湯来水越山 木藤谷左俣〜右俣
- GPS
- 05:38
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 828m
- 下り
- 814m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:19
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般道はない。菅田橋の南詰めから木藤谷右岸にそって植林作業道と思われる踏み跡があり、ゴルジュを避けて左岸に渡っている部分もあるが、荒れており不明瞭である。また、水越山の南尾根上には笹の中に薄い踏み跡らしきものがある。 |
その他周辺情報 | 近くに湯来温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
ロープ
ヘルメット
カラビナ
スリング
エイト環
渓流シューズ
|
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感想
水越山879.3mは石ヶ谷峡の西にあり、地形図には名前がないが、「湯来町誌」に記載がある。この水越山を源として水内川に流入するのが木藤谷である。木藤谷は、けっこうな流域を有するが、記録を見ず、知る限りでは加藤武三「広島近郊の山と谷 緑の回廊」の阿弥陀山のコース図に「キトウ谷」とあり、左岸に一か所懸崖の記号が描いてあるのみである。なお、木藤谷の漢字は佐伯区管内図によった。1/2.5万地形図を見てもそれほどの悪場があるようには見えない。国道288号の菅田橋から入渓するのだが、谷の出会いは民家の横で雑草に覆われてさえなく、一度通りすぎてしまったほどだ。植林の山で荒れた作業路もある。谷に入ると黒い岩に滝の白さが力強く、期待を抱かせた。はじめは取水ホースが引かれているのが気にさわるが...。上に行くと白い花崗岩の谷になる。所々岸が立ち、「緑の回廊」の絵のような片側ゴルジュの滝も見られた。左俣はゴルジュに大滝をかけ、見ごたえがある。上部は平川となって倒木が煩いので、適当な所で中間尾根を越えて右俣にくだったが、この尾根の登りがカシの樹林の下の胸までの笹藪で大変であった。水越山までは道もなく時間がかかりそうなので断念した。右俣への下降は植林帯で笹は薄かった。右俣は、大きな滝はないが、倒木が少なく、長くきれいなナメが多い。二俣からは、概ね右岸の踏み跡をたどって下ったが、左岸に渡り返す部分もあり、不明瞭で悪かった。下山後、時間が早かったので、前から寄りたかった伏谷の空口ママのミルク工房*の砂谷牛乳を使ったミルクジャムソフトクリームを頂いた。とてもまろやかで美味しかった。店の横にはすてきな庭とパティオがあり、阿弥陀山を見ながら外で食べることもできる。
*http://soraguchimama.jp/
(追記)昭和42年の地形図**では、キトウ谷に岩崖記号が描かれているが、現在の地図では省かれているのが面白い。
**https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=34.481391&lng=132.253075&zoom=15&dataset=hiroshima&age=3&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2
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