【越美国境稜線】絶景の金草岳 アップダウンに苦しみ冠山は断念
- GPS
- 04:44
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 709m
- 下り
- 693m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※福井県池田町と岐阜県揖斐町を繋ぐ冠トンネル(R417)は2023年に全線が完成する予定。以後、冠林道は一般車通行止めになると予想される。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金草岳登山道は刈り払いされてよく整備されている。絶景の稜線歩きが楽しめます。アップダウンが多いので要注意。 |
その他周辺情報 | 冠壮渓流温泉600円(ナトリウム・炭酸水素塩泉)、かずら橋300円 |
写真
感想
久しぶりに晴れ予報の日曜日、少し遠出を(私にとっては)してみようと冠山へ向かうことにした。冠トンネル工事現場で6分の信号待ちに遭い林道を九十九折れに冠峠に着く。途中で倒木処理もあって自宅から2時間もかかる山深い所なのだ。
岐阜県側が最近通行可能となったようで思いの外賑わっている。両方登るなら冠から金草の順が王道である。今日は体調に不安があり金草岳に向かうことにする。ほとんどの登山者は冠山だけなので金草への稜線では数人にすれ違ったのみで静かなもの。
桧尾峠直下の最低鞍部まで朝露で濡れた登山道を下って行く。振り返ると部子山と銀杏峰の山容がデンと鎮座している。白山が荒島岳との間に見えていたがこの日はこれが最後の眺望となる。
数十mのアップダウンに耐えながら白倉岳直下の急登を這い上がると、ようやく凛とした金草岳がお目見えする。3回目なので分かっているが未だか未だかと麗女に焦らされるのである。稜線にはアキノキリンソウ、ツルリンドウやオヤマリンドウが辛さを紛らわせてくれる。
山頂に到着すると入れ違いに2名の方が下山され、名古屋からの単独女性が休憩中であった。後から単独男性も上がって来られ他愛もない山談義を交わす。その内、私ひとりとなって絶景をおかずにランチタイムとする。上谷山や三周、蕎麦粒や雷倉等の奥美濃の山々、奥越の部子山、銀杏峰、荒島岳などの360度のパノラマを楽しむ。
さて絶景で満腹になったら下山だ。きついアップダウンに膝が悲鳴を上げ始める。最低鞍部からの登り返しは十歩進んで休むという体たらくだ。結局、上りと全く同じ2時間を要して冠峠に下り立つ。最早イチミリも冠山に登ろうという気は起こらない。何故なのだろう?身体が鈍ってきたのか先が思いやられる山行となった。冠壮温泉で棒になった脚を癒やして帰路に就く。
僕もそこの2座がまだ未踏なんです。
一度は峠まで行ったのですがガスで真っ白。
こんな日に登ってもなぁと思い止めて帰りました。
岐阜県側からの道がとても良かったのを覚えてます。
紅葉のころ行きたいものです。
遠征も含め精力的に歩いておられ敬服いたしております。私のレコがお恥ずかしい。
白山からの帰りに寄られたんでしょうかね。ガスッていたのは残念でした。
冠トンネルが開通するまでに、稜線の紅葉は見ごたえがあります。
健脚者はへっちゃらでしょうが、冠→金草をお勧めします。
池田町河内からの登山道も使えるようです。
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