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Yamareco

記録ID: 4710099
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ハイキング
石鎚山

石鎚山 西之川登山口往復

2022年09月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:59
距離
13.8km
登り
1,903m
下り
1,891m

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
1:32
合計
8:57
距離 13.8km 登り 1,903m 下り 1,902m
6:28
112
8:20
8:21
11
8:32
9
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44
9:25
9:32
9
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10:21
8
10:32
10:40
20
11:00
11:06
9
11:15
11:48
8
11:56
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4
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16
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26
13:13
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8
13:30
13:43
101
15:24
15:25
0
15:25
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西之川登山口の駐車場利用500円(料金箱に投入する) 駐車区画は7台
前日(金・祝日)20時半着 すでに先客4台
1時半 空き1台
5時半 満車
トイレ:駐車場北側を流れる川に橋が架かる。これを渡って右に鳥居、左に廃校。廃校の校庭奥にトイレあり。トイレの足もとに小さな照明があるのでそれが目印。トイレまで駐車場から130歩。鳥居に廃校、肝試し感はあるが、橋を渡ったところに街灯あるので怖くない。
コース状況/
危険箇所等
【登山口〜成就社】
 踏み跡は比較的明瞭だが、標高の低い区間では、所々分岐あり。常に目印テープ・案内板(少ない)を意識して進むべし。倒木多し。標高上がると比較的勾配きつい。下り、滑りやすいので注意。
【成就社〜弥山】
 「試しの鎖」手前から木段が断続的に続く。4箇所の鎖場があるが、これを迂回するルートもある(多くの方が迂回ルートを利用していた。)。鎖場、危ないのは確か(特に三ノ鎖は要注意)。復路で、迂回ルート及び、弥山山頂から土小屋方面分岐までの間は渋滞。
【弥山〜天狗岳】
 両側が切り立った崖になっているところなど一部区間では、滑ったり転倒したりすれば命はない。ただ、親子連れがチラホラ見られたし、一歩一歩確実に、慎重に行動すれば、ダイジョウブ(個人の感想ですが臆病で怖がりな私でも往復できた)。行きも帰りも渋滞。
その他周辺情報 登山口から西条ICに向かう途中にある湯之谷温泉を2日間利用。洗い場にシャンプー、石けんなし。500円。
登山口にある看板。こんなん書かれると、ちょっと緊張する。
2022年09月24日 06:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 6:26
登山口にある看板。こんなん書かれると、ちょっと緊張する。
比較的踏み跡は明瞭ながら、案内のない分岐もあったりする。目印テープを見落とさないよう進む。
2022年09月24日 06:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 6:46
比較的踏み跡は明瞭ながら、案内のない分岐もあったりする。目印テープを見落とさないよう進む。
人工の水路を渡る。「水路」は幅があり、その向こうの斜面が急なので注意。復路で撮影。写真向こうが山頂側。
2022年09月24日 15:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 15:02
人工の水路を渡る。「水路」は幅があり、その向こうの斜面が急なので注意。復路で撮影。写真向こうが山頂側。
目印テープを確認しながら進む。登山口〜成就社間は、往路も復路も、コースアウトの警告が頻繁にあり、その度にGPSを確認するため立ち止まる。
2022年09月24日 07:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 7:45
目印テープを確認しながら進む。登山口〜成就社間は、往路も復路も、コースアウトの警告が頻繁にあり、その度にGPSを確認するため立ち止まる。
成就社到着。気温13.5℃、湿度89%。
2022年09月24日 08:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 8:23
成就社到着。気温13.5℃、湿度89%。
八丁坂鞍部を過ぎると、木段が断続的に現れる。
2022年09月24日 08:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 8:43
八丁坂鞍部を過ぎると、木段が断続的に現れる。
試しの鎖。本格的な鎖場は人生初。
2022年09月24日 09:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 9:08
試しの鎖。本格的な鎖場は人生初。
試しの鎖を登りきったら、すぐに下りの鎖場。鎖場の終点、地面に着地する付近では、(写真には1本しか写ってないが、)2本ある鎖のうち、(この写真の向きから見て)左側にある鎖をオススメする。
2022年09月24日 09:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 9:19
