気持ちよく歩くことができました。いよいよ、東天狗岳へ向かいます。遠くから見えていた通りの急登を登り登頂です。赤岳が見えます。西には蓼科山らしきものが見えます。いつか実現したいと思っている蓼科山から阿弥陀岳への八ヶ岳縦走が見えてきた思いです。
次は西天狗岳です。こちらも少しの登り返しで登頂です。東天狗岳と比較して居心地のよい山頂です。少し早めのお昼にしました。周囲に樹木があるからですかね、過ごしやすいです。また、一時、物凄い数の赤トンボが舞っていました。こんなにいれば、蚊や小虫なんかは全部トンボに補食され、北アルプスで経験したように小虫が口に入るなんてことはないなーと思いました。
ところで私のアクエリアスのボトルに異変が起きており飲むことができない状態です。詳しくは書けないのですが、もし今後、のどが渇いて死にそうになった場合には死ぬほど苦しむか、ボトルのアクエリアスを飲むかの究極の選択を迫られることになるでしょう。今日に限ってハイドレーションに2リットルの水しかいれていません。いつもなら予備の水を用意しているのですが。幸いにもこの先には2つの山小屋があります。ここでうまく水分補給ができるでしょう。
次の目的地は黒百合ヒュッテです。ここは西天狗岳を下ると程なく見えてくるのですが、なかなか到着できません。まだ、ハイドレーションから水は出てくるものの、いつ枯渇するか心配です。弟も言ってましたがハイドレーションは残量が分からないのが弱点ですね。ただ残量が見えていて次の水場まで絶望的なほど長い距離があった場合など発狂してしまうこともあるかもしれません(笑)。見えない方がいい場合もありますね。ところで水分補給に心を奪われて忘れていたのですが、「すりばち池」があるバズでした。そこで天狗岳のリフレクションを期待していたのですが見過ごしたのか、干上がっていたのか・・・残念です。
高見石小屋は黒百合ヒュッテと正反対で突如として現れます。森の中で見通しが効かないからですかね。この裏手に高見石があります。小屋の脇を通らないと登れないようですね。ここは小屋にザックをデポして行ってきました。
ここから丸山を経由してゴールです。それにしても後半に、アップダウンがあり、また、下りの傾斜が結構キツくてなかなかしんどかったです。どうしてそう思ったか謎ですが、気楽なコースだと思い、今度の槍ヶ岳の練習にテン泊、一眼、三脚と寝袋を除いた装備で来てしまいました。
ゴール手前では夕霧に夕日が差し込みなんとも幻想的な風景を見ることができ、よい締めくくりとなりました。
私は下形整形外科さんの前から「chibikappaさん達いいなあ」なんて思いながら八ヶ岳眺めてました(笑)
水切れの経験は私もありますが、時と場合によっては命にも関わるので気をつけないといけないですよね。私の時は、意識がボーッとして呼吸も苦しくなってきて本当に死ぬかと思いました。炎天下で体調がおかしいなと思ってから、そうなる迄はあっという間でした。途中に水場もなくて、あと30分か1時間下山が遅れていたらと思うと今でもゾッとします。
コメントありがとうございます。麓からoshuchanさんにそんな風に思ってもらっていたなんて、とても光栄です。
水切れの件ですが、気を付けないといけませんね。いつもはかなり余分に持っていくのですが。
炎天下では体調が怪しくなってすぐに意識がボーッとなってしまうんですね。貴重な体験をお話しただきありがとうございます。
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