試しの鎖を登りきったら、すぐに下りの鎖場。鎖場の終点、地面に着地する付近では、(写真には1本しか写ってないが、)2本ある鎖のうち、(この写真の向きから見て)左側にある鎖をオススメする。
木段が続く。慣れない鎖場で余計な体力を使ったせいか、なんかしんどかった。
2022年09月24日 09:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 9:37
木段が続く。慣れない鎖場で余計な体力を使ったせいか、なんかしんどかった。
夜明峠から望む。すばらしい眺めだった。が、既に標高差1200m登って、まだこの眺め。「あれ登るの?ホンマかいな」が第一印象。苦笑いするしかなかった。
2022年09月24日 09:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 9:40
夜明峠から望む。すばらしい眺めだった。が、既に標高差1200m登って、まだこの眺め。「あれ登るの?ホンマかいな」が第一印象。苦笑いするしかなかった。
一ノ鎖。まずは、先方の方を下から「見学」。ここは難なくクリア。
2022年09月24日 09:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 9:57
一ノ鎖。まずは、先方の方を下から「見学」。ここは難なくクリア。
二ノ鎖。下から「見学」して、右の鎖が(岩が濡れて)大変そうだったので、左の鎖を使う。左の鎖も所々岩が濡れているので気が抜けない。
2022年09月24日 10:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 10:12
二ノ鎖。下から「見学」して、右の鎖が(岩が濡れて)大変そうだったので、左の鎖を使う。左の鎖も所々岩が濡れているので気が抜けない。
三ノ鎖。うかつにも、「見学」できず、先頭を進むことになってしまった。垂直に近いところで、足掛かりを見つけられず困った。腕力で登り切るしかなかった。
2022年09月24日 10:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 10:35
三ノ鎖。うかつにも、「見学」できず、先頭を進むことになってしまった。垂直に近いところで、足掛かりを見つけられず困った。腕力で登り切るしかなかった。
弥山到着。石鎚神社で修験の方が活動(正しい表現方法不知)されていた。読経の大きな声、(下にいた時に聞こえた)ホラ貝の音に、いつもとは違う山の雰囲気を感じた。
2022年09月24日 10:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 10:50
弥山到着。石鎚神社で修験の方が活動(正しい表現方法不知)されていた。読経の大きな声、(下にいた時に聞こえた)ホラ貝の音に、いつもとは違う山の雰囲気を感じた。
ザックを残し、ウエストバックに必要最低限なものを詰め込んで天狗岳を目指す。
2022年09月24日 10:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 10:53
ザックを残し、ウエストバックに必要最低限なものを詰め込んで天狗岳を目指す。
天狗岳到着。写真撮影は順番待ち。狭いため、ここで寛ぐことはできない。
2022年09月24日 11:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 11:16
天狗岳到着。写真撮影は順番待ち。狭いため、ここで寛ぐことはできない。
なので、天狗岳山頂から少し戻った岩場で寛ぐ。眼下には、歩いてきたルートや、そこを往来する人の姿が小さく見えた。
2022年09月24日 11:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 11:19
なので、天狗岳山頂から少し戻った岩場で寛ぐ。眼下には、歩いてきたルートや、そこを往来する人の姿が小さく見えた。
岩場から崖の下を覗こうと試みるが、怖くてこれが精一杯。
2022年09月24日 11:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 11:18
岩場から崖の下を覗こうと試みるが、怖くてこれが精一杯。
その岩場からは全方向を見渡せる。石鎚山から西方向へ連なる稜線や
2022年09月24日 11:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 11:22
その岩場からは全方向を見渡せる。石鎚山から西方向へ連なる稜線や
東側には瓶ヶ森・・・。すばらしい眺めだった。四国のてっぺんにいることを実感。雲がよいアクセント。暑くもなく寒くもなく、風は穏やか。
2022年09月24日 11:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 11:24
東側には瓶ヶ森・・・。すばらしい眺めだった。四国のてっぺんにいることを実感。雲がよいアクセント。暑くもなく寒くもなく、風は穏やか。
弥山へ戻る途中の渋滞で弥山を望む。周りの景色がすばらしいので、渋滞も全く苦にならない。
2022年09月24日 11:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 11:40
弥山へ戻る途中の渋滞で弥山を望む。周りの景色がすばらしいので、渋滞も全く苦にならない。
復路、夜明峠にて。ガスが湧いてきた。登りの方とたくさんすれ違った。皆が山頂からの絶景を望めることを願う。
2022年09月24日 12:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 12:33
復路、夜明峠にて。ガスが湧いてきた。登りの方とたくさんすれ違った。皆が山頂からの絶景を望めることを願う。
オマケ。登山口駐車場近くのトイレはこの橋を渡った左側にある。写真右端に駐車場の一部が写る。
2022年09月24日 15:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/24 15:25
オマケ。登山口駐車場近くのトイレはこの橋を渡った左側にある。写真右端に駐車場の一部が写る。
撮影機器:

感想

 前日、大阪の自宅を13時半出発し、登山口近くの駐車場に20時半着。
 5時半起床。深夜、ざっと雨が降ったが、青い空が見えるよい天気。登山口の看板に「数多くの分岐があり」と注意書きがあり、緊張して臨む。案内板は多くない。踏み跡は比較的わかりやすいが、地元のマイナーな山を歩いている感覚。標高の低い区間で分岐は何か所かあったが、「数多く」ではなかった。目印テープや案内板に従って進む。頻繁にコースアウトの警告がある中、目印テープが見当たらないところは不安になったが、クモの巣が絡まないので、合っているだろうと判断。
 成就社の手前で、ロープウェイ経由の登山者と合流。登山者の方にお聞きすると、「始発から2番目に乗ってきた。」とのこと。鎖場渋滞を考えると、もう少し早く出発すべきだったと後悔。でも、その後悔は杞憂であった。鎖場、混んでなかった。
 「試しの鎖」到着。本格的な鎖場は人生初。まずは、先方の方々を「見学」。ポールを片付け、先方の方に続く。手袋は外して素手を選択。3点支持を基本に慎重に登る。登り用の鎖は(4箇所とも)2本、足掛かり位置を確認しながら、進むルートを計画する。直前の木段で息が乱れ、息が整わないまま登り始めたのは失敗だった。登りきった時は、かなり息が乱れた。登り切ったところはピークになっており、すぐに下りの鎖場。下りは足掛かり位置を確認しづらい。特に出っ張った岩場の下は見えないので、進むルートを計画できず苦労した。下に「案内人」の方がおられて、見えない足掛かりの位置を誘導し「そこは左足で」という具合にガイドしてくださり助かった。復路の下りは鎖場やめて迂回ルートにしよう。自信ない。「一ノ鎖」到着。息が整うまで先方の方を「見学」。なんの印象もなく、スムーズに登り切ったと思う。「二ノ鎖」到着。右の鎖を進む先方の方が濡れた岩場で苦労されているようなので、左を選択。先方の方、たまらず左へ移動。(4箇所とも)岩の濡れた箇所があり、自分に合ったルートを探して、2本の鎖を行ったり来たりできるので、どう進むのか考えるのが楽しかった。二ノ鎖、上の方では、いい足掛かりが見つけられず、腕力で登ったところもあった。間違えて「三ノ鎖」の迂回ルートを上ってしまい引き返す。とりあえず、「三ノ鎖」そばの迂回ルートの木段、邪魔にならないところに座って1回目の食事休憩。「三ノ鎖」直下、「見学」したいが誰も登っていない。居合わせた3人組の方に先を譲ろうとするが、押しに弱い私、先に行くことになってしまった。中段までは順調に進めたが、うかつにも、首に掛けていたタオルを3mほど下に落とす。下の女性の方が、「拾います」と声をかけてくださったが、あんな汗クサイものを触れさせるのはセクハラに等しい。動揺して転落でもさせたら大ごとだし・・・急いで、かつ慎重に取りに下る。所持品の落下には注意である。私の背丈ぐらいの区間であったが、「三ノ鎖」で唯一困ったところがあった。中段から少し上、垂直に近いところがあって、足掛かりを見つけられず、動けなくなった。途中、三角形の鎖を都合のよい位置にずらして、三角形の底辺を足掛かりにしていたが、全ての三角形鎖を思いどおりにできるわけではなく、ここでは、これも使えなかった。下の女性とは、まだ距離があるし、立ち止まって考える。拙い知恵を巡らせたものの、結局は安全なルートを見いだせず、腕力勝負でいくことにした。濡れた岩場で、支えていた両足が滑りだし、一瞬ヒヤッとしたが、握った鎖は離さなかった。もし、落ちてたら下の人を巻き込む可能性がある。でも、現場では、自分が「落ちる」や、上から人が「落ちてくる」発想は全くなかった。引き返す発想もなかったし、怖さもなかった。これってクライマーズハイってやつなのだろうか。鎖場、非常によい経験ができた。ヘルメットしてる人は少数派だったが、ヘルメットしなかったことが大きな反省点で、事前に思いつくことすらなかった。高さがあって、落ちればヘルメットしてても助からないかもしれないけれど、ヘルメットを装着する意識を持ちたいと思う。まずは買わねば。
 「三ノ鎖」を登り切ったところが弥山山頂。すでに大勢の方が寛いでおられ、スペースがなく、天狗岳を目指す。一部危ないところがあったが、クライマーズハイが続いているのか、全く怖さはなかった。もちろん、慎重に行動した。天狗岳手前で、往来の邪魔にならない岩場を見つけ、ここでしばし寛ぐ。四方が見渡せる。とてもよい眺め。山歩きを始めて(再開して?)もうすぐ丸2年、山頂で眺めた一番の絶景だった。(最近、よく書いているように思うが、)この日のことは忘れまい。下り時、辛そうに登ってくる方々には、山頂からの絶景を語り鼓舞した。
 次の日に瓶ヶ森に登る計画だったが、「登りたい」より「帰りたい」気持ちが勝った。結構疲れた。翌日、腕が筋肉痛で、こんなん初めて。足はいつもと違う部位でも筋肉痛。
 水2リットル携帯し、復路の成就社で0.5リットル追加、2.2リットル消費。
 15時半現地出発、自宅着23時。

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技術レベル
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